こんにちは、かたせうみです。
先日2泊3日で函館に行ってきたので、旅行記を書こうと思っていたのですが、まずはホテルのレビューから、と思い、今日は泊まった『ラビスタ函館ベイ』のレビューをしたいと思います。
次回は、函館大沼にある、『グリーンピア大沼』のレビューとなります。
よろしくどうぞ。
と、いう事で、ラビスタ函館ベイに到着!場所はここ!
『ラビスタ函館ベイ』は、函館のベイエリアにあります。
JR函館駅から、市電に乗り換えて「魚市場通」から徒歩5分。
「末広町」で降りるなら、ベイエリアを散歩しながら徒歩10分です。
頑張れば、函館駅から歩くことも可能です(頑張ればね。)。
函館の市電は駅の間隔が短いので、函館駅から遠くはないです。
車の場合は、チェックイン日の午後12時から駐車できて、一泊500円。
それより前の時間は、1時間200円となります。
この辺りには金森倉庫があったり、海が見える素敵なお店もあったりして、なかなか ロマンチックな雰囲気です。
函館名物「ラッキーピエロ」のベイリア店もありますよ。
ベイエリア店のラッキーピエロの客席は、贅沢にもオーシャンビューです。
ラビスタ函館ベイの売りは?
『ラビスタ函館ベイ』の価格帯は、ちょっと高め、というか、結構高いです。
売りは、屋上展望大浴場と、朝食。
特に、朝食はトリップアドバイザーで北海道部門7年連続1位を取ったとか。
という事で、今回は朝食付き、スタンダードツイン、娘と二人で36000円のプランです。(高いね)
因みに、時期は多分お盆時期のいちばん高い期間だと思います。
閑散期や平日なら、もう少し安いかもしれません。
それでは、入り口からレポートしていきます!
それでは、『ラビスタ函館ベイ』を、入り口からレポートしていきます。
ラビスタ1階エントランスからロビーへ
ホテルの大きさに比べてエントランスは小さい。
ロビーは素敵な赤絨毯でエレガントな感じがしますが、いかんせんビジネスホテル並で大きくはなく広々としていないので、少し解放感に欠けます。
このホテルの規模とロビーで、繁忙期まわるのかなぁ??という感じです。
(繁忙期ではなかったので、実際は分かりません。当日は快適でした。)
入って右側に、ショップがあります。
ドアマンやベルボーイ、ベルガールはいません。
金額設定が高めなので、ちょっとこれにはびっくりしました。
フロントは3人位で、並ぶと臨時のカウンターが出ますが、接客はスムーズで滞ることはありませんでした。
ちょっと素敵なオーナメントのあるロビーは、これまた少し暗め。
窓はありますが、大きくないので、外光はほとんど入ってきません。
余談ですが、3.11の津波の時には、函館のベイエイリアにも大きな被害があり、『ラビスタ函館ベイ』の1階部分にも冠水しました。
鍵をもらってお部屋に
さて、鍵をもらったので、お部屋へGO!
今回は、リーズナブルなスタンダードツイン。
バスタブはなく、シャワーブースのみのお部屋ですから、あまり期待はせずに。
エレベーターを降りて、廊下を進みます。
デザイン性の高い廊下やお部屋の扉です。
サイズはやっぱり、ちょっと狭い。
入り口、マジで狭い。
和ベッドの部屋なので、玄関を入った後、和風な感じで、部屋に入る前に靴を脱ぐようになっています。
高いお部屋だともっと広いのだろうけど、湯の川のホテルが同じ価格帯でもっと広くて、大浴場と2食付いていることを考えると、『狭いなぁ~・・』という言葉しか出ない。
湯の川は湯の川で場所がちょっと不便という事はありますが。
GWに、同様の価格帯でリッチな「リーガロイヤル」に泊まったもんだから、どうしても比べてしまうよね~。
こちらは、「リーガロイヤル」のレビューです。
リーガロイヤルホテル大阪に泊まりました。リモネとなだ万の朝食レビュー付き - 人生半分過ぎたらしいので、色々やってみるブログ
洗面所とシャワーブース。
清潔に保たれています。
『ラビスタ函館ベイ』は、屋上に立派な温泉大浴場があるので、バスタブはなくても気になりませんが、やっぱり狭いね。
気になるアメニティーは・・・・。
クレンジングや化粧水の類は一切ありませんので、準備していきましょう。
大浴場にはありましたが、お高いものではなく、クレンジングも「化粧も落とせる洗顔料」でした。
この価格帯で、今の時代の流れなら、もう少しアメニティーにこだわってもいいと思うけど・・。
シャンプー・コンディショナーは、使い捨てではなく、シャワーブースにボトルがあります。
一応、「ポーラ」製品。
お部屋の内部は??
お部屋に入りました。
『ラビスタ函館ベイ』のベッドは、普通のベッドのお部屋もありますが、特徴のある「和ベッド」のお部屋が多い。
「和ベッド」とは、和モダンテイストのベッドの事で、「畳ベッド」ではありませんので、マットレスはふかふかで寝心地はとてもいいです。
ベッドフレームが変わっていて、シックなオーク色、足元が広く、ベンチの様になっています。
ベッドはまぁまぁ広め。
部屋が狭いので、くっついています。
カップルにはいいかもね。
デラックスのツインになると、ベッド間は空いています。
コーヒー豆とミルのセット。
コーヒー飲まないので、レビューなし、ごめんなさい。
評判はいいようです。
大浴場用の湯カゴがちゃんと用意されています。
可愛い・・♡
お部屋には、パジャマと館内着が用意されていて、館内着は、お風呂場等館内どこでも着て行っていいそうです。
楽ちんだけど、レビューを見ると、バーにも館内着で登場する人がいるらしいので、ちょっともやっとする・・。
『ラビスタ函館ベイ』自慢の展望露天風呂です。
ラビスタ自慢の サービスの一つ「展望大浴場」。
浴場の写真はさすがに撮れないので、HPから拝借。
最上階の空中楼閣 「海峡の湯」 | 【公式】ラビスタ函館ベイ / 函館 ホテル 共立リゾート HOTESPA.net
実物が写真と違う事はままありますが、展望風呂は、ほぼ写真と一緒。
快適で、眺めもいい。
ホテルが大きいので、混み混みかと思って入りましたが、夕方5時ころと、夜中12時ころ、どちらも空いていてとても気持ちよかったです。
温泉ホテルほど広くはありませんが、脱衣所も清潔で、パウダーコーナーとも分かれています。
お湯は温泉。
かけ流しの湯船もあり、源泉はかなりぬるくてゆったり入れます。
(熱湯もあります。43度くらい)
露天風呂からの眺めは、眼前に函館山や海が見え、写真より開放感がありました。
これは、確かに自慢のお風呂ですね。
「お休み処そら」湯上りに休めるところがまた素敵。
温泉を上がると、小休止できるスペースが横にあります。
数人で来た時には、待ち合わせもここでできますね。
湯上りに嬉しい、アイスキャンディーのサービスもあります。
娘は大喜びで食べていましたが、私はビールが待っているので、この時は食べませんでした。
「お休み処そら」は、写真で見るよりスペースも窓も大きく、窓からはベイエリアや倉庫群も見渡せてすごく素敵でロマンチックな空間です。
いっそバーでもいいくらいですが、同じような眺めのシックなバーは、ちゃんと12階にあります。
写真は夕方ですが、夜になるともっと素敵です。
これがコンパクトデジカメの限界か、夜は全然撮れなかったけど、ベイエリアはこんな感じになります。
ラビスタ函館、お待ちかねの朝食レビューです。
それではお待ちかね、ラビスタ一番の売り「朝食」のレビューです。
共立メンテナンスのホテル事業は、大浴場と朝食がウリですね。
初めて泊まる私でも知ってます。
それでは、朝食券をもってレッツゴー!
レビューの半分以上は「すごく混んでる」とあったけど、その辺どうかな?
昨日のチェックイン時は、ツアー客は少なめだったし、夜も静かだったけど??
おっと、時刻は午前8時ちょっと前、やっぱり並んでるけど、想像よりは並んでいない。
外で並んでいる人用に、お水やお茶のサーバーがあります。
フロア係や案内係もいて、手慣れた感じでちゃんとフロアコントロールはされています。
5~6分並んで、比較的スムーズに着席。
朝食会場「北の番屋」。
会場内は、思ったよりかなり広い。
フロアコーディネートは北海道感満載で、和風居酒屋風。
個人的には、ビーチリゾート風が好きですが、ここは北海道だし全然OK。
そして、案内された席は窓際。
ラッキー!
窓がある壁側は、全てに窓が入っていて、場内は比較的明るいです。
と思ったけど、見える景色は駐車場かぁ・・、周囲の建造物を考えると仕方ないですね、赤いレンガじゃない倉庫(絶賛稼働中の水産系の倉庫)も多い所だし。
今日は若干曇っていることもあり、眺めはちょっと残念な感じ。
晴れてたら、山向こうの海がキラキラしていたかも・・?
朝食会場見取り図と、食事の写真
北海道産イクラのかけ放題を目玉とする、『ラビスタ函館ベイ』の朝食ビュッフェは、和食がメイン。
洋食もあるけど、ちょっと隅にやられています。
スイーツは花畑牧場。
シェフがその場で焼いてくれる卵料理はないけれど、魚やとうきびを炙って焼いて出してくれる「あぶり処」があり、係の人が焼いてくれた、焼きたての鮭やたらこでご飯を頂くことが出来ます。
そして、ベーコンは厚切りでジューシーでした。
卵料理は私の中では結構大事にしているんですが、周りのお客さんで、洋食を食べている人は皆無に等しい。
やっぱり海鮮丼が目当てなのね。(当たり前か)。
ジュースの種類は、まぁこんなものでしょう。
北海道名物「ソフトカツゲン」があります。
味は「マミー」みたいな感じです。すごく甘いです。
コーヒーやお茶もちゃんとあります。
果物と野菜はまぁまぁありました。
ここが、海外のリゾートホテルと違うところなんですよね・・。
野菜も果物も高いからねぇ・・。
私も朝からいくら・イカ丼です。
ネタは他にもネギトロや甘えび、サーモン等があります。
味、不味いわけなし。
あぶり処からは、レンコンとタラコ、とうきびをチョイス。
食べきりサイズでちょうどいいです。
レンコンがあるのは、すごく嬉しい。
イクラは、アラスカ産と道産の2種類がありましたが、食べ比べてみたら全然味が違う・・・・。
道産イクラは、本当にすごくおいしい・・、いつも食べてるけど、こんな違うのかとびっくりした。
そして、イカが甘くて美味しかったのにもびっくりです。
たぶん冷凍イカなんだと思うのですが、甘味や旨味があって、すごく状態がいい。
イカは冷凍しても味落ちしにくいですが、保存が悪いとすぐにまずくなるんです。
イカの不味いのは、本当に美味しくないものですが、ビュッフェなのにこのイカが出せるのは、ちょっとすごいと思う。
そして、花畑牧場のプリンは、絶品でした。
カラメルはほろ苦く大人の味で、プリン全体も甘ったるくない。
やわらかいタイプの瓶プリンですが、トロっとしてるのではなくて、ちょっとつるっとしている。
すごく私の好みの味。
海鮮も良かったけど、プリン一番かも・・。
まとめとおまけのおススメホテル
函館に宿をとる場合、どこに泊まるのか、夜は遊びに行くのかとかも大事ですよね。
『ラビスタ函館ベイ』、評判の朝食とお風呂は、やっぱりすごくよかったです。
ただ、朝食をつけなかったり、大浴場を利用しない場合は、高あがりの宿となる事もお含みおきください。
先に書きましたが、お部屋やロビーが狭いので、外見よりはリッチ感に欠けます。
誰と泊まるかも重要ですが、ロビーが広くてリッチなホテルと言えば、近くに「函館国際ホテル」が、駅前に「フォーポイントバイシェラトン」等あります。
(湯の川エリアはまた別のお話なので外します。)
価格を下げてビジネスなら、五稜郭エリアにも比較的広目のビジネスホテルがあります。
「朝食は洋食派」や、「お刺身食べられない」方の場合は、多分ここの朝食は「食べられるものがなかった」という評価になるなとは思います。
あ、通常想像する範囲の洋食や和食はありますよ。
目的に合ったホテル探しは重要ですが、ハイクラス感よりも、朝からお刺身やイクラ丼が食べられること、大浴場があるホテルであるという事を重視するなら、とても満足のいくホテルになると思います。
休憩所や大浴場からの眺めも素晴らしく、外で食事をする場所も沢山あります。
おまけのおススメホテル2軒
ラビスタ函館ベイのレビュー記事ですが、函館で泊まった事のあるホテルを2つ紹介します。
下で紹介しているのは、教会群やロープウェー乗り場にほど近い、こじんまりしたホテル。
朝食も、数は多くありませんが上質で美味しく、焼きたて卵料理があります。
そして、朝食に行列することは多分ありません。
朝からスパークリングワインが供されたり、ペリエがあったりと、とてもよかったホテルです。
お部屋は広く、大浴場は、ラ・ビスタにはかないませんが、一応あります。
元々『シエナ』というホテルだったんですが、WBFが買い取ったのかな?
イクラのかけ放題も、数年前はやっていたけど、今はイクラの価格も高騰しているから、どうかなぁ・・。
落ち着いた、規模の小さいホテルをご希望なら、大変おススメです。
個人的にはこちらのホテルの方が良かったので、紹介します。
さらに下は、五稜郭エリアで泊まった事のあるホテル。
ごく普通のビジネスホテルの割に窓も大きくて、立地が良く広めだったかな?
下にコンビニもあり、価格も安め。
ホテルのデザインもあか抜けていて、あたりでした。
夜遊ぶなら、断然五稜郭エリアがおススメです。
この記事は、金額や施設、立地等を 総合的に判断して、個人的な見解で作成しております。
長らく書きましたが、函館にはたくさんホテルがありますので、函館で宿を調べている方の参考になれば幸いです。
読んでいただき、ありがとうございました。