映画:アリータ/バトルエンジェル 劇場ポスター
こんにちは、かたせうみです。
公開2週目、『アリータ/バトルエンジェル』を観てきたので感想等を書いてみます。
今日はちょっと、ネタバレするかも・・。
と、いう所で、アリータの感想1
それでは、『アリータ/バトルエンジェル』をみた感想ですが 、ちょっと薄味だったかな~?って感じでした。
面白いのか面白くないのかというと、『まぁ、バトルシーンとか面白かったかな?』という、感想もちょっと薄い感じです。
映画館で数回予告を観て、すごく面白そうで期待していたのですが、予告で上映されていた熱い部分が、そこかよ!って所だったり、ラストが少年漫画の打ちきりみたいだったり、若干「はぁ~??」となってしまうワタクシ。
3部作とか、続編ありきの作品とか、聞いてませんけど??
CGは素晴らしかったけど、今では見慣れた近未来の光景。
原作が発表されたのが1990年という事で、サイバーパンクな近未来のこの風景は、30年という時間の中で色々な所で既に使い古され、ありふれたものになってしまった。
(漫画の方は、1巻を読んだ限りは面白かったですよ。)
色々な所で言われている、アリータのCGや大きな瞳がちょっと気味が悪いという部分は、映画が始まれば私は特段気にはなりませんでした。
主人公のアリータ以外のキャストはほとんど人間なのに、サイボーグが普通に闊歩していたり、普通に皆身体が機械だったりする世界観がよくできているからでしょう。
映画によく溶け込んでいるというか、全然普通の日常風景です。
それに、アリータはなかなか可愛かったです。
原作は、日本の『銃夢(ガンム)』という漫画なんですが、私は残念ながら当日まで読んだことはありませんでした。
原作つきと聞くと、『映画を観て興味がわいた』とか、『原作を知らなくても楽しめる』というのが定番ですが、今日の作品は
『・・・、原作の方って、どうなってんの??』
という感想です。
銃夢の1巻を読んでみた
一体、どういう内容なんだと原作を借りようと思い、近くのレンタル屋に寄ってみたけど、全巻貸し出し中じゃないの!!
仕方ないからネットで探したら、アリータが映画になってたお陰で、1巻無料で読む事ができました。
『銃夢』本編の連載は既に終了していますが、続編は現在も連載中です。
映画に比べて街並みが少し和風な感じで、『ブレードランナー』と『FFⅦ』のミッドガルを足して2で割ったような世界です。
といっても、銃夢の方がFFより発表が早いので、似ているとしたら、FFのデザイナーが銃夢に影響を受けたという方が正しい表現ですね。
話としては、同じ部分もあり、大幅に違う部分もあり・・。
大まかな点では同じですが、結構人間関係や漫画で表現されていた部分が違っているので、ここを許せるかどうか。
私は、原作と実写が違うともう許せない方なので、原作を先に知らなくてよかったと思います。
映画は、結構ハリウッド風なアレンジになってます。
ただ、原作では登場しない、印象に残る魅力的なハンター・ウォーリアーもいましたし、空中都市「ザレム」や装備に関しては、すごく忠実に再現されていました。
あれは凄かった。
アリータのエキセントリックな愛の表現にビビる感想2
『アリータ/バトルエンジェル』の本編は2時間。
お金持ちは、空中都市「ザレム」に住み、地上はスラム状態。
サイボーグを修理するのを生業としているイド博士は、ザレムが地上に排出するゴミ捨て場で奇跡的に脳が無事なサイボーグを拾います・・・。
もう、この世界で全てが生身の人間というのはほとんどいなくて、みんなどこかは機械の体。
更に、モーターボールという競技の為に自らをサイボーグに改造しているという・・。
優秀な機械の腕や部品は狙われて闇討ち。
臓器売買ならぬ、闇のパーツ売買も行われています。
もう、脳さえ無事なら何でもいい世界です。
恐ろしい・・。
あ、モーターボールでファイナルチャンプになると、空中都市「ザレム」へ行けるそうです。
そして、皆ザレムへ行くことを夢見てるみたいですね。
で、アリータは一人の青年と出会うのですが、結構愛情表現がエキセントリックでビビる私・・。
それは、アリータがまだ少女だとか、修繕されて間もなく、経験や知識が成熟していない証でもあるんだと思うけど、自分の超貴重な心臓を売って二人でザレムへ行きましょうとか、私が稼ぐとか、典型的なダメンズを呼び込む恋愛体質で、ちょっといたたまれなかったです。
それにしてもあの彼氏、最後まで使えなかったなぁ・・。
続編ありきなら、そう先に宣伝してほしい
バトルシーンは良かったのですが、映画中盤以降、『この映画、時間内に絶対終わらないだろう!』という予感で頭は一杯。
本当に続編ありきで作品が作られていて、この話で完結すると思っていたので凄くショックです。
先に言ってほしかった。
あれじゃ、本当に少年漫画の打ち切りですよ。
モーターボールの部分は、原作で「モーターボール編」というのがあるらしいので、飛ばしたという事か??
それとも、あれで全部映像にしきったのか。
本編でも一応モーターボールは行ってましたが、最後があれだったら、もう映画ではこの部分はやらないでしょう・・。
う~ん、原作がしっかりしているので、続編があってもグダグダにはならないと思いますが、今回はちょっと面白い所をお伝え出来ずにレビューが終わりそうですね。
数年後にアリータの続編が公開されたら????
これから原作を読む予定なので、漫画に愛情を感じたらきっとまた観に行くでしょう。
そして、レビューも最後なので、前半で書けなかった一文をここで披露したいと思います。
でもさ~、 予告で一番ワクワクしそうだった部分が映画のラストシーンだったとか、ひどくない?
今日はこんな文章でごめんなさいね~。
読んでくださった方、ありがとうございました。
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