こんにちは、かたせうみです。
流氷を見る旅、遂に本日観光船に乗りますよ!
観光船の乗り場は、道の駅「流氷街道網走」内にあります
やって来ました網走へ!
流氷観光船の乗り場は、道の駅「流氷街道網走」にあります。
車(レンタカー)を駐車場に止め、船着き場へ向かいます。
なんか、結構人がいる・・。
コロナ禍になる数年前の10月に来た時はこんなじゃなかった。
一般的に「北海道の旅行シーズンは夏」と思われがちなんだけど、真に活気づくのは実は冬。
場所にもよるんだけど、雪まつりやスキー、流氷等で、北海道の観光客が増えるのは、本当は冬なんだよ~。
で、まぁ、網走港へ到着しました。
早々にチケットを購入します。
勿論予約はしています。
空きがあれば、すぐにチケットを購入し、普通に乗船すればいいのだけれど、流氷の時期はツアーなどが入るので、予約しておいた方が無難です。
ていうか、予約しないと乗れない確率高いので注意!
予約方法や、混雑具合はコチラの記事を参考に
さて、出航時間の40分位前に到着し、予約番号を伝えてチケットを購入します。
支払いは、現金のみ。
旅行支援の応援クーポンは使えますが、カードやQRコード決済はできないのでご注意下さい。
また、観光船に乗るには、乗船名簿が必要です。
そこまでの個人情報は求められませんが、その場で書くと時間も掛かるので、ホームページから印刷し、事前に記入したものを持って行くと早くて楽でオススメです。
必要事項が書いてあれば、決められたフォーマットでなくてもいいようですよ。
さて、滞りなくチケットを購入し、道の駅を見学。
数年前に来た時と変わらず。
夫が食べた流氷ソフト。
味はクリーミーでまったり。
ミルク感や氷の粒子はそんなに感じないタイプでした。
ああっ!
これは、シマエナガのピンズガチャ!
しかも、いっこ100円!
ちょっと!
一体いくら使うつもりなの!
え、いや、みんなのお土産にしようかと思って・・。
目の色変えて、連続で10個近くガチャガチャやってるスキーウェアの主婦を、避けて通りながらも好奇の目で眺める人々。
そんな事やってたら、続々とツアーバスなどが到着し、駅内はあっという間に長蛇の列・・。
写真はまだ並びが少ないけれど、この後バスが3台も4台も到着し、あっという間に駅の外まで行列ができる。
マジか・・。
出航時間近くなり、いよいよ砕氷船内へ
いよいよ、桟橋を渡り船へ乗り込みます。
「おーろら」の中は、流氷を見られる暖かい船内の席に、流氷を間近で見られるデッキ、眺めのいい2階席などがあり、見た目よりも広い。
売店では、ぬくいコーヒーや網走の地ビール、軽食なども売っていますが、肉まんは早くも売り切れていた・・。
本日のクルーズは、多分満席。
有料の特別席も、早々にソールドアウトです。
でもね、私しゃそんなの眼中にないんだよん。
皆いい席を取るのに必死だが、私は流氷を間近で見られるデッキに待機。
その為に、モンベルのインナー着てるし、ネックウォーマーでスキーウェアだ。
少しも寒くないわ!
と、ちょっと古い雪の女王になった所で出航。
船は出航し、流氷地帯へ!
いよいよ船は出航し、流氷地帯へ向かいます。
今日は、風の向きで流氷が少し遠くへ行ってしまったとの事で、クルーズは10分程度の延長を予定。
遠くへ行ったと言っても、網走港を出た途端、白い塊が見え隠れ。
iceberg ahead!
このセリフが分かるのは、映画タイタニックのファンではなく、かつて某英語教科書で学んだことのある、きっと同年代のレディースエンジェントルマン。
(映画「タイタニック」でも同様のセリフがあるが、icebergとaheadの間に、rightが入るのだ、確か)
まぁ、セリフ自体は不吉なんだけど、義務教育の威力を発揮し、網走港を後にする。
船から見た網走港。
良い眺めです。
水鳥たちもお見送り。
さてさて、船が出航すると、薄い氷の膜が流れてきます。
これがまた綺麗で、初めて見る光景に、デッキに出ている人たちから、歓喜の声が聞こえてきます。
多分、これは流氷と呼ばれるものではないのだけれど、進行方向からサーーーッと流れてくる様子は、筆舌に尽くしがたい美しさ。
天気も良かったので、流氷はキラキラと光り、船が進むごとに、その厚みを増していく。
ポカリと浮かんだ氷の上に、2羽のオオワシを発見。
のんびりと羽を休めている様子。
「流氷地帯に入りました。これより船は減速します。」
流氷地帯に入った旨のアナウンスがされると、船は減速し、ゆっくりと進行。
流氷に乗りあげ、氷を砕きながら進むので、揺れを伴うと事前に説明がされてましたが、思ったほど船は揺れず。
気付けば、周囲は一面白の世界・・。
後ろに見えるのは、知床連山。
わ~!!
南極だ!
南極だ!!
船から流れるBGMも、南極物語なあれだ。
すげ~!!
◯ィズニーランドみたいだ!
あんた・・、なんて陳腐な表現を・・。
相変わらず国語力のない夫だが、しかし、言い得て妙と言うか、この表現は納得いかないが、確かにこれはアトラクション。
想像以上の臨場感だ。
いくら見ていても、見飽きない。
・・しかし、ここで、携帯の充電に危機が迫る。
寒い所ではバッテリーの減りが異常に早く、あっという間に電池が切れる。
知っていたからリュックではなくポケットに入れていたが、無駄だったようだ。
私の携帯の電池は死んだ・・。
今日のウェアには内ポケットが無かったので、外ポケットに携帯を入れていたんだけれど、全く意味はなかったようだ。
寒いと電池が切れちゃうので、皆さんの携帯は、内ポケットなどの暖かい所に保管してくださいね。
流氷クルーズ終わり、網走港へ帰港
流氷地帯をゆっくりと進み、船が旋回した事を体感すると、港へ戻る旨のアナウンスがされる。
BGMは、タイタニックが出航する時に使われる、あの曲とよく似ている。
ていうか、多分あの曲。
あっという間の1時間だった。
私はずっとデッキにいたんだけど、全く寒さを感じず、ただただ感動するばかり。
だけど、網走港へ近づくにつれて空気がぬるくなったので、実際の流氷地帯はものすごく気温が低いんだと思う。
スキーウェア+冬山登山用の靴下にしてよかった。
中国から来た人とか、結構お洒落ダウンにショートパンツとブーツみたいな人が多かったけど、流氷を見るなら、勿体ないからしっかり防寒して、デッキでその迫力を体感して欲しいな。
と、かたせうみは思いました。
オオワシやオジロワシは沢山いたけど、今回アザラシは目撃できず。
また、飛翔するオオワシや、海面にアタックし魚を獲るオオワシも拝めませんでした。
タイミングもあると思うんだけど、それらを見るなら、やっぱり羅臼かなとちょっと思いましたが、網走の観光船は旅行者の観光用に、かなり行き届いた造りになっています。
私みたいなレンズをつけた人間はほとんどいなかったけれど(羅臼のクルーザーはバズーカ持ちばかりらしい)、交通の便はいいし、揺れが少なくて暖かい席に避難できる観光船はおススメです。
実際の流氷が、こんなにすごいとは思いませんでした。
さて、船は網走港に近づき、感動と共に今回のクルーズは終了。
こちら↑の写真。
おーろら2の後ろに見えるのは、つい先日進水式を迎えた「おーろら3」。
小型の船で、流氷のすぐ近くまで迫れる仕様の新しい観光船のようです。
水中ドローンなどを駆使して、流氷のまた違った面を見る事が出来るようですよ。
私が行った時にはまだ運航が開始されてなかったんだけど、流氷が大迫力だったので、来年またくるぞと心に決める。
冬の北海道はなかなか勇気がいりますが、流氷を見に、是非遊びに来てみて下さいね。
屋内は暖かいし、慣れれば日中はそんなに寒くもないですよ。
あと、観光船に乗れなくても、流氷を見られる場所はあります。
それはまた今度。
流氷観光野鳥の旅、続く。
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