うみブログ

主に旅行記や、映画の感想などの雑記ブログ

EOSKISS(イオスキス)X10のAv(絞り優先)モードで、写真が黄色っぽくなるのは・・、季節のせい??

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こんにちは。

一眼歴1年未満の初心者かたせうみです。

 

デジタル一眼のオートモードに慣れてきたら、色々な設定をしてカメラの機能を試したくなるのが人間というもの。

 

マニュアルモードといかないまでも、背景がボケて鳥の写真がプロっぽく撮れる「絞り優先モード(以下Avモード・値はいつも最大に開放している)」は、私のお気に入り。

 

絞り値のみ低く設定し、他の細かい設定などはせずに撮影をしてても、割と良い写真が撮れてたんですが、ある日を境に、Avモードで撮影した写真が、白飛びしたり、黄色っぽい画像になったりするようになりました。

ええ~・・、なんでぇ??

 

Avモードで撮影した写真を比べてみる 

 

 

上の写真は、6月頃にAvモードで撮影した写真。

絞り値は5.6。

ホワイトバランス等々は全てAutoにしているのですが、データを見たら、露出は1/1000秒で、ISO感度は3200でした。

 

同じ設定で風景も撮影しましたが、こんな感じです。

 

 

所が、ある日を境にAvモードで撮った写真がこんな感じに・・。

 

白飛びした写真

真っ白く色が飛んじゃってる・・



何もいじってないのに、風景が白飛びしちゃってます・・。
これ、今にして思えば、絞りを開放したまま真夏の太陽で風景を撮影したせいと思われますが、当時の私には原因が分からなかった・・。

 

設定いじるの面倒だから・・。

 

日陰に入っても、こんな感じ・・⤵

風景はなんかノスタルジックに・・

そして、鳥の写真はこう⤵。

 

ヒヨドリの写真

ヒヨドリ

 

鳥の姿はちゃんと映っているけど、季節は夏で、周囲は濃い緑なのに、なんか黄ばんでますよね・・。

同じ被写体を、Avモードではなく、Auto等で撮影した写真はこちら⤵です。

本来の色は⤵が正しいです。

 

 

明らかに色が違う

 

ある時を境に、Avモードで撮影した写真がどうやっても黄ばんでしまうので、私は暫く、SCNモードの「ポートレート(背景がぼやけやすく、人物が綺麗に撮れるらしいモード)」で撮影したり、まるっきりのAutoモードで鳥を撮影していました。

 

ヒヨドリの写真

特に何もしない方が綺麗に撮影できるというジレンマ・・

 

調べてみた所、「白飛びは露出を下げるといい」とか、「本体側設定で画像の明るさを下げるといい」等という表記が見つかったので、露出を下げたりしたのですが、ちょっと露出を下げると写真は真っ暗になり、色味の改善は見られない。

 

Mモードにして、シャッタースピードとかも変えてみたけど、全く変わらず。

余談ですが、当カメラのシャッタースピードの限界は1/4000秒らしいです。

絞り値は、頑固に最少(今思うと、これが悪かった・・)。

 

何をしてもダメだから、もう、カメラのセンサーか何かがやられたのかと思っていました。

 

10月に入ったら、なんか直った・・

 

そんな感じで、毎回Avモードを試すものの、写真の色が黄ばむので、泣く泣くAutoとかSCNのポートレートとかを使って撮影していたのですが、10月に入って撮影したエゾリスの写真をご覧ください。

 

Avモードで、絞りf5.6で撮影したエゾリスの写真

Avモードで、絞り5.6で撮影したエゾリス

 

・・、なんかいい感じに撮れてませんか??

本来の色は下⤵の写真の方が近いのですが、写真の黄ばみが少なくなったと思いませんか??

 

 

更に、この日Avモードで撮影した鳥の写真は、以下の様になります。

 

 

 

・・・、直ってる・・。

 

まぁ、色味の問題は、他にもいじるべきところがあったのですが、それはまた後述するとして、気温や天気などが全く同じように思えても、7~9月の太陽の光というのは、春や秋とは全く違うという事で、人間の目には同じように思えても、あらゆるものが数値化されている世界では、物凄い違いが出るのだなと実感した1年目。

 

私は、常に背景をぼかしたくて、絞りを開放マックスにしてAvモードで撮影してましたが、まずはそれが大きな間違いでした。

 

でも、cannonの他のカメラは分かりませんが、初心者向けのエントリーモデルである「イオスkissX10」のメニュー表示画面て、初期はこれ⤵なんですよ。

cannonイオスkissX10優しいモードの画面写真

設定できるところが少ない「やさしい」モード

 

レンズがついていないので数値は出ていませんが、「ぼかす」と「くっきり」しかないならもう、問答無用で「ぼかす」方に全振りしてしまう私の気持ち、お分かりでしょ?

 

余談ですが、本体設定で変更すれば普通のメニュー表示になるし、細かい設定もできるようになります。

 

という訳で、いじるべきところは「ホワイトバランス」らしい

 

 

そんな訳で、絞りを開放したまま真夏の太陽に挑んでも、訳も分からず緑が黄ばんだり風景写真が白飛びしたりして、何か負けてしまう訳ですよ、真夏の太陽に。

 

とはいえ、じっくり説明書を読んだり勉強しても、実際に写真を撮ってみなければその違いは実感できない。

経験と知識は、両方あってのもの・・。

 

という訳で、炎天下の下、動物や風景写真を撮る時に、『なんか変だな??』と思った時に、ひとまず設定するべきところは、ホワイトバランスらしいです。

 

cannonイオスkiss設定画面の写真

なんかこの辺・・

 

右側のお天気マークは、ベースとなるホワイトバランスを設定する場所です。

撮影環境により、晴れマークや曇りマークなどのアイコンを選ぶのですが、真夏の太陽の場合、かなり曇っていても晴れマークを選んだ方が、色が自然な感じになると思います。

 

また、敢えてアイコンをカスタマイズする事で、写真の雰囲気や仕上がりが違うらしいので、その辺は「写真のホワイトバランス」とかで検索してみて下さい。

色々なサイトで、画像付きで解説されています。

 

で、左のSとか表示されている四角のアイコンは、「ピクチャースタイル」。

こちらも、設定を変える事で仕上がりが違うようです。

私は「ポートレート」等にしていたので、色味が変わった可能性もありますね。

 

詳しくは、こちらのサイトで⤵

cweb.canon.jp

 

それから、ピクチャースタイルの設定の下の方にあるアイコンをタッチすると、さらに細かい色合いの設定ができるようになります。

 

 

使ったことないけど、この手のゲージは、ちょっと変えるとかなり写真の雰囲気が変わるので正直怖い。

気に入らない仕上がりだったとしても、鳥はあっという間に飛び立つから。

 

更に細かい設定ができるのがこちらです。

 

「WB補正」。

ここをタッチすると、デジタル画の色補正をする時のようなゲージが出てきます。

 

 

もしかしたら、ここをちゃんと設定して補正していたら、もっときれいな緑で鳥の撮影ができたかもしれないけれど、夏は終わっちゃったので、また来年です。

 

写真ブログでは、ここをいじって雰囲気の良い写真にすることが推奨されています。

 

そんな訳で、今日の記事は、太陽の光は、季節が変われば同じように思えても、全く違うものとなるので、ある日突然写真が白飛びしたり黄ばんでも、本体が壊れたんじゃありませんよという、超初心者の経験談でした。


本体のポテンシャルとかもあると思うけど、Auto以外で撮影するとなると、色々とつまづきますが、色々やってみたいお年頃。

 

今回の件は、具体的な解決策はないまま、秋の日差しと共に勝手に解決されたけど、初心者というものは、そう言うものです。

それではまた。