私は最近、画像の編集ソフトの購入を考えています。
皆さん知ってると思いますが、有料の画像編集ソフトって、すごいんですよ。
まぁ、私程度では使いこなせない機能がたっくさんついているのですが、ちょっぴりしか使う部分がなくても購入を検討させる数々の機能・・、すごいです。
代表的なソフトの名前でいうと、一番メジャーなのが「Photoshop」だと思うのですが、あれはサブスクリプションで、解約しなければ毎月3,000円程度のお金が、未来永劫吸い取られます。
プロでもないのにこれはきつい・・。
経費で落とせるように、いっそ起業でもするか・・。
いや待て、経費で落とせたって収入がないのに何言ってんだ・・。
で、相談したところ、Adobe嫌いの友人から1万円(正確には10,400円)で買い切りの「Affinity Photo(アフィニティフォト) 」を勧められたので、今体験版を使用しているのですが、これがすごい!
処理が速いし(これは、PCをマックに買い替えたせいかもしれないが)、複雑な部分とかでなければ、ちょいちょいっと、見栄えの良くない余計な枝とかが、すぐに消せちゃうんですよ!
間違い探しのようですが、お分かりいただけただろうか??
あんまり直す前と後とかお見せしたくないので、これくらいにしておきますが、うまくいけば、枝被りの鳥の写真も、無かったことにできる上、修復したりもできるんですよ。
ほんとすごいですね〜。
私は人物をほとんど撮らないんだけど、きっとこれは簡単にシミだのシワだのが消せるに違いない。
普通の自撮りとか写真アプリの加工だと、全く別人になっちゃうけど、これなら自然な感じにシミが消えると思われる。
それと、背景の切り取りは当たり前として、フリーソフトと違うのは、細かな領域展開指定が可能で、美しく切り取れることなど。
これを使えば、色味にニュアンスを加えて、ファンタジックやメルヘンチックな加工も可能。
なんと言ってもプロ仕様ですからね。
しかも、これでめでたくRAWのファイルが開けるので、今後、鳥の写真もJPEGではなくRAWで撮影してもいいかも知んない!
Photoshopもすごいというか、メジャーな分もっとすごいのかなと思うんだけど、私は使ったことないし、サブスクなので、敷居は高い。
なので、30日のお試し期間が終わったら、アフィニティの方を購入しようと、真剣に今考えているところです。
フォトショップに魅力を感じている人は、アフィニティでできることはフォトショップなら全部できると思うので、フォトショップの購入で問題ないと思います。
ただ、Adobe嫌いの友人によると、重くて遅いそうです。
(私は使ったことないので分かりません)
というのは前置きで、本題
難航する、オリジナル付箋印刷・・
前置きが長くなっちゃったんですが、私は今、趣味の同人写真集などを制作していて、それでイベントに出てみようかなと思っています。
写真の技術はないけれど、撮影したら人に見てもらいたいというのは至極当然な感情。
で、謙遜ではなく、写真集は売れるとも思っていないので、他に、実用性のあるいくつかの雑貨も制作する予定で、印刷会社のページなどを見ていました。
通常、グッズなどを扱う印刷会社には、専用のテンプレートがあり、そこに自分で制作した写真やデザインなどを入れて比較的簡単に入稿できるようになっていますし、入稿方法も丁寧に解説されています。
同人誌を主に扱っているところは、「クリップスタジオ」とか「メディバン」iPadなど、色々なソフトや媒体での入稿方法に対応しているので、無料ソフトで絵を描いている人などでも簡単に同人誌の制作ができたりします。
塗りだしの設定とかトンボとか、慣れるまではちょっと大変かもですが、やってみれば私でも何とかなったので、きっと皆さん大丈夫でしょう。
しかし!
付箋の製作は超難航。
というのも、メジャーなオリジナル付箋のサイトでは、基本AI形式での入稿で、持たざる者にはかなり印刷のハードルが高かったのです。
AI形式というのは、アドビの「イラストレーター」専用のファイル形式です。
サイトによっては、JPEGやPDF等の画像入稿もできるらしいので、『自分でデザインしたものを、PDFで書き出せばいいんじゃない?』とも思ったのですが、よく読んでみると、「ベクター情報が必要です。エクセルとかワードで描いたものを、PDFに変換しただけじゃダメだよ!(意訳)」と、注意書きに記載があるではないですか・・。
ベクター情報って何?
しかも、検索上位に来るようなサイトが配布しているテンプレートは、イラストレーターとか、それに準ずるソフトでしか開けない。
よく考えてみれば(そこまで詳しく探した訳じゃないけれど)同人グッズを取り扱う印刷所でも、付箋の取り扱いはなかった・・。
付箋の印刷って、特別なのか??
フォトショップの前に、イラストレーターを買うべきなのか?
いや、そもそも両方必要なのでは??
え〜・・、プロでもないのに、毎月そんなに払えないよ・・。
CANVAでは、テンプレートが開けない
ところで、ちょっと話は変わりますが、ブログのアイキャッチや、SNSの投稿、プロフの画像作成、インビテーションカードの作成等に、「CANVA(キャンバ)」を使っている人は多いと思います。
課金もできますが、テンプレートが豊富で、無料でも結構色々できて、洒落た感じに仕上がるので、私も愛用しています。
今回、グッズのデザインや作成にもCANVAを使っているんですが、CANVAでは、そもそも、どのテンプレートも開けないし、PSDとかAIなどの書き出しはできません。
できるのは、PNGかJPEGかPDFかGIFの書き出しのみ(課金すると、SVGが使えるらしい)。
しかも、テンプレートが開けないので、印刷範囲とかトンボとかの表示がない状態でデザインしなきゃならない。
ということは、CANVAだけではデザインは完結しないんですよ。
PDFに書き出しはできるけど、PDF入稿は、受け付けてないところもあるし、設定をちゃんとしていないと、文字化けすることもあるらしい。
で、私がどうしたのかというと、付箋以外は、CANVAでカスタムサイズでキャンパスを設定してから、そこにデザインを起こし、PNGでダウンロードして、メディバン等で開いたテンプレートに、デザインをレイヤーとして開き、カラー空間等の仕上げをしてから、それぞれのファイルに書き出しをしました。
テンプレートがなくても、サイズの間違いが無ければ入稿できるのですが、初めてでそれは心配なので、テンプレートを使いたいですよね。
CANVAはすごく優れていると思うけど、印刷所に出すような原稿作成の場合、あまり適さないものなのかもしれませんね。
これが企業対企業なら、営業さんがやってきて、こちらの要望を聞き取って、向こうでなんとかしてくれたり、アドバイスやら面倒見たり提案やらをやってくれると思うんですが、同人関連は完全原稿(全て出来上がっている状態で発注すること)での入稿が基本なので、デザインサンプルであれこれ相談したり調整したりできないんですよ。
結局、Illustratorがあれば万事解決なんだろうけど、私はAffinityを買うことにしました
そんな訳で、あっちの会社はPDF入稿はできないとか、こっちの会社は、PDF入稿はできるけど、ベクター情報が必要だとか、上乗せ料金払えばワードやエクセルでの入稿できますや、JPEGでは入稿不可とか、AI入稿のみ対応しますなど、印刷所によって出来る方法は様々でしたが、ただ一つ分かったことがあります。
付箋印刷の場合、AIファイルでの入稿なら、どこの会社も可能であるということ。
恐るべし、Adobe社。
私も、20社とか見た訳じゃないんですけどね、多分そうなんでしょう・・。
という訳で、諦めてイラストレーターをダウンロード・・・、せず!
結局アフィニティフォトでテンプレートが開けたので、アフィニティで付箋デザインを作成し、PDFで書き出して入稿しました。
他のグッズはガイドに沿ってそれなりにできたのに、付箋の印刷って、難しいな・・。
今日の記事は、アフィニティを強くお勧めする記事ではないのですが、アフィニティには、写真編集に適した「Photo(フォト)」、デザインに優れた「Design(デザイン)」何に使うのかよく分からない「publisher(パブリッシャー)」の3つがあり、それぞれ10,000円程度で買い切りができ、全てパッケージングされたものが、20,000円程度で手に入ります。
PhotoshopやIllustratorに匹敵する能力で、サブスクでない点は大きいので、悩んでいる方はお試しダウンロードしてみてください。
※余談ですが、毎年ブラックフライデーのあたりに、半額近くになるセールをするらしいので、お試しで練習しておいて、実際に買うのはセールの時がいいかとおもいます。
ただ、比較的新しいソフトなので、操作方法とかの動画などが、少ないのが難点です・・。
それではまた。
今日紹介したアフィニティのサイトはこちらです。
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