千歳航空祭2022に行ってきました!
こんにちは、かたせうみです。
3年振りに開催された、「千歳航空祭2022」に行ってきました。
千歳基地内には多くの露店が並び、青空の下、食べたり飲んだり展示を楽しんだりという、千歳市の一大イベントでしたが、コロナ禍のため、ここ3年は中止となっていました。
3年振りに開催される今年は、入場者数を大幅制限し、入場は事前抽選。
当選者には入場のQRコードが送られてくる仕組みとなっています。
開場は、朝8時。
既に多くの人が詰めかけていましたが、ブルーインパルスが始まる頃には大盛況。
早朝は快晴でしたが、お天気はこの後、だんだん雲が厚くなります・・。
また、今年は(というか、今年からそうなるんだろうなという予感)、脚立や三脚の持ち込みは禁止。
有料観覧席が設けられ、カメラの三脚は、有料席にのみ許されています。
有料席、なんと10,000円。
すぐに完売。
三脚はダメだけど、座るための椅子の持ち込みは良かったようです。
椅子・・、もっていかずに超失敗しました。
また、直前の小松基地の航空祭(だったと思う)は、カメラ本体からフードなしで縮めた状態のレンズまでの長さが30cmを超えるものは、有料席以外に持ち込むことはできなかったようですが、千歳航空祭では、その制限はありませんでした。
超絶バズーカを持っている人も見かけましたが、そう言う方は大体有料席か、基地外の撮影スポットへ行っちゃうので、一般席で大きなレンズを持っている人は、大体私と同じか、ちょっと大きいサイズ位の人が多かったですね。
私のカメラサイズは、eoskissX10に、cannonのEF100-400mm F4.5-5.6L IS II USMをつけて、大体26cmくらいです。
持ち込みは、飲み物のみ可。
売店も、飲料と、バスタオル等のグッズのみの販売となっていました。
寂しい・・。
自衛隊が率先してガイドラインのハードルを下げる訳にはいかないだろうから、仕方ありません。
でも、当日はものすごく暑かったので、かき氷位は売っててもよかったのにな・・。
早くコロナが終息し、日常が戻ってくることを祈ってます。
ブルーインパルスは当初来ないとされてましたが、いつの間にか来ることになっていて超ラッキーだったのですが、気温は高いくせに青空には恵まれず。
でも、生で見る戦闘機や曲芸飛行は大迫力でした。
それでは、当日の様子をレポートします。
これは、ブルーインパルス着陸時の写真。
人の頭が被らない瞬間に撮影できた、奇跡の一枚。
千歳航空祭2022の会場内の様子
飲み物は基地内でも手に入ります。
この暑さで、飲まず食わずだったら・・、しぬ・・。
航空機や装備品の展示もあります。
塗装体験なるものも・・。
ずらりと並んだブルーインパルスの機体と、開会式の待機をしている、音楽隊の方々。
ここで問題が発生・・。
私が持っているレンズは、バードウォッチング用の望遠の為、近くに寄ると、飛行機等の大きなものはファインダーに入りきらず、撮影できないという・・。
上の写真は、100メートルくらい先から望遠で撮影しています。
で、コンデジを持たせた夫に、近くで撮影してもらった写真が、下。
望遠レンズの場合、近くに寄ると被写体が入りきらず、遠くからの撮影だと、その間にいる人々が映り込んでしまうというジレンマ・・。
レンズを変えながら撮影したり、いくつもカメラを提げている人もいましたが、私にはそんな根性ありませんでした・・。
まぁ、いいんですが、ブルーインパルス機体の真正面は、有料撮影席です。
羨まし~!
救難訓練展示の準備をする自衛官達。
上の写真は、F15の飛行展示の為、機体を動かしている自衛官。
実際の飛行は男性が行っていましたが、全体的に女性が増えたなと言う印象を受けました。
お仕事している姿は、性別問わずかっこいいですね。
航空祭と言うと、メインは戦闘機などになりがちですが、救難訓練用のヘリコプターも見応えあります。
ヘリコプターが飛行する時とか旋回する時って、先頭の部分(ノーズコンパートメントと言うらしい)がちょっと下がるのが、威嚇してるように見えて迫力です。
「トップガンマーヴェリック」でも、後半にヘリコプターが登場するシーンがあって、大迫力でした。
ホバリングなんかも、生で見たのは初めてで、ちょっと感動。
只今脳内で「デンジャーゾーン」再生中・・・。
こちらはF15。
トップガンマーヴェリックでも登場してましたね。
自衛隊側も大分トップガンを意識していたようで、BGMもそのままトップガンでしたw。
戦闘機の説明などもアナウンスされるので、飛行前にしっかりと予備知識を入れる事ができます。
最高時速800キロとか・・、どんなですか??
F15の飛行は2回あり、写真は両方の展示が混ざっています。
コンデジでも撮影可能な低空飛行から、あっという間に空の彼方へ・・。
アフターバーナーとかも、初めて生で見た・・。
物凄い急上昇でビビる私・・。
前日に、「飛行機の撮影の仕方」なるものを、YouTubeとかネットで調べてみたものの、初めての飛行機撮影に、私は全く被写体を追えず・・。
レンズを動かす手も全く追い付かず、この辺の写真は、夫がコンデジで撮影したのもの混じっています。
意外に上手く撮影出来てて、なんか納得いかない・・。
しかし、逆を言うと、コンデジでもこれ位は撮影できるという事で、持ち歩きも便利だし、あのカメラは、今後も大切にしよう・・。
F35訓練飛行と、ブルーインパルス
と言う所で、最後は、F35とブルーインパルスの写真をご覧ください。
天気は朝から晴天だったのに、午後に近づくにつれて雲が多く、ただでさえ映えない私の写真が更に映えない感じなんですが、かっこよさは何となく伝わると思います。
ああ・・、せめて青空でさえあれば・・。
F35の訓練飛行は、10:40~5分間。
上の写真は、唯一まともに撮影出来た写真。
またしても、早すぎて被写体追えず・・。
さて、ブルーインパルス。
目の前から離陸した後、雲の向こうからやってきました。
威風堂々と、ブルーインパルス参上。
何となく「帝国のテーマ」が脳内再生される私・・・。
元々空は暗かったのですが、シャッタースピードが速すぎたのか、補正かけてもこれが限界・・。
背面飛行中。
3機くらいが背面飛行となっています。
ああ、晴れてさえいれば・・。
一瞬できた、雲の切れ目をバックに撮影。
隣の人が、縦で撮影していたので、真似てみたら、こんな感じに撮れました。
当日、300枚くらい撮影したんですけど、見切れていたりピンボケだったりと、お見せできる写真は極わずか・・。
SNSなどを見ると、5000枚撮影した人もいるから、300枚なんて、まだまだなんでしょうね。
当日は雲が低く、予定していた演目のいくつかはできなかったようですが、40分間のブルーインパルスの飛行はとてもカッコよかったです。
曲芸飛行は素晴らしく、なんか、カメラで追うよりも、無心で演技を見ていた方がプライスレスだったのかも・・。
と思いましたが、こうやって、後から写真を見る事ができるのも、素敵な事ですね。
しかし、鳥を撮影するのは、まず見つけるのが難しいし、根性の「待ち」が必要。
飛行機の写真は、出来が天候に左右されるし、戦闘機は超速なので、見失ったらもう拾えなかったりする。
しかも、望遠と近距離を瞬時に判断してピントを合わせるのは難しいです。
ピント自体はオートフォーカスなのですが、どの程度の望遠で撮影するとかが難しく、この辺は、やっぱり経験なんだろうなと思いました。
灼熱の中、早朝からお昼過ぎまで、食べ物を口にしないままの5時間半。
カメラも重いし、翌日の身体はボロボロ・・。
もう、あんまり若くないんだわ~・・、と実感しました。
それではまた。