こんにちは、かたせうみです。
昨年からちょっと調子の悪かった母の容態が急変し、半身がマヒしているので、実家で介護に勤しんでいます。
以前も患った場所なのですが、左半身が急に動かなくなり、喋っている事も頓珍漢。
挙句の果てに、こんなメールが来るようになりました。
きゃ~!!
怖い!
このメールの時点で、私は北海道。
文章にもなっていなければ、「帰りに寿司買ってこい」とか、何たるパワハラ。
一休さんでも無理じゃろない!!
という訳で、脳腫瘍です。
幸い良性らしいのですが、頭の中には素人でも分かる、ゲンコツよりも大きい腫瘍が鎮座していました。
まぁ、あの大きさで悪性なら、とっくの昔に死んでたわな・・。
という感じです。
実は、25年くらい前にも、麻痺は無かったけど同じような症状があり、遂に痴呆が始まったのかと覚悟していた所、脳腫瘍だったんですね。
普通に医者に診せれば、まずは脳の検査をしてくれるので、見落としはないと思いますが、相手が年を取っていると、痴呆や認知症と見分けがつかないので、『変だな??』と思ったら、すぐに受診しましょう。
て、今日はこんな事書く予定じゃなくて、そう!ギャップ萌え!!!
顔だけカッコよければイイ!・・・てっもんじゃない?
私は、自他共に認める面食いで、「顔が正義!」みたいな所があります。
好みのタイプは、城田優とかダンテ。
要するに、ちょっとカッコいいくらいでは、カッコいいに当てはまらないのだ。
顔さえよければ、ちょっと位家事をしてくれなくても、ちょっと位仕事ができなくても(う~ん、それは100年の恋も冷めるかな??)許せるような気がします。
同じ「ごめんね?」でも、バラしょって言われるのと、ナマケモノしょって言われるのでは、当然査定も変わるわけで、顔がよければうちの夫ももしかして背中に花を散らすのか??
と自問自答する事もしばしば。
とにかく、顔がよければお点が甘くなるのは、世の常ですな。
で、前置きが長くなりましたが、手術の前って、数人の担当医師からの説明が何度もあります。
更に、医師から十分に説明を受けたか、後から看護師さんに確認されて、「ちゃんと説明を受けました」とサインしなきゃいけないし、術前診察でも、色々な科でおんなじことをな~んども聞かれます。
コンプラコンプラ、訴訟予防のために、色々な処置を施すことに同意し、サインをしなければなりません。
母はあんな状態だし、父も数年前に患った脳梗塞のせいで、医師の説明や日程を忘れちゃうので、サインは代理人(私とか、兄弟)が行うわけですが、超疲れる。
一応私も社会人のはしくれとして、文章を読むことに注力するのですが、こんなもん、いちいち読んでたら日が暮れるわ!!という感じです。
あ、また話がそれちゃった・・。
閑話休題。
で、数人いる担当医師ですが、さすが大病院(?)。
最近のお医者様は、物腰柔らかで、こまい説明や質問を厭わず、清潔感があって、ワークアウトしているのか、細マッチョだったりします。
更に、脳外科といえば、スーパーエリートなんだぜぇ~。
熊のようなエリート脳外科医、現る!
そんなこんなで、母の腫瘍が思ったより悪く、手術は延期になりました。
入り込んでいる血管が多いので、前日に周囲の血流を止める処置をするそうな。
で、その説明の為に、また病院に呼ばれた~~!
そして、またサインの嵐だ~~!
と、そこに、若干熊のような風貌の医師登場。
この医師は、最初に、そこそこ大きな病院で母を診てくれた先生らしい。
この病院から定期的に出張している先生なんだね。
で、入って来るなり
やぁやぁ!お父さ~ん!
僕の事覚えてる~~?
ほら~!◯◯病院で会ったじゃ~ん!
・・、??、!?
声でかぁ!
さっきの医師は、物腰柔らかというか、静かに説明をするタイプだったが、いきなりヒットポイントが9999あるような医師の登場に、慄くワタクシ。
しかも、妙にフレンドリーで、説明の声もデカい。
病棟中に聞こえるようだ・・。
というか、タメ口。
口調も、「~なんだよね~!」 「大丈夫~~?」って感じだ。
熊氏は、病状の説明や、何故、術前処置が必要なのか、更に、どのような処置がなされるのかの説明をし、最後にこの様に仰った。
ここまでで、分からない所はない~?
娘さん達は分かったみたいだけど、お父さん平気~?
・・・、ウケる・・。
会話のテンポが速いので、脳梗塞を患った父は、途中からついてこれなくなったので、仕方がない。
(先生はそれは知っていると思う)
そして、医療漫画大好きな私は、十分先生の説明は分かりました。
それにしても、熊先生のあのぶっとい指で、あんな繊細な手術を行うとはびっくりぽん。
しかも、脳外科医、エリートなんだぜぇ~。
多分、小・中・高・大と、トップの成績だったに違いない。
きっと、あの調子で、お友達も多くて、クラスのみんなにも勉強を教えていたに違いない。
と、病院を後にした私の妄想は止まらない。
つまるところ、私は、「顔がよければそれでよし!」とか普段言っているが、頭がよくて、見た目からして(決して太いのが好きなわけではないよ)頼れるタイプが結局好きなんだな。
熊先生、彼はここ数年でスーパーヒットのギャップ萌え。
所で、先日母の血管塞栓術は無事終了し、熊先生から術後の話がありましたが、さすがにお疲れの様子でした。
ふふふ、ありがとうございます。
今日の記事はこれで終わり。
全く、会社休んでこんな記事書いてるんだから、世話ないよね。
余談ですが、今日のおススメ漫画はこちらです。
脳外科医の医療漫画。めちゃ面白いです。
それではまた。