羽田神社は、羽田の総鎮守。
旅の安全を祈願しに、飛行機好きなら一度は訪れたい神社の一つ。
御朱印は飛行機。
購入できる御朱印帳も飛行機柄と、さすが羽田という感じです。
羽田神社の御祭神はスサノオ
羽田神社の御祭神は、須佐之男命(スサノオノミコト)と稲田姫命(イナダヒメノミコト)の2柱。
この2柱はご夫婦なので、羽田神社は「縁結び」や「夫婦円満」などのご利益でも知られています。
イナダヒメノミコトは、クシナダヒメとも呼ばれます。
ちょうど夏越しのおお祓いの時期だったので、茅の輪があります。
茅の輪は、神社によって素材がイミテーションだったり天然だったり。
ここはどうだったかな・・、忘れてしまいました。
手水舎からめぐってみましょう
手水舎。
まずは手や口を清めないとね。
近くで見ると、何かがいます。
牛頭天王だそうです。
牛頭天王は、インドの祇園精舎の守護神で、神道のスサノオノミコトと同一視されていますと書いてあります。
ほぉ~、という感じですが、それよりも、文久元年に徳川家定がここに参詣して、天然痘が治ったって方に興味を惹かれる・・。
よく見たら、鎌倉時代に牛頭天王を祀ったのが始まりと書いてあります。
そんな古い歴史を、何も知らずにのこのこやってきた自分をちょっとだけ反省した。
旅の無事を祈願しに、拝殿へ・・
立派な拝殿です。
ここは羽田神社なので、いつもの一攫千金系は控えて、旅の無事などを祈願します。
さすがに総鎮守なだけあって、とても綺麗ですね。
年中行事も多く、大きなお祭りや、節分の豆まきもあるようです。
航空関係の会社が氏子な事もあり、当日は客室乗務員などのボランティアもでて、大層な賑わいのようですよ。
年中行事 | 旅行安全・縁結び、御祈祷・御朱印の【羽田神社】
とても立派な社務所が見えます。
御朱印は、社務所でお書入れしてもらう事ができます。
摂末社が沢山ある
神社には、神社の中にある小さな神社「摂末社」がある所が多いですが、羽田神社にも摂末社が沢山あります。
そういえば、櫛田神社にもすごく沢山ありました。
鈴納稲荷神社。
増田稲荷神社。
日枝神社。
あ、これ赤坂にあるやつだね。
一つ一つが結構大きくて立派なお社です。
実は、末社には本日参拝しなかったことは内緒にしておこう・・。
拝殿の奥には、異世界のような羽田富士があります。
拝殿横の、少し奥まった空間に「羽田富士」があります。
赤い提灯が、一見飲み屋さんのようですね。
富士山の信仰団体の講員たちが、富士山に登れない者のために、富士山を模して築いた人工の山だそうです。
明治初年に造られた「羽田富士」は富士山に憧れた当時の人々がその姿を模して造った築山で、大田区の文化財に指定されている。
との事。
入ると、こんな二つの石があります。
疑宝珠だそうで、願い事をしながら石に水をかけるといいらしい。
もちろんかけてみた。
夫婦円満に、夫婦和合、良縁、安産か・・。
ここは構わず金運を祈願。
富士塚内部はこの様な感じです。
ここだけ少し風景が違う感じです。
羽田神社は、今や環状線やビルの真っただ中に建っていますが、富士塚には、山間の険しい空気を感じます。
明治に築山されたという富士塚。
登山禁止中という事は、昔々は登ることが出来て、山頂の鳥居にお参りができたのかもしれませんね。
羽田神社で御朱印を貰う。
御朱印をいただきます。
初穂料は500円。
富士塚の分も入れると1000円です。
御朱印いただきました。
墨入れしてくれる神職は、どうみても大学生くらいの若い男性でびっくりしましたが、ふくよかで堂々とした文字をお書きになりますね。
若様なのか、アルバイトなのか???
若い人が書いたからというのは抜きにしても、生命力やエネルギーを感じます。
羽田神社の御朱印は飛行機。
それに、飛行機のしおりがついてきます。
墨入れしている間は社務所向かいのベンチで休むことができました・・ほっ。
穴守稲荷から勘で歩いてきたから、疲労困憊・・。
羽田神社の境内には売店などはありませんが、周囲にはコンビニやお店が沢山あります。
帰りに水分補給をしてから電車へ乗ろう・・。
来た道を戻り、大鳥居駅までもう少し。
頑張って歩くとしよう。
読んでいただき有難うございました。
羽田神社
〒144-0044
東京都大田区本羽田3-9-12
TEL 03-3741-0023
FAX 03-3744-0225
京浜急行電鉄大鳥居駅より徒歩5分
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