こんにちは、かたせうみです。
今日は、息子が帰って来ているので、定山渓に来ています。
お宿は「定山渓ビューホテル」。
ビューホテルは以前、カラカミ観光(現KarakamiHOTELS&RESORTS株式会社)という、北海道では有名な会社が運営しており、ファミリー利用やツアー客、観楓会とか修学旅行等で人気のホテルでした。
施設も広く、温水プールがあるので、子供が小さい時はたまに来ていた、私にも楽しい思い出があるホテルなのですが、コロナ禍により客足が激減。
一時休業を余儀なくされ、経営状況も悪化。
暫く閉館したのち、運営を通販会社の「ベルーナ」に譲渡しています。
同系列だった「洞爺サンパレス」もずっと閉まっていましたが、さっき調べてみたら、縮小営業ながらもホテルはカラカミのまま再開しているようでした。
という訳で、運営会社が変わった定山渓ビューホテルをレビューします。
何でここにしたのかというと、広いサウナがある事と、セルフロウリュがあったからで~す。
定山渓ビューホテル到着!北海道割で賑わっている
という事で、新星「定山渓ビューホテル」に到着。
大きなホテルなので、カメラに入りきりませ~ん。
ロビー。
広くてきれいな、昔のままのピカピカのロビー。
規制緩和と北海道割の相乗効果で、思いのほか賑わっています。
お土産コーナー。
面積を縮小したりせずに、そのままの広さ。
お菓子やお酒、グッズなどを売っています。
ホテルのティールームは、ほとんど営業をしていないようでしたが、布などをかけず、営業感を醸し出しています。
営業自体はしてないけれど、お茶やコーヒーが飲めないだけで、休憩等の利用はできるみたいでした。
以前はここで、コーヒーなどをいただけました。
私達が訪問した2022年10月時点では、カラオケルームやスナックなどは営業していないようで、人員確保の問題か経費の問題か、団体客も少ない今、コロナの痛手からはまだ完全復活はできていない感じです。
ただ、館内の設備や備品の手入れは行き届いており、設えは豪華な雰囲気を残しています。
さて、チェックインを済ませ、部屋へ向かいます。
以前はお部屋までの案内があった気がするけれど、今は鍵を渡されて自分達で向かうスタイル。
全体的に、ホテルの規模に対して人員が足りていない感じがしますが、営業再開しても戻らない従業員も多い中復興キャンペーンが始まってしまい、人員確保も難しそうで、ちょっぴり混乱している印象を受けます。
一時は閑散としていた温泉街も、規制緩和と北海道割で賑わっていますが、一部は休業状態のまま、再開の見通しも立たない状況のところも・・。
それまでここで働いていた従業員は、多分ベルーナがそのまま引き継いだんだと思われますが、それ以前は休業状態だったので、退職した人も多かっただろう。
フロントからエレベーターホールへ向かう廊下。
すごく広いし、調度品もそのまま。
暫く休業していたのにも関わらず、調度品はピカピカで、しっかりとお手入れされている感じがします。
今日は新館の(と言っても、もう結構古いんだけど)グレイトビューのお部屋です。
観楓会やツアー客で賑わっていた90年代後半の、景気の良さが偲ばれる豪華な造りですね。
お部屋へ続く廊下も、雅な感じです。
最近はこじんまりとしたシックな温泉ホテルが流行だけれど、私が子供のころの大きな温泉ホテルって、こんな感じが多かった。
グレイトビューのお部屋は広めで眺めもいい
お部屋に到着。
広い和室で落ち着く~!
大規模ホテルなので、お部屋や大浴場までがちょっと遠いのが難儀ですね。
何故かガムテープが置いてある広縁。
忘れ物か??
それにしても、広縁が広めだし、一人用のソファが高級だ。
冷蔵庫に用意されていたミネラルウォーターは、どどーんと2リットル。
500㏄3本とかかと思ったのでちょっとビックリ。
気前がいいなと思ったけど、よくよく考えたら、500㏄3本用意するより、2リットル1本の方がずっと安く仕入れる事ができる事ができるんだ。
頭がいいな。
私達にしても、コップがあるんだし、飲めるお水は多い方がいいからWIN-WINだ。
紅葉はとっくに終わっているけど、お部屋からの眺めはとても良いです。
クローゼットには、浴衣と丹前。
それから、お風呂バッグ。
可愛い。
因みに、お風呂にはタオル設置等はないので、お部屋から持っていくスタイルです。
クレンジングや化粧水等は、大浴場にて相変わらずの完備です。
バストイレ別。
部屋に備え付けのシャンプーやコンディショナー。
宿泊人数等に関わらず、雑に置かれたアメニティにビックリ・・。
なんじゃこりゃ?
化粧水やクレンジングなどは大浴場にあるけれど、気の利いたアメニティは、お部屋には無く、ごく一般的な感じ。
安定のお茶セット。
最近は、どこにも茶筒は無いし、急須も無くて寂しい・・。
高級旅館とかに行けばあるのだろうか??
(ここも、わりと高級な部類には入るんだけど)
コンセントの数は確認しなかったけれど、3人で宿泊してそんなに困らない数はありました。
定山渓ビューホテルの夕食は不景気感を感じさせない豪華ビュッフェ
早めのチェックインを済ませ、ゆっくりとお風呂に入った所で、夕食となります。
お風呂のレビューは後半に。
ここにはプールもあるのだけれど、今回は利用せず。
プール利用のお客さんは結構いるようで、楽し気な雰囲気が伝わってきます。
プールの営業はほとんど再開している様でしたが、以前あった広い露天風呂などがあるスパゾーンは、現在(2023年2月)休業中。
因みに、チェックイン前は近くの観光スポット「二見橋」を散策したのですが、人が多くて野鳥には出会わず。
でしたが、1時間半ほどの散策はとても気持ち良かったので、おススメです。
という訳で、夕食。
夕食は、「カシオペア」という場所でいただきます。
場内は明るく、清潔で、ライティングや内装も手入れされ、「経費削減」等の不景気な印象は微塵もありませんでした。
実は、コロナ禍だし、経営も譲渡されたばかりであまり期待していなかったんだけど、かなり頑張っていた!
ヘルシーサラダコーナー。
豆とかあるのは、最近の嗜好を加味してか。
ビュッフェに行くと、必ずチェックしてしまうピザコーナー(好物なので)。
和洋中と品ぞろえが豊富で、会社側の「ここだけは貧相にしてはいかん!」という意気込みが伝わってきます。
別腹のデザートもいただきます。
アイスクリームもありました。
あんなにデザートがあったら、取らない訳にはいかない・・。
定山渓ビューホテル飲み放題方式
夕食時のドリンク。
ソフトドリンクはビュッフェにありますが、ビールやワインなどのお酒は、当たり前だけど別料金。
単品注文もできますが、ビール3杯から、飲み放題の方がお得になります。
スーパードライ含む飲み放題は、1時間2,000円。
エクストラコールド付だと、1時間2,500円です。
カクテルやブランド日本酒等は飲み放題に入りません。
先にお会計や飲み放題の受け付けを中央のテーブルで済ませ、ドリンクコーナーでセルフ注文するスタイル。
飲み放題の人は、首からフリーパスみたいなやつを下げるシステムです。
ビールサーバーは最近ちょっと話題の、グラスを置くと、下から自動で注入されるやつ。
個人的には、ビアホール用のサーバーでジョッキに上から注がれる方が好き・・。
味は結構違う。
夕食会場は、人は沢山いたけれど、混雑や混乱もなくスムースなオペレーションがされていて、復興への意気込みを感じる景色でした。
という訳で、知らぬ間に文字数も多くなってしまったので、あと少しで終わりなんだけど、②へ続く。
後半は、朝食会場の様子と、お風呂のレビュー。
それと、ちょっと気になる復興具合です。
それではまた次回お会いしましょう~。
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