北京オリンピック開催中ですね~!
私はそんなにスポーツは見ないのですが、フィギュアは好きなんですよね。
ただ、採点方法が変わってからは、技術にほとんどの要素が奪われ、個人的な好みに合わない事もあって、ちょっと遠のいていました。
もう、スパイラル失くした奴出てこい!
そんな中、北京銀メダルの鍵山優真選手の華のある演技にはとても魅了されました。
ビジュアルは結構地味なのに、彼が滑ると背中に花を背負うのです。
う~ん、スケーティングに華があるというか、スピードがいいというか、余韻があるというか。
昨今の、追いつめられたアスリートっぽさがなくて、早いスケーティングとか、演技の余韻に重点を置いている所が、私はとても、魅力を感じるんですよね。
『素敵~‥』という余韻失くして、次のジャンプへの助走に行っちゃう・・みたいな所がないので、観覧者は演技に没頭できるんですよね。
最近は、ジャンプジャンプで、途中のスケーティングに魅力が無かったり、助走が長すぎる感じが、彼には極力少ないように感じます。
(ジャンプ飛ぶのに、助走が必要な事は知ってます)
何処が好きかというのは、個人の好みなんですが。
あ、それから、羽生選手にはもう、言う事はありません。
前人未到の4回転半の認定、オリンピック二連覇の上、4位入賞。
何をどれくらい犠牲にして、自分の到達できる高みを目指したのか、分かるという簡単な言葉で表現できないストイックさ。
恵まれたスタイルに容姿。
だからこその重圧と、どれほどの苦労。
凡人には推して知れない、神の領域です。
フリー後のインタビューには、冷めてると言われる私もさすがに泣いたね。
ネイサンチェンのここが凄かったから、もう一度見て欲しい
そんな中、金メダルのネイサン・チェンの演技はすごかったです。
何がというと・・・。
音楽とタイミングが凄くマッチしていた所!
フィギュアはスポーツだから、ジャンプの出来栄えがすごく重要なのは分かるのですが、解説もナレーターも、時間の関係かもしれないけど触れていなかったところ。
彼のジャンプと着氷に、音楽がピッタリのタイミングなのです。
例えば、オーケストラを背にして滑るなら、オケが彼のジャンプに合わせるのです。
でも、競技は録音。
何かアクシデントがあったり、自分のタイミングで踏み切るなら、なかなか「ジャン!」という所で着氷って、出来ないんじゃないかと。
私は、バレエの先生から常々(「ミステリと言う勿れ意識))言われている事があるんですよ。
それは「カウントをちゃんと数えて、いつも同じ出来栄えの動をしろ」という事。
自分のタイミングではなく、しっかりと曲と調和し、カウントを数えた同じタイミングでパ(ポーズ)を決めろ。
と言われます。
まぁ、私達大人のクラスにはそこまで言わないのですが、未来のあるこれからの子達には、その辺を厳しく言われます。
「音痴!」
とか
「自分専用のオーケストラでもいるのか!」
とかまで言われるんですけどね。
(私は下手なので、言われたことはありません。こういうのは、上達する子が言われるの。もしも、こんな事言われて凹んでる子がいたら言いたい。期待されているんだよと。)
そんな感じで、ノーミスのネイサンが凄いのは分かるけど、今回のネイサンが凄かったのは、そこだけじゃないんだよねと、私は思うので、録画した方は、初めの4回転からじっくり見てみて下さい。
いや、でもさ~、あの楽曲はちょっとずるいよね。
それではまた。
鍵山くんのスケーティングは、あれこそ才能だと思うよ。
余談ですが、私の今の一推しダンサー様を紹介します。
この方。特段関節が柔らかいとか足が上がるとか、凄く飛べるとかじゃないんだけど、華がある踊り♡
@spencerdancerrr did this after class
♬ original sound - arfany cephek1402 - ᴅᴀʀᴋ sɪᴅᴇ👦🏿