こんにちは、かたせうみです。
京都刀剣御朱印の旅。
建勲神社で薬研藤四郎を見て、北野天満宮で髭切に会い、今日はこれから叡電に乗って、ライトアップの始まった「貴船神社」へ移動する番外編です。
これまでの記事は、こちらをご覧ください。
京都刀剣御朱印の旅①【建勲神社で御朱印を貰う】 - 人生半分過ぎたらしいので、色々やってみるブログ
北野天満宮で、髭切と御朱印を【京都刀剣御朱印の旅②】 - 人生半分過ぎたらしいので、色々やってみるブログ
出町柳駅付近には駐輪場があります!京阪電鉄と叡電の駅は違うので注意
さて、夫が北野天満宮から出町柳まで「自転車で行こうぜ! 」と言うので、のこのこついてきておりますが、日がかげってくるとさすがに寒いです。
一度ホテルに戻る予定だったので、上着持ってこなかったじゃんよ!
ブツブツ文句言っているうちに、「出町柳駅」に到着しました。
これから、叡山電鉄に乗って貴船神社まで行きますが、京阪電車にも出町柳駅があります。
両者は繋がっていないようですが、京阪電車の出口を出ればすぐに叡電の駅が見えるので、迷うことはないと思います。
出町柳駅は鴨川沿いでとても賑やか。
京阪電車の「祇園四条」や「伏見稲荷」駅からも近いです。
自転車置き場は京阪電車の出口付近に沢山あるので、よっぽどのことが無い限り駐輪には困らなさそうです。
叡山電鉄は、箱根の登山鉄道のようなイメージ。
貴船神社は、ここからたった30分で到着するのに、叡電の駅は旅特有のローカル感が味わえます。
交通系ICカードは、もちろん使えます。
チャージは、駅構内で。
ライトアップ期間は、市原~二ノ瀬駅間のもみじがライトアップされる
11月2日から始まった、貴船神社のライトアップ。
期間中は、叡電の市原~二ノ瀬駅間のもみじのトンネルもライトアップされます。
ライトアップ区間を通る時は、電車も徐行運転となり、社内灯も消灯されて雰囲気たっぷり。
2日はまだ紅葉が始まってはいませんでしたが、情緒あふれる光景を見る事ができました。
250メートルのもみじトンネルはあっという間なので、写真を撮ろうと焦っていると、本当の美しさが分からなくなるから注意。(←それは私・・)
どんな感じかは、HPを見てみてください。
貴船口駅でも紅葉はライトアップされていてキレイ
カメラ構えたら、電車が入ってきた・・・。
貴船口駅は紅葉に囲まれた駅ですが、駅でも紅葉はライトアップされています。
動かないので、ライトアップ紅葉を撮るならこちらがおススメ(というか、簡単です。)
ICカードの人は、これにタッチしてね。
貴船口から貴船神社へはバスが便利です。
叡山電鉄「貴船口」駅から貴船神社へ行くには、バスを利用します。
徒歩でも行けますが、山道で暗いし、この時期バスはばんばん来ますので、バス利用をおススメしますよ。
交通系ICカードは使用できますが、京都バス・鉄道1日券などは利用できないみたいだったので、気を付けてください。
大きいお金の両替もできないので、現金を使用する場合は出町柳でくずしておきましょう。
貴船口駅は現在工事中でしたが、バス停までは道に沿って歩けば自動的に到着するようになっています。
歩いて行くと、こんな感じの提灯があるバス停がお出迎えしてくれます。
(写真は、貴船神社のバス停)
バス停から貴船神社までは結構歩きます。
貴船は京の奥座敷。
バス停を降りると、ザァーっという、結構豪快な川のせせらぎが聞こえます。
夏になると、この川の上には床が設えられ、夏の風物詩「川床」が始まります。
テレビドラマなどでもよく使われていますね。
私が一番印象深いのは、「税務調査官・窓際太郎の事件簿」です。
菊川怜と小林稔侍が、川床でお食事してました。(・・・ふっる~・・。けど、この間再放送してた。)
バス停を降りると、貴船神社まで料理旅館などが連なる参道となります。
紅葉の時期は、道路の両端に行灯が置かれ、雰囲気たっぷり。
でも、これが神社まで結構な道のりなんですよ。
道自体は舗装されていて、勾配も緩やかなんですがなかなかどうしてのトレッキングコース。
京都はついお洒落をしがちですが、ハイヒールとか無理なので、歩きやすい靴で行きましょうね。
山道を歩いていると、所々精霊流しのようなポイントがあります。
料理屋さんの前には番頭さんや客引きのお姐さんが立っていることも。
「帰りはお送りしますよ~。」って言っていた。
このあたりで食事ができる所は結構あります。
手ごろなうどんから、湯豆腐懐石まで詳しくはこちらをどうぞ。
この写真は、奥之宮へ行く途中の場所。
川床は終了していますが、川沿いにはこの様に所々趣向を凝らした場所があり、道行く人の目を楽しませます。
貴船神社到着
貴船神社、到着しました。
バス停から約350mという事らしいですが、周囲が暗い為、もっと距離があるように感じます。
途中、小休止できるお店や食べ歩きできる外売りもありますが、外売りに関しては夕方早々にお店を閉めるようです。
山や川の清浄な気を楽しみながら自然のパワーをもらうなら、ここはやっぱり日中に来るべき所なのかもしれません。
だけど、私にはどうしても夜に見たいものがあったのです。
参道の階段の両側に、びっしりと建つ真っ赤な灯篭
私はどうしても、この灯篭に灯りが入った所を見たかったんです。
フラッシュとかなくてもこんだけ映るんだから、デジカメってすごいよね・・。
フラッシュ使うとこんな風になります。
この階段は、No1フォトスポットなので、どうやっても人のいない状態で写真を撮る事は出来ないので、諦めます。
貴船神社で御朱印を貰う
さて、灯篭の写真も撮ったし、お参りをしましょう。
手水。
夜に写真撮るとすごいね。
かがり火もあり、何だかお正月感が漂います。
拝殿。
拝殿横には神の名水を汲めるところもあります。
貴船神社の御祀神は水神様。
ここで汲めるお水は、きっと霊験あらたかでしょう。
ライトアップの時期は、夜でも御朱印がいただけます。
貴船神社の御朱印は16時ころで終了だと思っていましたが、ライトアップの時期は御朱印やお札の授与所も開いていて、御朱印をいただくことができました。
貴船神社の奥宮へ
ここまで来たら、奥宮まで足を延ばすことに。
奥宮までは、500メートル。
さっき、カップルの女の人が「え~?500メートルもあるよぅ?」って言ってたよ~!
それがなんぼのもんじゃい!
という事で、奥宮に。
本宮を出ると、また雰囲気のある小道を通ります。
下りの小さい階段。
小さい橋ですが、絵になる場所なのでカメラを携えた人がシャッターチャンスを狙います。
奥宮へ行くには一旦道路に出ますが、道沿いには転々と料理旅館や川床料理屋などが建ち並びます。
夜はやっぱり、ちょっと怖いね。
奥宮到着
本宮からおよそ500メートルの奥宮はとても静かでこじんまりとしています。
今日は「手作り市」という催しがあったらしいのですが、この時間に奥宮まで来る人は少なく、閉店まであと1時間以上あったのに、露店はもう終了の雰囲気。
奥宮の拝殿。
手水は、奥宮のかなり手前にあります。
拝殿まで来ちゃうと通り過ぎるので注意。
御神木である「連理の杉」。
歴史の長い所に来ると、樹齢の高い希少な大木を拝むことができます。
1日目終了、ホテルへ【貴船神社まとめ】
夜の貴船神社は雰囲気たっぷりでした。
魔界へ続くかのような、連なる灯篭に灯が入った姿は一見の価値ありですが、穢れを清める水の力や萌ゆる緑の生命力を享受したいなら、やっぱり日中の参拝がおススメかもしれません。
きっと、料理旅館街ももっと人出があり賑やかで陽の気に満たされているんじゃないかと思います。
川沿いにもいくつかお社がありますし、見どころをしっかり見るならやっぱり昼です。
今回、私は夜の灯篭を絶対見たかったので感無量だし悔いも無いのですが、次は川床が営業している季節の日中に来たいと思います。
ん~、でも、ここは 夜のしっとりした感じも捨てがたいですね。
それではまた。
読んでいただき有難うございました。
続く。
つづきはこちら。