映画『鬼滅の刃』の快進撃が止まりません。
スクリーンをフル稼働しているとはいえ、17日間で興行収入157億円を突破だそうです。
今この記事を書いている最中にも、170億円を突破するかも・・、という勢いです。
鬼滅の1ファンとしては、驚愕と共に、嬉しい気持ちで一杯です。
このままどこまでいくのか見届けたいですね。
この事について、「シネコンでスクリーンをフル稼働しているのだから当たり前」という意見をよく見かけますが、魅力が無ければいくらやっても閑古鳥。
結局、いくらやってもダメなものはダメなんですよ。
この社会現象については、もう「神に愛された」としか理由付けできない。
ネットニュースをチェックすると、もう、毎日毎日『鬼滅の刃』の話題で持ちきりです。
これは、私がクリックした履歴によって出来上がる記事の構成でもあるんですが、もう、話題にのっかって、経済誌等でも「なぜ『鬼滅の刃』が売れたのか」とか、「なぜ『鬼滅の刃』が心をとらえるのか」、果ては、「『鬼滅の刃』にみるマネージング力」だとか「『鬼滅の刃』にみる人心掌握術」的な記事まで乱立する始末・・。
もうね、いいんですよ、そんな事。
私も結構前に鬼滅の記事をいくつか書いているし、「いまさら聞けない面白さ」みたいな記事も書きました。
みんな、この現象に理由付けがしたいんですね。
アニメの出来が良かったとか配信が多かった。
声優さんが熱演したとか、私も色々書きましたが、ここまで来るともう、「神に愛された」とか「時代の寵児」という言葉でしか、この現象は説明できないんですよ。
仮に、鬼滅の刃に始めからかなりの仕込みがあったとしても、ここまでになるでしょうか??
もちろん、原作に魅力はあるし、アニメや映画も丁寧に出来ているのだから、『鬼滅の刃』には十分世界を席巻する価値や資格があります。
しかし、状況やお膳立ては整ってるのに不発だったコンテンツ、ゴリゴリ押しだったけど、結局イマイチ売れなかったあれやこれ、伸びなかったあれやこれ、思い当たる部分はあるはずです。
なんで武田信玄は行軍中に亡くなったのかとかに似ている。
毎日目にする鬼滅のニュース。
私もご丁寧に毎日読んじゃうのですが、考えに考え、いいかげん飽きたというか、理由付けはできないなと思い始めました。
だって、皆同じ事書いてるじゃん?
どの記事も考察は同じ。
私もですけどね。
アニメが終了し、連載も終了している。
ファンが忘れないのは、ひとえにメディアが忘れさせないように工夫や努力をしているから・・、というのは分かります。
でも、ここまで来たらもう、「何で武田信玄は上洛途中で病に倒れたのか」とか「なぜ伊達政宗がもっと早く生まれなかったのか」とかそういうレベルの話なんじゃないかと思うんですよ。
龍馬ファンの人は坂本龍馬に置き換えてもいいですよ?
別に上杉謙信とかでもいいです。
「時代に愛された」とか「神に愛された」そのレベル。
考えるだけ無駄・・、ムダムダ・・。
だから、もうかたせうみは、そのうち考えるのを止めた・・・・。
王道はやっぱり、人気あるよね。
それではまた。
それでもかたせうみが考えた「売れた理由付け」を読んでくれる人はこちらをどうぞ。