こんにちは、かたせうみです。
北海道を代表する一大温泉地「定山渓」。
その手前に、2軒ほどの宿がある「小金湯温泉」があります。
今日は、真駒内公園でのバードウォッチングの帰りに、小金湯に立ち寄ってみたいと思います。
で、その前に、豊滝にある「豊滝龍神の水」で、ありがたいお水も頂いていこうと思ってます。
もう、最近は熊情報ばかりで、おちおち山にも入れません・・(涙)。
聞くところによると、豊滝の龍神様は、山奥だというのでちょっとビビってます。
それでは、龍神の水から訪問してみましょう~。
せっかくなので、真駒内公園で撮影した、鳥の写真もご覧ください。
シジュウカラ(?)の水浴び。
可愛いですね。
この日は、同じ場所で代わる代わる水浴びをする鳥を見る事ができました。
アカゲラも登場。
アカゲラが来ると、カラ類やスズメは遠慮するように水たまりから姿を消す・・。
ヒヨドリ。
小さい鳥とはまた違った可愛さがあります。
真駒内公園から龍神の滝までおよそ30分!夏場は意外と走りやすい
という事で、豊滝龍神の水に到着しました。
冬場は雪のせいで道幅が狭くなり、すれ違いが難しくなるとか、途中からのダートが怖いなどの口コミでしたが、夏場はそんな事もなく、途中から砂利道ですが、意外と走りやすい道でした。
龍神様到着。
ここは私有地なのですが、「市民の森」となっていて、奥は散策路となり、車も通行できるようになっているようです。
緑も深いし、興味あるな~・・。
車をここに置いて散策も可能ですが、今日は止めておくか・・。
一応、ここから入るルートの写真がこちら⤵です。
ヒグマ情報ではないけれど、ヒグマの糞の目撃情報・・。
君子危うきに近寄らず・・・。
豊滝龍神水の取水口は6つ。お参りしてからいただきましょう
豊滝龍神水の取水口は、全部で6つ。
夏場は代わる代わる人が出入りしています。
24時間お水は汲めるけど、早朝や夜間はやっぱり危ないと思うので、人気のある時間帯に来るのがいいんじゃないかと思います。
お水は冷たくて、おいしいです。
蛇口は、ひねるタイプではなく、絶えずお水は流れている。
私が調べた情報では、取水口はプレハブの中にあって、一か所のみだったのですが、夏場だからか、並びを緩和するためか、取水口が6つに増えていました。
ありがたや・・。
個人所有ですからね、ここは・・。
(山もだけど)
ここに社務所はありませんが、毎年例大祭が行われているようで、山を登ると本殿があるとの事ですが、熊が怖くて今回は遠慮。
敷地は神社の一角となっているので、お参りをしていきましょう。
龍神様、お水をありがとうございました。
小金湯温泉はお肌ツルツル!塩素消毒ではないのでカルキ臭もありません
さて、豊滝龍神水を後にして、定山渓方面へ向かう。
国道230号線を少し走ると、小金湯の交差点があります。
・・、ここ、この前ヒグマの親子が横断してたとかで、ニュースになってた所・・。
ま、車なので大丈夫でしょう。
交差点を曲がって標識通りに進むと、間もなく小金湯温泉です。
小金湯には2軒の温泉宿があり、どちらも宿泊及び日帰り入浴ができます。
「まつの湯」の外観も素敵だったけれど、サウナが無いとの事だったので、湯元小金湯の方へ。
駐車場から施設へ向かう途中には、杉の大木やお地蔵様や祠があり、旅情感たっぷり。
入場は券売機で。週末は結構賑わっている
入り口を入ると、券売機。
ここで入場券を購入。
お値段は、土日祝日は1,000円です。
下駄箱と脱衣所のロッカーは無料。
100円が戻るタイプでもないので、小銭は不要です。
フロントの前には、コンパクトなお土産コーナー。
フロントの奥には休憩コーナーとお食事処。
お休みどころはちょっと分かり辛い場所にあるんですが、ちゃんと休憩できる様、畳のお部屋が2部屋あります。
(ガチャのコーナーがあるので、その横にあります)


お食事処は落ち着いた雰囲気で、かき氷等の冷たいものから、麺類やお膳のような本格的なお食事まで楽しめます。
私は湯上りに、抹茶のかき氷を注文。
めちゃくちゃ美味しいのでおススメ。
小金湯のお湯は最高!夏場はイベントでぬる湯を開催しています
湯元小金湯は、露天風呂あり、ジャグジーあり。
館内は清潔で、洗い場の数も充分あるので、混雑時でも待つことは無さそう。
ドライヤーは無料。
洗面所には、女性に嬉しいリキッドクレンジングと化粧水、乳液が完備されています。
シャンプーリンスは備え付けで、リンスインではなく別タイプ。
銘柄は、極一般的な銭湯に置いてあるようなものなので、拘る人は準備して行きましょう。
サウナは、ミストサウナと、テレビ付き高温サウナの2種類。
毎時ちょうどにオートロウリュがあります。
オートロウリュの水量は普通。
数回に分けて噴射されるのと、サウナ室自体が狭いので、十分な効果あり。
ちょっと狭いので、ロウリュ時には満室となる事があります。
水風呂は深めで、温度は18~20℃くらいと初心者向き。
特筆すべきはミストサウナ。
サウナの扉を開けると、なんと床面が水たまりのようになっていて、二重扉。
混乱しながら次の扉を開けると、浅いプールの様で、床がなんと足湯になっている。
椅子は作り付けの石製。
座湯のように、こんこんとお湯が背面から湧き出しています。
室内は薄暗く、洞窟の様だし、乾式サウナより、ミストサウナの方が広い感じで、こんなの初めて・・。
露天、内湯ともに、温泉の温度はちょっとぬるめでゆっくりでき、ほのかな硫黄の香りは、私に温泉を再認識させる。
ここはかけ流しではないと思うのだけど、消毒に塩素を使っていないので、長湯しても身体がかゆくならないし、カルキの臭いも全くしなくて快適。
さらに、今はイベントで「不感湯」を開催していて、時間を忘れてお湯につかることも出来ます。
入り過ぎて風邪をひかないよう注意w
北海道でも最近はぬる湯が流行ってきていて、導入する所も増えてきているのだけど、冬が寒すぎるからか、夏場のイベント湯というのがちょっと残念。
整い椅子の数も充分にあり、露天風呂にある椅子は、3脚がデッキチェアです。
札幌中心部などからはちょっと遠いのが難点ですが、真駒内なら30分くらいで到着します。
施設は清潔だし、お食事も、ちょっと凝ったものがいただけるので、旅気分も味わえてすごくいい温泉でした。
湯上りのお肌はツルツル。
週末はちょっと混雑気味ですが、良い温泉に行きたい時は、とってもおススメです。
ここを少し行くと定山渓となりますが、手前や帰り道にも、こんな所があるので、近くに来たら、寄ってみて下さいね。
それではまた。