うみブログ

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【ノコギリクワガタの幼虫】食痕か蛹室か?最後のマット交換②

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こんにちは、かたせうみです。

前回、イチかバチかで終令幼虫の掘り出しを決め、終業時間とともに風のように職場から消えた②です。

 

①はこちらで。

クワガタ記事は、カテゴリー「クワガタ」からどうぞ。

www.kataseumi.com

 

今日もバリバリ幼虫の写真が出ます。

嫌いな人は【閲覧注意】でお願いします。

 

育成瓶から慎重に幼虫を掘り出す。

 

前回、幼虫の体に黒点病らしきものが見て取れたので、今にも蛹になりそうなこの時期に幼虫の掘り出しをする事にしましたが、「幼虫の掘り出し」これが、ものすごく気を遣うんです。

 

まずは、上から慎重にマットを掘り進めます。

 

元々、マットを詰める時に圧迫しながら詰めなくてはいけないのと、加湿により、おがくずのマットは固くなっていますので、育成瓶をひっくり返しただけでは、簡単に中身は出てはこないのです。

掘り出しによって、思いがけず幼虫を傷つけてしまう事の無いよう、慎重に掘り進めます。

 

・・・・、疲れる・・。

 

幼虫が見えない場合は、特に気をつけなければなりません。

 

確認してみると、下の方に幼虫の姿が見えます。

見えたところと反対側から、マットを崩していきます。

 

幼虫発見!!なんか威嚇してるね!!

 

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こちらは、取り出した後の写真。

 

下の方を掘り進めると、空洞がありました。

・・、まさか、蛹室??

 

もしかして蛹室かもしれませんが、なんか形が変なんですよね。

通常楕円形なはずの蛹室が、瓶のふちを巡るようにぐるりと回っている。

それに、幼虫の体内には、まだ餌がある様に見えます。

 

という事は、多分蛹室ではなくて食痕なんだろうと勝手に解釈。

 

そして、そこから何やらキシャ―っと威嚇されます。

 

・・・、おこってんの?

 

取り出そうとしても、威嚇して奥に進むもんだから、なかなか出す事ができません。

 

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見え辛いですが、これは、幼虫を取り出したあとに残った空洞の写真。

瓶底ではなくて、横に掘られた跡があります。

 

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取り出した幼虫の色は濃いクリーム色。

紛れもなく終令幼虫です。

しかも、すごくでかい。

というか、デブい・・・。

 

さすが、丸1年以上も幼虫だっただけある・・・・・・。

 

まだ体には張りがあり、体内にエサらしきものが見て取れるので、多分蛹室を作る直前と思われます。

 

この幼虫は、外来種ではなく、普通のノコギリクワガタですが、身体が大きいのと、成長がゆっくりだったこと、意味不明な行動や、この攻撃性から、何となくオスなんじゃないかなと思っています。

 

黒点は見えません。

昨日瓶越しに見えた黒い点は、身体についたおがくずか、内臓または糞だったのかもしれません。

その点では安心しました。

 

昆虫の病気って、自然に任せるしかないのでどうしようもないですよね・・。

獣医に連れて行くわけにもいかないし・・。

  

さぁ、今度は準備した新しいマットに移動です。

 

とりあえず、幼虫は潜っていった・・・・・

 

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頭が見えないとなかなか気持ち悪い写真ですが、幼虫は新しいマットに潜っていきました・・・。

 

弱っていたりすると、下まで潜れずに亡くなってしまう事もあるんですが、ずんずん潜っていきます。

 

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心配でずっと見ていましたが、PC作業を始めて2時間くらいしたら姿が見えなくなっていました。

大丈夫かな~・・・・。

 

もう~・・・、「あと1週間で蛹室作るよ」とか、「来月前蛹になるからね。」とか教えてくれればいいのに・・・。

 

そして翌朝、幼虫は瓶底にいた

 

そして翌朝、いつもの幼虫チェック。

 

幼虫は、瓶底に大きな空洞を作っていた。

そして、そこに『ネバーエンディングストーリー』のファルコンのようにクダ巻いて横たわっている・・・。

 

非常にデブい。

ジョジョに出てくるポルポとか、北斗の拳のハート様みたい・・。

 

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気づいたらまたしても移動していやがる・・。 

 

今回は、結構大きな空洞です。

もしかしたら、蛹室作成中かもしれません。

ただ、まだ周りが固められていないので何とも言えませんが・・・・。

 

一つ失敗した事

 

ひとまず、幼虫が下まで潜れたことで一安心なんですが、「ちょっと失敗したかな」という点があります。 

 

新しい瓶にマットを詰める時、幼虫が体力を使わなくて済むように考えて、少しゆるめにマットを詰めました。

 

この幼虫がこんな瓶底にいたことは初めてです。

心なしか、マットもスカスカに見えます。

 

もし、このまま瓶底が気に入って、ここを蛹室にした場合、蛹になった後掘り出して人工蛹室へ移し替えなければなりません。

瓶底で蛹になると、羽化不全になる確率が跳ね上がるからです。

 

瓶底は水はけも悪く、下にマットもない為蛹がびちゃびちゃになったりします。

他の要因もあるかもしれませんが、とにかく蛹に悪いらしいのです。

 

そんな・・・・・。

 

ブログネタや観察日記としては、人工蛹室は派手演出でいいかもしれないけれど、そんな怖い事できないよ!!

 

本当はそっとしておかなきゃダメなんだから!!

 

今は元気に蛹化するのを祈るのみ 

 

そんなこんなで、2日目です。

続きものにしたので、2日目が書けます。

 

幼虫は相変わらずですが、動きが非常に鈍くなったので、いよいよかと思います。

ただ、身体がまだ大きいままで、下半身に張りがあるためもう少し蛹化まで時間がかかるような気がします。

 

ストレス等で弱っていなければいいのですが、今はただ無事に蛹室を作って蛹になってくれることを祈るのみです。

 

オスがいいけど、元気に生まれてくれればそれでいいわ!

 

という気持ち。

 

読んでいただき、ありがとうございました。