どうも、にわかバードウォッチャーのかたせうみです。
シマエナガやマガンの群れを探して数回に分けてご案内したウトナイ湖。
行く度行く度、実はシマエナガには出くわしているのですが、いかんせん奴らは小さくてすばしっこいので、写真に収めなければ、あの姿を愛でる事は出来ないのです。
という訳で、今日は、初めてウトナイ湖へ行かれる方に、道の駅からネイチャーセンターまでの道のりをご案内します。
ウトナイ湖鳥獣保護センターから出発!
ウォーキングを兼ねた野鳥観察は、道の駅ウトナイ湖の隣にある、鳥獣保護センターから出発です。
この写真は2月のものなので雪に埋もれていますが、実はもう既に3月下旬・・。
ウトナイ湖の散策路では、既に「ホーホケキョ」と、ウグイスが囀っています・・。
う~ん、シマエナガ、まだいるのかなぁ・・。
というか、いる事にはいると思うのですが、4月はシマエナガが抱卵する時期なので、山奥に行ってしまい、林道でも見つけ辛くなるとか・・。
取り敢えず、散策路を進んでみます。
雪もすっかり溶けた散策路。
ここからネイチャーセンターまでは、およそ1.4キロ。
歩いていくと100メートル程で、湖畔を歩くコースと、内側を歩くコースに分かれますが、どちらを歩いても、程なくして1本に道がまとまります。
どちらを歩いてもいいけれど、この辺は人が多かったりしてそんなに野鳥もいないので、せっかくだから、湖畔を歩くコースをおススメします。
散策路入り口付近には、シジュウカラとかハシブトガラなんかが多くいます。
シャッターを切っていると、横で撮影している人のシャッター音が聞こえる・・。
私が1枚撮る間に、連写で10枚は撮影している様子・・。
いいなぁ・・、あのカメラ、30万はするぜぇ~・・・。
これまでの経験では、野鳥は鳥獣保護センター側より、ネイチャーセンター側の方が多く遭遇しています。
ネイチャーセンター側にも実は駐車場はあるんだけれど、曲がり角が分かり辛いのと、砂利道だったり道が細かったりするので、私は国道沿いの道の駅に車を停めて、ウォーキングがてら散策しています。
2月に訪問した時は、まだまだ固いつぼみだった「エゾノバッコヤナギ」も、こんなに膨らんで、春だねぇ~。
冬は凍り付いていた湖も、今は溶けてこんな感じ。
春を感じるけれど、氷の上にいたオジロワシとかがいないのが残念です。
二手に分かれた道がまた1本に戻るあたりで、木道が現れます。
2月に来た時は大雪のせいで通行止めになっていたけど、今日は大丈夫。
雪解けの頃などは、地面がビシャビシャになっていたりするので、長靴で来るのが正解な時があります。
野鳥の会が販売している長靴は、畳んで携帯できるようになっているので、フェスなどでも大活躍すると聞いたことがあります。
道の駅ウトナイ湖でも売ってるらしい・・。
散策路を進むと、オタルマップ川があります。
水が凄くキレイなんですよ~!
運がよければ、ここでカワセミが見られるかも?!
それにしても、さっきからウグイスがケキョケキョとものすごく鳴いているし、近い!!
しかし、声はすれども姿は見えず・・。
と思ったら、茂みの下の方から出てきた!
夫に写真を見せたら、「これはウグイスじゃないだろ~。」と言われたんですが、多分ウグイス。
いや、後日、多分アオジに変更・・。
更に歩くと、湖畔になります。
途中、東屋と、テラスと呼ばれる場所が2か所あり、座る事ができますが、それ以外ベンチなどは設置されてなく、レジャーシートを敷く場所もないので、お弁当を食べたい方は、湖畔の東屋やテラスを見つけたら、迷わずそこで食べましょう。
湖畔には、ボートが置いてあります。
この辺の道のりは、ちょっと寂しい感じが漂います。
夏場にボート乗ってる人とか見ないし、ボート乗り場もないから、研究者用なのかなぁ・・?
この辺まで来ると、ネイチャーセンターまでもう少しです。
歩いていると、湖畔の草むらに水辺の鳥が普通に休んでいたりするのでビビらないよう注意。
突然現れるとビックリするじゃんね。
春から夏にかけては、サギなども現れるようです。
ネイチャーセンター到着!果たしてシマエナガの撮影は、成功するのか??!
湖畔沿いを進むと、散策路はまた、林へ入ります。
結構な散歩だけれど、鳥を観察しながらだし、景色もいいから、まだまだ歩けそう。
しかし、上ばっか見て歩いているから、首は疲れるし、何度も木の根っこに躓く。
「ころり転げた木の根っこ」って歌詞がある歌、小学校の時、音楽で習ったなぁ。
ちょっと拓けた場所に出て、正面にネイチャーセンターの建物が見えます。
写真のここは、ちょうど駐車場のあたり。
夏はいいけど、冬はマジで怖い場所だから、雪が積もったら、車でここまで来るのは避けた方が賢明ですよ、多分。
さて、正面に見えた建物はネイチャーセンターですが、玄関に行くには、こっちの木道を通ります。
建物に向かっていくと、ネイチャーセンターの裏口に着いてしまいます。
そこから表へ回れた気もするけど、落雪とかあったら怖いし、整備されてるこちらの木道を利用。
鳥インフルエンザ等の疫病を防ぐための、消毒用バケツがあります。
これで、靴底を消毒してから進みます。
ネイチャーセンター到着!
年季を感じる建物ですねぇ。
散策路は、ネイチャーセンター側にも広がっていて、いくつもルートがあります。
果たして、かたせうみは、シマエナガを撮影する事ができるのか??
次回は、ネイチャーセンター内の様子と、ウトナイ湖東側の散策路に行ってみます。
続く。
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これからバードウォッチングに行かれる方は、参考にして下さいね。
それではまた。
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