2022年4月。
「ウトナイ湖に、マガンのねぐら入りを見に来たけれど、マガンは既に渡ってしまっていなかった・・。」
という、残念な記事を書いてから早半年。
私は再びウトナイ湖に来ています。
と言っても、ウトナイ湖には2ヶ月に1.5回ペースで来てますが・・。
残念な該当記事はこちら⤵
2022年9月某日ウトナイ湖にマガンが飛来していた!
この夏は、色々な所でバードウォッチングをしましたが、渡りの途中で休む水鳥が見られる場所は少ない。
春に「マガンのねぐら入り」を見ようとしたけど、時すでに遅しだったので、秋には絶対見るぞと張り切っていた私。
例年、9月の中旬位からウトナイ湖にマガンやヒシクイ等が飛来するそうですが、9月下旬には、既に結構な数のマガンが飛来していました。
ピークになると、湖を埋め尽くすくらいの水鳥がやって来るそうですが、9月下旬だと、こんな感じです。
これから数がどんどん増えて、10月下旬~11月頃がピークの様です。
マガンは日中でもウトナイ湖にいたけれど、数が増えるのは、夕方。
昼間は近くの田畑などでエサを探しながら過ごすマガンも、夕方には休む場所に帰ってきます。
ねぐらとなる湖に戻ってくる沢山の群れや、日の出とともに群れが一斉に飛び立つ様が大迫力で、マガンが飛来すると、遠くからもバードウォッチャーが駆けつけてくるそうだ。
マガンやヒシクイなどは、群れで飛ぶので、何気ない日中にそれを見かけただけでも迫力があり、圧倒されてしまいます。
そしてマガンの鳴き声は、なんかこう・・、おじさんがボソボソ呟いているみたいな感じなので、湖畔を歩いていると、『近くにおっさんがいるのか??』とドキドキします。
数万羽の鳥たちが、一斉に羽ばたく様は、生で見たらさぞ迫力だろう。
因みに、夕方のマガンは、群れ毎に湖に帰ってくる為、全て集まるまでにはタイムラグが生じます。
少しづつ数が増える感じですね。
しかし明け方は、湖にいる、ほぼ全てのマガンが一斉に飛び立ちます。
なので、より迫力や数を楽しむなら、暁の雁と呼ばれる、「ねぐら立ち」を観察するのがおススメらしい。
私は今回、暁の雁を見ようと思っているのだけれど、寝坊して、「到着してみたら飛び立った後だった」というのだけは避けたい!
早起きは超苦手だけれど、頑張ってみようと思います。
10月中旬の北海道はもう寒いから、防寒着を準備して臨まないといけませんね。
そうだ、バードウォッチングの極意は、「待つ」事で、寒さは大敵なんだった。
ウトナイ湖は、春に訪れた時とはうって変わって秋の装い。
次回は、9月下旬のウトナイ湖の様子を、可愛いシマリスの写真と共に、お送りします。
それではまた。
実際にねぐら立ちを見に行った記事はコチラ
最近愛用している野鳥の本。
⤵とっても見やすくてコンパクトで初心者に超おススメ。