2017年に現役生活を引退した浅田真央さんですが、2018年から『浅田真央サンクスツアー』と称し、今まで応援してくれたファンに感謝の意を込めて、今まで来ることが出来なかった地方のリンクを主体に、アイスショーで回ってくれています。
アイスショーのチケットは高額になりやすいのですが、サンクスの意を込めてたくさんの人に見てもらいたいという気持ちからか、スタンド席は3,500円、SS席でも7,500円という破格。
プログラムも、1日2回公演で80分休憩なしというハードスケジュールです。
アスリートですな~・・。
アイスショーの服装などの疑問で検索してきた方は、中盤に解説があります。
目次はこちら。
- と、いう事で、苫小牧でサンクスツアーを見てきました。
- 会場には浅田真央のグッズも売っている
- プログラムも購入し、会場へ
- 【アイスショーの服装など】会場は冷えます。ひざ掛けだけじゃ足りないよ。
- 始まりました。公演中は撮影禁止なので、写真はここまで。
- 浅田真央サンクスツアーのキャスト
- 浅田真央サンクスツアー感想まとめ。
と、いう事で、苫小牧でサンクスツアーを見てきました。
苫小牧にある、「白鳥王子アイスアリーナ」に到着!
苫小牧は、製紙会社の最大手「王子製紙」の大きな工場がある王子の街。
王子製紙はアイスホッケーのチームも持っていて、専用のリンクも少し前までありました。
関係する「王子ネピア」は浅田真央のスポンサーでもありますから、そんな事で苫小牧のリンクに決まったのかもしれませんね。
「白鳥王子アイスアリーナ」入り口。
人が集まっていますが、キャパもあまり大きくないので、程よい混み加減です。
最近どこでも見る「本人確認」。
ほんと、転売ヤーとか消えて欲しいです。
会場には浅田真央のグッズも売っている
会場では、今日の公演のプログラムの他にグッズの販売もされています。
ブランケットやマグカップ、ランチバッグなど。
可愛いですね。
「MAO」の周りにちりばめられた花々は、真央ちゃんの感謝の心を表しているそうです。
グッズ売り場。
混雑はまぁまぁで、買いやすかった。
浅田真央だ!
抜群にスタイルも良くて、スパイラルもジャンプも美しいのに、ちょっとだけ不遇なイメージの彼女ですが、もう、好きなことをして欲しいと思うおばさんであった・・。
プログラムも購入し、会場へ
プログラムを購入。
今回の公演、お花やプレゼントは、投げ込みも持ち込みも禁止です。
ただ、お手紙だけは受け付けてくれています。
今日の席はSSが取れなかったので、S席です。
最前列で見たかったなぁ・・。
調べてみたら会場は3,015席。
でもモニターの後ろの席は潰されています。
そして、SS及びS席は、リンクの中にセリを出して作られています。
氷の上に椅子が出ていて座る感じです。
【アイスショーの服装など】会場は冷えます。ひざ掛けだけじゃ足りないよ。
会場はスケートリンクです。
氷が溶けないようになっていますので、仮に外は真夏であっても場内は冷蔵庫!
足元もひえてきます。
お洒落をしたいところですが、アイススケートの観戦に限っては、ベンチコートやレッグウォーマー、カイロ、ブーツなどをしっかり準備しましょう。
ベンチコートを持っていても、中が薄着だとやっぱり寒いです。
真夏の場合、荷物が増えますが、コートの下に薄いニットなどを羽織るといいと思いますよ。
会場です。
すごい、近いわぁ・・。
真夏というのに会場は冷蔵庫です(あたりまえか)。
「寒いので防寒できる服を」
とHPに書いてあったけど、真夏にそんなぼんやりとした書き方じゃ伝わらないのでは・・。
と、早々にレッグウォーマーとベンチコートでばっちり防寒。
周りは道民なだけあって(?)みなさんダウンコートなどを召していました。
始まりました。公演中は撮影禁止なので、写真はここまで。
スモークがたかれ始め、会場が暗くなります。
公演中の撮影は禁止なので、写真はここまで。
ピンクというか、パープルのカクテルライトに照らされて、浅田真央が出てきます。
真央ちゃん、初めは真っ黒のケープを頭からかぶり滑り始めます。
曲が少し変わり、ベールを脱ぐとキラキラ衣装で登場しました。
凄いオーラです。
舞台に立つ人だけが持つ独特のオーラで、リンク狭しと滑り始めました。
感動。
相変わらず細い体形を保って、きれいなラインで足も上がる。
1曲目が終わると挨拶が入り「ノンストップで行きま~す!」と、次の曲。
ほんとにノンストップか!!
所々、今回のショーのドキュメントを挟みながら、息をもつかせぬプログラム構成。
アスリートはすごいね。
浅田真央サンクスツアーのキャスト
浅田真央サンクスツアーのキャストの詳しくは、HPをご覧いただきたいんですが、ここでちょっとだけ、今日の滑りと共に紹介します。
※ 写真は、「浅田真央サンクスツアー」プログラムより出典
無良崇人。
全日本や世界選手権でお馴染みの彼は、出番が多め。
アイスショーでは競技よりかなりジャンプが減りますが、今日は結構飛んでくれました。
トリプルアクセルも2~3回見せてくれましたが、3回以上のジャンプは間近でみると迫力満点。
そして、プログラムには、彼のソロがあります。
登場してきた曲は、ラフマニノフの「鐘」。
サンクスツアーの構成は、基本的に浅田真央+その他大勢な感じで、真央ちゃんのこれまでの演舞曲のメドレーをその他が演じ、真央ちゃんは違う曲という感じなので、「鐘」があるのは分かるのですが、私見として真央ちゃんはこの曲にいい思い出が無いんじゃないかと思っていたので、ちょっとびっくりしました。
ラフマニノフの「鐘」曲は、テレビで競技を見る以上に重厚で圧倒的。
真央ちゃんのあの時の衣装そっくりの男性バージョンで舞う無良の演技は、息をのむほど。
実は、あまり好きなスケーターではなかったんですが、今日の演技はとてもよかった。
もう、『あまり好きじゃない』とは言えないね。
※ 写真は、「浅田真央サンクスツアー」プログラムより出典
今井遥。
グランプリシリーズなどにも出ていた彼女は、暫くスケートから遠ざかっていた。
けど、今回のショーからまた滑り出したという。
日本フィギュアの混沌とした時期の選手はちょっと不遇な面もあり、才能やらバックグラウンドやらの色々を、素人目の私でも色々と感じていたわけですが、やっぱり全日本や世界に出た彼女の滑りは優雅で美しい。
※ 写真は、「浅田真央サンクスツアー」プログラムより出典
マルティネス エルネスト。
スペイン出身で、モデルでスケーターの彼は、数か国語を話すらしい。
今井遥でちょっと重くなったので、イケメン外人のマルティネスを紹介。
いきなりアングロサクソン系(合ってんのかこれ?)の美男子登場。
見目麗しい彼は、ポジションやアロンジェ(腕を伸ばす動き・バレエ用語)が最も美しい。
もうね、彼が出ると、彼だけしか見えないんですが、いかんせんジャンプが苦手なのと、体力というか集中力がショーの最後まで続かず。
序盤で魅せた神がかった後光は終盤消えた。
浅田真央サンクスツアー感想まとめ。
浅田真央サンクスツアー、とてもよかったです。
もう競技ではほとんど見られなくなったスパイラルも堪能できたし(ホントに、これ点数除外したやつ誰よ!!)、ジャンプも多めでした。
お求めやすいチケットで、あまりスケートを知らない人でも飽きさせない80分という枠も、とても良いと思います。
太陽のような真央ちゃんの滑りも見れたし、最後には1回だけだけど、3連続コンビネーションもやってくれました。
お金のかかっている素晴らしいショーは大好きだけど、こういうのももっと一般的になったらいいなと思います。
今回のショーは、ドキュメントを見る限り浅田真央が振り付けまでやっているようなので、今後真央ちゃんはこういう方へ進むこともあるのかな~と思いました。
ショーの振りは悪くなかったので、色々なコーチに習って培ったことがここで発揮されているのかもしれません。
今後はもう少し攻めた振り付けを期待しますが、真央ちゃん、お疲れさまでした。
太陽のようなあなたの滑りが大好きですよ。
それでは今日はこれで。
読んでいただき、ありがとうございました。