こんにちは、かたせうみです。
北海道は夕張郡にある、「ながぬま温泉」に来ています。
ここは、源泉かけ流しの柔らかいお湯が有名で、日帰り温泉が大人気ですが、今日は、ながぬま温泉が好きすぎて、宿泊しに来ています。
鄙びた感じが昭和レトロでたまりませんが、宿泊はどんな感じなのでしょう??
今日のお値段は、休前日にもかかわらず、一人一万円。
食事は部屋出しです。
それでは突撃!
ながぬま温泉の記事は、こちらでも書いています。
日帰り施設や、大広間ののんびりした感じをご覧ください。
ながぬま温泉到着!入口はお隣
ながぬま温泉到着しました。
どんどん人が入っていく扉のお隣が、宿泊客専用の入口となります。
券売機がある方の入口は、日帰り入浴専用となりますので、ご注意ください。
ロビー。
フロントもこじんまりとしていますが、静かでいい感じです。
今日は満室という事で、人気があるんですね。
所で、北海道の温泉ホテルは、大きなところが多いのですが、ながぬま温泉は、とてもこじんまりとしていて、お部屋から大浴場までがとても近く、超速で入浴できるんですよ。
建物は2階建て。
フロントのすぐ横に階段があり、上がればすぐに、お部屋です。
施設が古いので、エレベーターは無し。
チラリと見えるのが、車椅子用の簡易エレベーターとなっています。
フロントの横というか、裏に売店があり、日帰り客と共用となっています。
ポテトチップスなんかが売っていますよ。
あと、マオイワイナリーのワイン等も、そちらで買う事ができます。
階段を上がると、レストランが。
ここが、明日の朝食会場となります。
自販機。
施設の中で、お酒の自販機はここだけ。
(ソフトドリンクの自販機は大広間に沢山あります。)
キリン至上の人やサッポロ派の人、色々飲みたい人は、近くのコンビニで仕入れてからチェックインしましょう。
また、夜7時位までは、日帰り施設の売店が開いていますので、そこで生ビールを飲むのも可能です。
昭和レトロがたまらない!ながぬま温泉のお部屋がこちら
フロントでキーを渡されて(昔ながらの、長方形のキーホルダーがついているタイプ)、階段を上がると、お部屋まですぐです。
お部屋到着。
本日は、8畳間となっています。
おおお、昭和レトロな和室です。
8畳間で、思ったよりは広く感じるけれど、こんなものかな。
旅行サイトやHP通りな感じ。
座椅子がセットされていませんが、奥にあるので、使う人は自分で出します。
ていうか、使うよね・・。
洗面台。
アメニティは、歯ブラシとヒゲソリ程度。
スキンケア、ヘアケアの類は皆無なので、持参しましょう。
それと、ながぬま温泉のお部屋は、バスなしシャワーなしがほとんどです。
もしかしたら、バス付は一部屋も無いかもしれない。
大浴場が最高なので、特段不便は感じませんが、諸事情で大浴場が使えない時もあるから、シャワーだけでも欲しいなと思いました。
因みに、大浴場のシャンプーは、リンスインタイプです。
洗い上りはバリバリになるから、ヘアケア製品は持っていきましょう。
一応下駄箱がありますが、ロビーで靴をロッカーにしまうので、使う事はありません。館内はスリッパもなく、宿泊者には足袋靴下が貰えるので、それを履いて移動します。


見てみて!
ナショナル製の鍵付き冷蔵庫!!
昔の旅館て、お部屋の冷蔵庫に飲み物があって、有料だったんですよね。
今は空の冷蔵庫が主流だけど、昔は、朝になると仲居さんがやってきて、冷蔵庫の中身をチェックして、伝票に書いて(チェックアウト時に清算する)、最後に鍵をかけるんですよね、懐かしい。
この冷蔵庫は、その名残り。
中身は空なので、持ち込みのジュースやお酒を入れる事ができます。
冷凍室付き。
勅令式で強力なやつだから、アイスも大丈夫ですよ。
これも懐かしい!
茶びつセット!
今はティーバッグになっちゃってるけど、昔はここに、急須と茶筒も入っていたんですよ。
多分、これを最後に見たのって・・、中学生くらいの時かなぁ・・。
今も、和風旅館やホテルでは、見かける事もあるかもしれないけれど、私の記憶にはない。
大学時代に行った合宿で見たかもしれないけど・・・、とにかく、ここ数年は全く見てない気がするな。
お部屋には、増設(というか、延長コード)された電源やコンセントもあり、充電には困らなさそうなので安心してください。
いつもチェックしている、マルチ充電器の類は無いので、充電器は忘れずに。
ながぬま温泉で出てきた食事はこんな感じです
二時間ばかりお風呂に入って、温泉を堪能してきました。
で、夕食前だというのに、日帰り客用売店で、ソフトクリームを買って、食べています。
さて、そろそろ夕食の時間。
ながぬま温泉の夕食プランはいくつかあって、私達が選んだのは、最もスタンダードなプランです。
飲み物と、追加で頼めるおつまみのメニュー。
配膳の時間になると、何か飲み物を注文するか聞かれるので、ワインを注文。
ワインは特に銘柄指定とかではなく、赤か白かで注文します。
出てきたのはこれ。
お値段1,480円。
市販価格600円程度のワインなので、1,480円なら、すごい良心的ではないでしょうか。
ワインの味は・・、結構タンニンが効いているので、今日のメニューには合わない感じ。
白にすればよかったかな・・。
お部屋食ですが、常にお給仕がいるわけでもなく、食事を持ってきてくれたら連絡するまで下げには来ないので、後は自由という感じです。
ドリンクについては、持ち込みのお酒で済ますという手もあるけれど、それもちょっとなぁ・・、という訳で、マイルールに則って、食事のお酒は注文。
しかしその後、ワインが食事に合わなかったので、持ち込んだビールなどを飲むことにする。
ワインは持ち帰り、美味しくいただきました。
このあとまたお風呂に行く予定なので、飲み過ぎないようにしないとね。






好物の茶わん蒸しは、具沢山で美味しかった。
お味噌汁は、豚肉が入っていないのに、何故か豚汁の味。
ゆで豚かなんかの出汁かな~?美味しかった。
椀ものは、カブに見えるけど、多分、ジャガイモを潰して丸くしたものの中に、ひき肉の餡。
「ながぬま温泉」の夕食は、味に関しては、正直可もなく不可もなくという所ですが、温泉に泊って休前日で10,000円という価格を考えれば、かなりのお値打ち。
だって、何度も言うけど、大浴場がすごくいいんですよここは。
夕食も品数があり、お部屋で食べられるのはとてもいいです。
(ジンギスカンのコースの場合、レストランとなるようです。)
個人的な欲を言えば、寄せ鍋はすき焼きがよかったな~という事位。
上げ膳据え膳、もう最高。
デザートは、一口シフォンです。
これに、食後の紅茶があれば更にいいですが、お茶はお部屋で淹れられるので、各自という感じ?
ながぬま温泉の朝食も、可もなく不可もなく
さて、夜のお風呂も堪能し、清々しい朝です。
朝食場の風景です。
余談ですが、ながぬま温泉の大浴場は、夜12時まで。
サウナは10時までとなるので、深夜2時とかにお風呂に入るとかはできないので、ご注意ください。
朝食会場の品数は、どちらかというと少なく、和食メインの、伝統的な日本の朝食です。
昨今は、ビジネスホテルの朝食が結構頑張っているので、それに比べるとちょっと弱い感じ。
飲み物は、オレンジジュースと牛乳・・、に水。
後はお茶。
朝食のお粥はありませんが、朝茶漬けを作る事ができます。
ただ、お茶漬け用の食器も、普通のお茶椀だったので、お茶漬けなら、それ用の二回り位大きい食器を用意してもらいたい所。
朝食デザートもあります。


ながぬま温泉の朝食会場には、一応パンなどもあったのですが、今日の気分は和食。
というか、もう、会場の雰囲気が和食。
梅ひじきとかお漬物とか、ご飯に乗せるトッピング系が、魅力的なんですよね。
夫は焼き魚などをもりもり食べていました。
そんな訳で、ながぬま温泉1泊旅行。
なんていうか・・、湯治という表現がぴったりでした。
何度も書いたけど、ここは、大浴場がとても良いし、1泊1万円でのこのお食事なら、大変お得。
これで、ここに岩盤浴なんか出来ちゃったら、もう、毎週行っちゃいますね。
ハイクラスの旅も捨てがたいけど、昭和レトロなながぬま温泉は、行ってみれば人気の秘密が分かります。
日帰りメインの方々も、ゆっくりできるので、「わざわざ」泊りに行ってみて下さいね。
それではまた。