こんにちは、かたせうみです。
春から夫が単身赴任しています。
息子は現在一人暮らし。
で、娘と二人、のうのうと暮らしていますが、ここで事件(?)が発生しました。
夫の源泉徴収票を見て愕然
さて、ふるさと納税の確定申告書でも作成しますかね、と、夫が持ち帰った源泉徴収票を見て私は戦慄しました・・・。
年収が去年に比べて跳ね上がっているではないですか!
え、まじで?
でも・・、全く生活レベルが上がらないのは何故だろう??
2人で働いていて、年収もこんなにアップしているのにおかしいな???
と、そこである事に気づきました。
年収がアップした分は、単身赴任手当
夫の単身赴任。
通常は、会社から単身手当てがいくらか出ます。
アップしていた年収の正体は、各種手当でした。
年収はアップしているものの、単身赴任となれば釜二つ。
特に余裕ができたと言う訳でもなく、どちらかというと生活はカツカツ・・。
生活レベルが相変わらず厳しいから、全然気が付かなかったよ・・・。
しかし!!
単身赴任手当、仮に、月5万の手当てが出てたら、収入は年収で60万上がる事になります。
もし、諸々で10万出ていた場合は、年収で120万もアップすることになります。
家賃にしても、会社が払っていれば本人負担額は0となり、月収には組み込まれないので、額面の年収は変わりません。
でも、住宅手当として給与に上乗せされていた場合、見た目の収入はアップします。
単身赴任の年収アップ!!しかし潤わない理由はひとつ
見た目の年収がアップしているのに、なぜ生活が苦しいんでしょうか???!!
それは、アップした年収以上に、単身赴任にはお金がかかるからです。
男の一人暮らしとはいえ、釜二つとなると水光熱費・通信費・帰省の為の交通費etc・・・。
生活費は倍とまではいかなくても、それなりにかかってきます。
夫の単身赴任手当はそのまま夫の生活費となるので、全く家計は潤いません。
手当てが出るだけいいけどさ。
でも、はっきり言ってそれよりもお金はかかっているのでかなり家計は厳しいです。
単身赴任するとプラスになっちゃう超ホワイト企業もありますが、夫の会社はそんなにホワイト企業ではありません。
上の試算で、月10万の手当てと書きましたがそれはあくまで試算ですから。
税金もアップする!年収アップの思わぬ落とし穴!
さて、年収がアップしたけどそれはそのまま夫の生活費で、右から左・・・。
という所までは仕方ないですね。
単身手当てを出してくれている会社に感謝しましょう。
でも、ここで大きな落とし穴があります。
収入がアップするという事は、来年の住民税が上がるという事です!
生活レベルが変わらないのに。
そして、標準報酬額が上がっているので、社会保険料も既にアップしていたのです!
生活レベルは変わってないのに。
〇 住民税は、前年の収入に対して税金がかかってきます。
〇 社会保険料は、その年の4~6月の収入で、9月から払う金額が決まります。
私がここで思ったのは、 『ふるさと納税しておいてよかった・・。』です。
今年の6月からふるさと納税制度は大きく様変わりしそうですが、既に行っているものは関係なし。
ぼんやりしていたら、夫が帰って来た時には、単身手当は無くなるのに、昨年の収入に合わせた、お高い住民税を支払う所でした。
・・・危ないあぶない。
今日の記事は、自分の範疇外で思わぬ増税が待っているよというお話でした。
ふるさと納税は、2019年から返礼率が厳密化されます。
ふるさと納税は税金の先払いみたいなものですが、返礼品が貰えるだけでもお得感があるので、返礼率が下がっても、まぁ私は満足して今年も寄附をすると思います。
ふるさと納税は、いいよね。
それではまた。