こんにちは、かたせうみです。
北海道の大滝区。
三階滝の「甘露の法水」へ行く途中、ちょっと道を入った所に「大滝ナイヤガラの滝」という看板がありました。
数年前には無かったけどな?
甘露の水を汲んだ後、ちょっと立ち寄ってみる事にしました。
どんな感じかな~??
地図はこんな感じで、何の目印もありませんが、引いて見て頂ければ、どの辺か見当がつくと思います。
国道453号線から入る場所には看板も出ています。
この辺りは「北湯沢」といって、広い浴室や露天風呂を併設した温泉ホテルや旅館がいくつかあり、ほとんどの施設で日帰り入浴ができます。
ドライブにつかれた体を癒すのもいいかもしれませんね。
見かけのわりに立派な浴場がある「ホロホロ山荘」は日帰りおススメ!(あ、宿泊も悪くないですよ)
ここは、道央・道南の民なら知らない人はいないですね。
大滝ナイヤガラの滝到着
「大滝ナイヤガラの滝」駐車場に到着しました。
誰もいません・・。
お店の類もなし。
周囲にも何もなし、静か・・・。
時間も昼下がりだし紅葉の時期でもないので、こんなもんか・・。
この辺、ちょっとマイナーだからね。
おっと、滝まで何と800メートル・・。
800メートルと言ったら、あれですよ・・、800メートル・・。
何のためにあるのかちょっと謎な「利用者記入ボックス」。
・・、もしかして、これを書かなきゃいけない位道は険しいとか??
熊に出会う確率が高いとか???
何かあった時の為のものなのだろうか?
ほら、登山する時色々書くじゃない・・、登山届とか、計画書とか・・。
まさかそんな危険な所なんでしょうか?
ナイヤガラの滝は、この奥です。
そんじゃ、行ってみましょう~~!
大滝ナイヤガラの滝は、全長6キロのノルディックコース
大滝ナイアガラの滝、入り口を進むと、ウッドチップが敷き詰められた歩きやすい道。
というか、かなり整備されてますね。
鳥の声や虫の声に導かれ、しばしの森林浴を堪能。
珍しい木には、所々名前がついています。
気持ちのいい自然の中に、超人工物を発見。
この道、いつ整備したんだろうね。
木漏れ日が気持ちいいですね。
やっぱり「陽に当たる」とか、「緑の中にいる」という事は大事。
大事だけど、結構歩くね。
途中には、小川もいくつかあります。
この川はさび色ですね、この辺りは温泉地なので、鉄分が含まれているのかもしれません。
途中にこんな看板発見!
「大滝ノルディックウォーキング」だって。
帰ってきて調べたら、ここは周囲6キロにわたり周遊散策路になっていて、夏はウォーキング、冬は歩くスキーが楽しめるそうだ。
あ、だから入り口に利用者記入ボックスがあったんだね。
800メートル歩いて、「大滝ナイアガラの滝」に到着しました
てくてく歩いて800メートル。
特に起伏に富んでいることもなく、平坦で歩きやすい道です。
歩いていると、一発で分かる景勝地。
「大滝ナイヤガラの滝」です。
ナイヤガラと名がついていますが、スケールはそんなでもないだろぅ!!
と思いましたが、森の中を歩いてきてここまで来ると、視界が開けて落差のある川。
面積は意外と広く、これはこれで風情があります。
それでは、滝の様子をご覧ください。
耳をすませば、せせらぎと、水の落ちる音が聞こえてくるかも・・。
水がきれいなので、川底のくぼみも見えます。
絶好のビューポイントに、すっごくいいカメラを持った御仁一人。
滝を一生懸命撮影してますね~。
今日は水量がすくないね~。
えっっ、そうなんですか??
うん、水量が多いときはね、岩肌が見えなくて、このあたり全部水で覆われるんだよ。
そうなんだ・・。
滝の落差はそれほどではないけれど、確かに岩の面積が広いから、水量が多いときは迫力があるかもしれない。
私も春に初めて来たんだけどね、よかったよ~。この辺は紅葉したらすごくいいよ。秋にまた来なよ。
って、教えてくれた。
そうかぁ~、確かにいいかも!!
北海道の秋は早く、あっという間に終わる。
三階滝の紅葉も有名で、シーズンになれば、たくさんの滝見の観光客でにぎわうだろう。
そうだ、また秋にも来てみよう!
そして、温泉に入って帰るんだ♪
大滝ナイアガラの滝。
この先もノルディックコースだから道は続きますが、今日は帰ります。
駐車場へ向かう途中、茂みの奥に小川を発見。
漫画『ゴールデンカムイ』のひとコマで、杉元とアシリパさん達が出てきそうだなと妄想しながらシャッターを切った1枚。
う~ん、この辺りは札幌も遠くないから、野田先生もロケハンに来たかもね。
と言う訳で、40リットルの甘露の水を抱えて本日終了。
「甘露法水」については、こちらの記事をご覧ください。
両方読めば、あなたも大滝滝マスターだ!
それではまた。