「鴨川シーワールド」に来ている2日目。
本日は、水族館の裏側を覗ける「水族館まるごとウォッチング」に参加です。
人数制限がありますので、参加したい方は早めにチケットを手に入れて下さい。
当日参加チケットは、園内にある「ディスカバリーガイダンスチケット売り場」で手に入れる事ができます。
(1人1,050円・定員10名)
※「鴨川シーワールドホテル」に宿泊している場合、翌日分の参加予約をする事ができます。
「水族館まるごとウォッチング」の所要時間は約40分!工場見学のような楽しさがそこに!
そんな訳で、集合時間は午前11時40分(位だった記憶・・)。
「水族館まるごとウォッチング」に参加するため、集合場所へ。
チケットを回収され、点呼を取ったら水族館の中へ案内されます。
おおっ!!
裏口~~!!
何となくすごいバイハザード感を感じ、写真に収められずにいられなかった「中央監視室」の看板。
明朝体といい、年季を感じる壁と言い、その辺に何かが潜んでいそうな感じですね。
上の写真は、空気供給設備の写真。
ここではあまり詳しく説明されなかったけど、水族館の大事な役割をするポンプです。
ろ過タンク。
デカいしなんかコワい・・。
しかし、水の生き物を飼育する上で、大変重要なろ過タンクです。
鴨川シーワールドは、近くの海岸に取水口とポンプがあり、そこから水をひいています。
ろ過タンクは命の設備。
この場所では少し時間を割いて、係の人が装置の仕組みなどを説明してくれます。
こちらは正に、水族館の舞台裏。
養殖場のような大きな水槽があります。
ここにある水槽は、病気になってしまった魚たちを隔離して、薬水で治療する水槽や、来たばかりの魚たちが慣れるまでの一時を過ごす水槽があります。
そして、奥に見えるのが台所。
エサになる魚やイカを切ったりするらしい・・。
今日はその作業を見る事ができなかったけど、なんか、普通に台所っていうか、使用感が満載ででビックリでした。
水族館の備品の紹介。
酸素ボンベとか、ウェットスーツなどなど。
ウェットスーツは、各従業員に合わせて作ってあるとの事。
水族館で使用される、網の写真。
水槽から魚を移動する時にも使うのだけど、なんと、近くの海に魚やクラゲを採取しに行くこともあるそうだ。
よく考えれば納得なんだけど、水族館に勤務している人たちが、近所の海に採取しに行く事すら想像したことなかったので目から鱗でした。
因みに、真ん中に見えるオレンジっぽい網は、手作りだそうだ・・。
これも手作り??
タンカのような網ですが、サメやマンボウなどの、大きめの魚を移動させるのに使うとの事です。
ああ~、言われるまでそういう事考えたことなかった~~!知らなかったよ。
所で、そんな話を聞いてシーワールドでマンボウを探したけれど、マンボウはいませんでした・・。
「マンボウ焼き(人形焼きみたいなやつ)」も園内で売っていたけど、鴨川シーワールドには、現在マンボウはいません!
水族館まるごとウォッチング、最後は水槽からのエサやり体験で終了
さて、この辺までで、「水族館まるごとウォッチング」の5分の4くらいは終了です。
所要時間40分程度なので、興味深く見ているとあっという間です。
小学生の参加が多いだろうし、シーワールドも楽しみたいだろうし、ツアーとしては適度な所要時間かなと思います。
移動中、階段の途中からチラリと事務所を覗けるのですが、そこは入れず。
個人的には事務所の中が一番日常感があって興味あったのだけど、仕方ないか。
さて、水族館ツアーの最後は、長靴に履き替えての、水槽上部からのエサやり体験です。
水流もあり危ないので、荷物や携帯などは、全てロッカーに預けます。
ので、エサをやっている写真はないのですが、今日一番の驚きがここに!
大きな扉の前に案内され、扉を開けると、そこは展示水槽の裏側!!
ええ~~!!
こんなんなってるの??!
扉を開けた瞬間、ツアー参加者から漏れる、「おおお~~~!」という驚きの声。
扉開けた先がこんな景色じゃ、誰もがビックリするでしょう。
長靴を履いて、この先に進みます。
うわ、水族館のお客さんが見えるよ!!
写真の隅にバケツがあるのが見えますか?
あの中にエサが入っているので、参加者はそれを水槽の上から撒く事ができるんです。
私達に用意されたエサは、小さい個体の魚用で、中身はイワシやアジなどの切り身。
エサをあげると、下から小さな魚たちが上がってきます。
エサの種類は各個体に合わせたものとなるので、大きなサメなどは上がってこないのですが、たまにウミガメが息をしに頭を出しにきたり、エイが上がってくる様子を見る事ができます。
しかし、この浅瀬の部分なんですが、結構水流があり甘く見てるとちょっと怖いです。
たまに滑って転ぶ人がいそう・・。
そして、一応柵的なものがありますが、その先は水深7メートルの水槽・・・・。
と思うと、なかなかのスリルです。
エサやり体験もしたし、所要時間40分で大満足。
参加証明書をもらってツアー終了。
なかなか見る事の出来ない水族館の裏側はとても興味深かったです。
自由研究にもちょうどいいのでおススメです。
おまけ:シャチが見られるレストラン「オーシャン」
「鴨川シーワールド」の園内には、軽食や麺類、ワゴンカーなど、食事できるところが色々あるのですが、食事をしながらシャチが見られるというレストラン「オーシャン」に来てみました。
ここは、シャチのプールの地下部分にあり、メニューもちょっと本格的なものがいただけます。
水槽部分がいくつか窓になっています。
シャチを間近に見られる席は人気なので、週末はちょっと待つ覚悟が必要です。
写真が暗いですが、席は比較的明るいです。
こうやって、写真だけで見ると大したことなさそうなんですが、この窓からは意外にもすごく良くシャチが見えるんです。
普通に泳いでいる様子の他、ショーの時間になると、縦泳ぎをしている姿や、ブクブクと激しい泡沫を纏う躍動感のある姿を見る事ができ、間近に水のうねりまで感じるほど。
さらに、大きなジャンプの後ともなると、激しい地鳴りと衝撃を伴い、観覧席からは見る事の出来ない珍しいシャチの姿を見られます。
ていうか、この水圧に耐えられるアクリルの技術がすごいよ。
肝心の食事。
食事はフードコートのような感じで、中央のレジでオーダーを先にして、食事ができたら取りに行くタイプ。
価格帯は1,500円~3000円と、ちょっぴりお高めかな?
味に関してはちょっと微妙でしたが、水族館という立地を考えれば可もなく不可もなくです。
落ち着いた空間でゆっくり食べたい人におススメ。
週末なら、お隣の鴨川シーワールドホテルでランチバイキングもやってます。
その他は、カレーやパスタのフードコートがあったり、うどんやラーメンを提供している食堂、軽食を提供しているお店もいくつかあり、その時の気分次第で食べるのには困らないという感じです。
フードコートとランチバイキングは、土日祝日のみの営業となるので、平日行く方はご注意ください。
でも、週末フードコートとして使用されている場所は、休憩所として開放されていていますし、フードコート内のメニューは、一部テイクアウトワゴンで販売しているので、それを買って食べる事も可能です。
1泊2日「鴨川シーワールド」の旅はこれにて終了。
開業50年。
施設は年季が入っていますが、未だ大人気の水族館、「鴨川シーワールド」は外さない楽しさです。
シャチやイルカのショーを見ないと魅力半減なので、是非ショーはコンプリートして下さい。
時間が合う方は、フーディングタイムやペリカンのガイドなども楽しんでくださいね。
それではまた。
「鴨川シーワールド」を楽しむなら、おススメホテルはやっぱりここ⤵
レビュー記事はこちらです。