子供が生まれたので、記録に残したい。
ガーデニングを記録したい、美しい航空写真を記録したいとか、風景を創造したい・・。
映像を残すために、一眼レフの購入を考える人は多いと思いますが、私も、バードウォッチングのために、一眼レフを購入しました。
しかし、目的によっては、一眼レフを買うだけでは、ダメだったのです。
バードウォッチングのためには、超望遠レンズが必須!
カメラの購入を決めたら、色々なサイトやショップで、皆さんおススメを調べると思います。
なので、今日はおススメ商品の紹介ではなく、実際に一眼レフを買った、超初心者バードウォッチャーのかたせうみが、250㎜までの望遠レンズで、どこまで映るか検証しながら、ただ一眼レフを買うだけでは実現しない、写真のあれこれを偉そうにレビューします。
結果からお話すると、鳥を撮影するなら、一般的なレンズでは、全く撮影ができません。
小さな鳥を遠くから撮影するのと、被写体の大きな人間を、寄りで映すのとは、全然違う。
野鳥の近くに寄って撮影するなんて事は、ほぼ不可能。
鳩やカモメなどより小さい鳥(シマエナガとかカラ類とかカワセミとかね)を満足に撮影したいなら、別売りの望遠レンズは絶対必要です。
カメラ本体のコストを落としても、まずは、望遠レンズです。
じゃなかったら、すごくいいコンパクトデジカメ。
でね、これがまた、高い・・。
カメラに付いてるキットレンズで撮影した鳥がこちら
こちらの写真は、オオルリを探しに行った時、250㎜のレンズで撮影した写真です。
大きく撮れてるじゃんと思いきや、この写真は、自宅に戻ってから、トリミングと補正をして、更に拡大させたものです。
初めての撮影なので、背景がボケてないのは勘弁してください。
オオルリの大きさは、大体、セキセイインコよりちょっと大きいくらいで、オカメインコよりちょっとシュッとしている感じです。
撮影距離は、およそ4~5メートル。
望遠を最大にして撮影し、何もしない状態の写真がこちらです。
で、ちょっと離れて、6~7メートルくらいの時がこれ。⤵
ち・・、ちいさい・・。
でも、これも、ちょっとだけ拡大しているのです。
先程の大きな写真は、オオルリが比較的近くに来た時に撮影出来たものなのですが、基本こんな感じで、肉眼の方がよく見えるくらい。
3メートルの距離でも、これくらいです。
因みに、元々持ってたデジカメで、同程度(5メートルくらい)の距離からデジタルズームの最大で撮影すると、下の写真くらい映ります。
下の写真は、何と、襟裳岬から数百メートル、下手したら1キロ位先(言い過ぎ・・)の岩場にいたアザラシ達です。
(肉眼では全く確認できない)
望遠レンズはとても高いので、遠い被写体を撮影するなら、デジタルズームのある、いいコンデジを買うのも手だという人もいる位。
ただし、画像はよくないかもしれません。
10万ぐらいのコンデジだと、ビックリする位きれいに撮影できるみたいですけどね。
デジタルズームは、レンズの能力を超えた時点で、本体が画像を拡大して望遠効果を出すので、拡大した分だけ、どうしても画像が劣化します。
なので、今回一眼レフを購入してみたのですが、250㎜のキットレンズでは、鳥の撮影には、全く歯が立たないことが分かりました。
上の写真は、10〜15メートル程先にいたキビタキですが、もう、ちっちゃくてどこにいるか分からないし、拡大しても、これが限界です。
キビタキ、超かわいいんですよ、大きく映したい。
野鳥撮影の人たちって、皆さん凄い望遠レンズをつけてウロウロしてるので、私は『人生鳥にかけてんな〜・・』とか、『お金かけてんな〜』位に思ってたのですが、結局、鳥が撮影出来ないので、皆さん高い望遠レンズを買うと言う事のようです。
(私の勝手な推測)
Eos kiss x10を買うなら、本体のみで、レンズは別で買うのがいいかも
所で、私が先日初めて買った一眼レフは、Canonの「eos kiss x10」というモデルで、通常レンズと250㎜の望遠レンズの、合わせて2本が付属しているタイプです。
例えば、食事や旅行の写真、子供に寄って撮影するなどなら、このセットでも充分いいと思うんですよ。
操作も簡単だし、本体もレンズも軽量化されているので、動きやすくて疲れない。
多分、運動会とかで、我が子を遠い所からドアップで撮影するとかじゃなければ、250㎜でも充分いける気がします。
競技場レベルになると、もっと望遠が欲しいかなという感じ。
でも、野鳥を撮影する為に買うなら、本体のみとか、望遠レンズがついていない方を購入し、望遠レンズは別売りのものを買った方がいいと思います。
余談ですが、eos kiss の付属品である、250㎜の望遠レンズは、単体でも販売していた時期があったみたいですが、今は、製造も販売も終了していて、300㎜のものが別売りズームレンズの主力となってるみたいです。これ⤵
300㎜のものは、勿論250㎜よりも大きく映るし、レンズの重さもそこそこ。
慣れない女性の手持ち撮影では、これが限界とも言われます。
(売り場で言われた)
で、このレンズが単体で大体8万円位。
eos kiss x10の、レンズ一本タイプのお値段も8万円位で、本体のみだと、7万位です。
でも、250㎜と300㎜では、さほど大きさに差が出ないと言われるので、これじゃ、カワセミとか撮影できないのでないだろうか・・?
で、300㎜より大きく映る、次のレンズが、400㎜とか600㎜。
カメラ全く初心者なので、私の説明が間違ってる可能性はありますが、400㎜から、レンズが急にバカ高くなります。
Canonの純正品だと、いきなり30万超えて来ます。
400㎜の更に上となると、120万位します。
更にその上もあるのだから、もう、ビックリ!
もちろん、レンズのみのお値段です。
競馬場に行くと、バードウォッチング以上に大きなバズーカを持ってる人達が沢山いるのですが、あれ、全部100万超えですか・・。
もう、未知の世界・・。
そんな事で、純正品は物凄く高いので、Canonやオリンパスなどに取り付けられる、別のメーカーのレンズも売り出されてます。
色々なブログでオススメされてたのが、これ。
純正品30万に対して、8万位。
重さも1.1kg程度で、同タイプのレンズと比べると、軽い。
口コミもとても良いようです。
で、cannonの純正品がこれ。重さは、1.5kg強。
口コミは、最高にいいです。
(あたりまえか・・)
で、結局、私は色々考えて、望遠レンズを買う事にしました。
だって、このままでは、シマエナガもオジロワシも撮れないじゃないの。
で、どちらを買ったのかというと、純正品です。
中古だけど。
レンズはまだ来てません・・。
さて、私は、カメラ本体とレンズ、合わせて2キロ超えの重量物を、首から下げて、10㎞も歩けるのだろうか??
バードウォッチングに行くと、重いカメラと三脚を担いでいる人とかいるけど、すごいよね~!
そして、カメラ本体は初心者向けなのに、レンズはその数倍の値段・・。
レンズの性能に、EOSKissは、ついていけるのか??
そもそも、何のどこにお金をかければいいのか分からない私。
豚に真珠と言われようが、レンズがきたら、またレビューしたいと思います。
次回、熊に襲われてなければ、またお会いしましょう。
それではまた。