東京ビッグサイトの西展示場から、循環バスに乗って、青海会場へ来ました。
今、ビッグサイトはオリンピック用の工事中で、東展示場が使えないのです。
Web販促のEXPO、教育関連の展示は青海の仮設会場で行われています。
・・・、とっても不便・・・。
今年のコミケは大変だね・・。
Web販促EXPO①はこちらの記事となります。
教育ITソリューション・学校施設サービスの会場へ到着
ひとくちに教育と言っても、中学・高校・大学等の学校教育もありますが、eラーニングなどの社員教育もここに含まれます。
といっても、やはり会場のメイン展示は学校や予備校関係となります。
先ほどの販促EXPOに比べたら、地味~な感じですね。
学校の場合は、一人の意見じゃどうにもならないし、補助金の関係もあるから色々と難しそう・・。
でも、せめて教育委員会や現場の先生方には、このような展示を見て、最新の情報を仕入れてほしいですね。
教育ITの展示場へGO!
入り口付近は、学校事務のクラウド支援サービスなど。
学校の事務って、給与関連や税金等の一般的な事務業務の他にも、各種証明書の発行や、補助金、助成金の申請業務など、意外に色々仕事があります。
でも、校務って表に見えづらいですよね。
地域で出た不審者の情報や、災害時の連絡網も、最近はメールの一斉送信です。
我が家の子供達が通う学校でもすでに導入されています。
送信された保護者は、開封URLをクリックすれば送信者にメールを確認したことが分かるシステムになっているので、電話に出られなくても大丈夫なんですよね。
そんなサービスも、今は外部委託であるんですね。
現代の大学生は大変だ・・・
証明書自動発行機・・・。
さっき、各種証明書の発行業務なんて書きましたが、今や学生証がICカードになっていて、カードを通してお金を入れれば、セルフで証明書を発行することが出来るんですね。
こちらも証明書発行サービス。
住民票も、今やコンビニでとれるしね。
この間とったけど、すごく楽ちんでした。
市役所へ行かなくていいし、早いし楽だし効率的です。
学生証はスマホアプリ、出席登録もスマホで??
学生証をスマホアプリで管理・・・。
便利だけどスマホ持ってない人どうすんの?
学校から貸し出し端末とかあるわけ??
一応、大学には専用のWi-Fiがあるところが多いから、ギガが無いなんてことは心配いらないでしょうけど。
ま、大学生でスマホじゃない人はいないと思いますが、ここまでスマホを必要とさせるなら、もっと価格が安くなるとか、国から助成が出るとかして欲しい。
もう、スマホが無ければ文化的な生活ができないというのなら、既に生活必需品。
なのに、数万円てどういう事?
その分お給料上がってないじゃん。
スマホが無い時代と、必要な今の時代、通信費に数万の開きがあるのに、賃金が変わらないとか狂ってるよ。
と、文句をここで言っても仕方ないね・・・。
色々思うところあって、今日の文章には・・・・が多い・・。
そして、今の学生さんは大変だ、こんなのが・・。


通信圏内(いわゆる教室ですね)に入ると講義にログインできて、学生が各自でアプリから出席を登録するらしい・・。
最近は、履修届もネットで出すらしいもんね・・。
時間割のサポートサービス。
確かにこれは悩めるところ。
先生方も大変なんだね・・・。
理数教科書会社の雄「啓林館」。
ブースはあまり大きくはなかったけど、そんなに躍起にならなくてもいいんでしょうね、ここは。
ネット教材かな?(違ってたらスミマセン・・)
退学者抑制?AIが予測する退学予備軍
これまでの退学者のデータ等から、退学してしまいそうな学生をAIが学習・予測してリストアップ。
退学者を早期発見し、適切なサポートで、退学者の数を抑制するらしい。
要するにプロファイルですか?と聞いたら、「う~ん。」みたいな答えが返ってきましたが。
これ、高校向けではなくて、大学用。
中高向けには開発していないらしい。
初めは、不登校や福祉に関する観点から開発されたのかと思ったけど、違うんですね~。
少子化や、私大の入学者数が厳格化されたことなども影響していると思いますが、大学側にしてみれば、退学者の増加は直接経営に響きます。
退学者 = 授業料等の収入減少 → 経営難
という図式が成り立つため、いかに退学者を少なくするのかも、大学の死活問題となっているようです。
世知辛いって、こういう時に使う言葉よね・・。
eラーニングを始めとする、社員教育なども
大人も子供もeラーニング。
「TOEIC」や、「TOEFL」で、高得点が取れるやつが、社会人には人気だそうだ。
この間は、社内研修がeラーニングでした。
・・・、眠かった・・。
ていうか、寝た。
クラウド勤怠管理システム。
これで、「働き方改革」もこわくない・・らしい。
実際、急に厳格化された所ではてんてこ舞いらしいですが、個人的には適正に管理されるべき項目と範囲だと思っている。
やっぱり人気のあった、グーグルとマイクロソフト
会場の奥には、ひときわ明るくて大きなブース。
「グーグルエデュケーション」と、「マイクロソフトエデュケーション」。
お洒落な「レノボエデュケーション」。
グーグルエデュケーションでは、実際に体験した生徒や先生の講演もあり、プレゼンでプロを使わないところに説得力があるのか、熱心に聞く人が集まっていた。
その人に合った教育プログラムが組めたり、習熟度や学習速度別など、個々に合った個別学習などのサポートができるんだったか・・。
「マイクロソフト」は、自社で人気の「マインクラフト」を使った、プログラミング教育が人気ですね。
グーグルやマイクロソフトは、安価なデバイスで、全員にテクノロジー教育を提供するという姿勢らしいですね。
旬のプログラミング教育やロボット教育
2020年から小学校で必修化される「プログラミング教育」。
会場出口付近では、今を時めく分野の展示がひしめき合ってました。
カラフルなロボットの展示はやはり目を引きますね。
空間や骨組みをうまく使った広々とした展示は、さすがとしか言いようがありません。
こちらは、ロボット先生「ユニボ」。
可愛いですね。
勉強を教えてくれるらしいです。
というか、一緒に勉強するのか?
学童保育での利用方法もありました。
ユニボがかるたを読んでくれたりするので、一緒に遊べるんだって。
黒板専用プロジェクター。
この手の展示はいくつかありました。
プロジェクターだけではなく、黒板そのものがハイテク化されていて、黒板に資料を投影しながら板書ができる品物や、板書書きしたものが、そのまま保存されるもの等々。
この辺は、デジタルとアナログが混在していて、いかにも学校らしいという所。
番外編
これで大体記事は終わりなんですが、教育の展示会場は、IT以外に施設関連の展示もあります。
これがまた急にアナログでウケるんですが、大事な事でもあるので、最後にちょっと紹介して終了です。
平成29年から、体育館の水拭きやワックスがけが禁止されていたとは・・。
今や他人ごとではない熱中症対策。
倉庫や体育館、工場などに設置可能。
工場で熱中症じゃ、労災だし書類送検の可能性もありますよね・・。
施工が不要で、電源があれば設置できるらしいので、大規模な工事が急にはできない所で、一時的に導入するのに適してますね。
思わず写真を撮ってしまった・・。
言わずと知れた、SEIKOさんです。
と、いう所で、今日の記事は以上です。
色々と教育現場も変わりつつあるんだなぁと、あたりさわりのない〆方で、今日はおしまい。
読んでいただき、有難うございました。