こんにちは、かたせうみです。
素人の、素人による、素人のためのカメラレビュー記事第二回。
今日は、その他のこと。
カメラの機能や性能などのレビューではない、「これを知らずして、高いカメラ買うな」的記事です。
と言うか、カメラだけでは収まらない、お金の話。
ほんとカメラって、お金かかるし、素人には怖い代物だわ〜・・。
前回記事はこちら↓です。
高い機材は当然周辺機器が高く、家計を圧迫、あっぷあっぷ
高い機材は、周辺機器も桁違いに高いと言うことを、承知の上で買っても、経済辛い。
正直、ここまでお金がかかるのかと、驚愕キョーちゃん。
R5markⅡは、バッテリーの値段も高いです。
その他のものも当然高いですが、まずはバッテリーです・・。
「ミラーレスカメラはバッテリーの減りが早い」と、どっかで聞いたような気がするが、まさかこんなに減りが早いとは・・。
※公式によると、2時間半くらいで無くなるらしい・・。でも、多分これはずっと立ち上げてて、電子シャッターの連写で撮り続けた場合の話。
ウロウロ歩き回って、そんなに連写を駆使しない私の場合は、4時間位は持ちます。
4時間程度で電池がなくなるなんて、ドキドキハラハラで撮影どころじゃありません。
仕方がないので、1日活動するために予備バッテリーの購入を考えますが、mark2のバッテリーは15,000円もします。
イオスキスのバッテリーなんて5,000円くらいだったのに、泣ける。
しかも、田舎の家電ショップなどでは在庫切れな事も多いです。
ネットや店頭注文などで手に入りますが、いろいろな事情ですぐに欲しい場合は、首都圏だと新宿とかのお店に行かないと無い事もあるので、予め店舗に問い合わせるのが吉でしょう・・。
私が急いで買いに行った時には、渋谷や横浜とかにも無かったです・・。
仕方がないので新宿まで出て購入しました。
しかも、万全を期すためには、予備一個じゃ足りなかった・・・、戦慄・・。
バッテリーも高いけど、記憶媒体も一般的なものではダメ!!
結構前に、カメラ用に、安いSDカードを買って大失敗した話なんかを記事にしたのですが、このカメラは、そんな比ではありませんでした。
買う時にもまぁ、大体今のカードじゃ事足りないかなと思ってはいましたが、カメラ屋に、「そんなカードじゃ遅すぎます」と言われて勧められて買ったのがこれ↓。
サンディスクの「エクストリームプラス」。
SDカードもバカ高い・・。
しかも、このカメラじゃ、このカードですらもちょっと遅い・・。
ポートレートで何枚か撮る分にはいいけれど、連写が命の鳥の撮影では書き込み間に合わず。
※サンディスクには、これより速い「エクトリームプロ」と言うのがあります。使ってないからレビューできないけど、カメラ買う時、あの店員、なんでこっちを勧めなかったのか(怒)。おのれ、◯ッグカメラめ
後日鳥友さんに聞いたところ、「プログレードのコバルトシリーズがおすすめだよっ!アマゾンのセールで安く買えるから。」と教えてもらい、2枚目のSDカードとしてそれを購入。
なんかね、裏面が違う・・。
ただ、 MarkIIの凄いところは、書き込み中でもある程度次のシャッターは押せるんですよ。
前のカメラだと処理中の時はフリーズしてシャッターも押せなくなっちゃったんだけど、ある程度なら、処理中でも MarkIIなら次のシャッターが押せます。
ただ、書き込み遅いと画像の確認はしばらくできないし、続けて撮影すれば、当然フリーズします。
使ってないけど、CF expressにも対応。めちゃくちゃ高い・・
mark2は、超絶早い「CF express」とか言うカードにも対応しているのですが、CF expressカードは、それ自体で3万とかするし、高いやつは8万くらいだ・・。
下手なボディの本体より高いカードってなんぞや・・。
いやしかし、今後これを買わなきゃいけない日が来るのかもしれない・・。
実は、この記事を書いている間にも時間が経過。
EOS R5MarkIIを使い続けた結果、「やっぱりこれを買わなきゃダメか・・・?」という所まで来てしまった・・・。
余談ですが、CF expressカードにはAとかBとかのタイプがあるので、買おうと思っている人は、お手持ちのカメラがどれに対応しているのかご確認ください。
因みに、聞いた話だと、 R1の場合、もうSDカードとかには対応してなくって、記憶媒体で使えるのはCF expressカードのみのようだ・・。
こわっ・・。
それを考えると、無闇にフラグシップ機に手を出さなくて良かった・・などとすっぱい葡萄。
→結局、後日CF express Cardを購入したのですが、あまりの速さにビックリしました。
これは速いよ!!!
データ容量を喰うから、128Gでも、あっという間にカードがいっぱい!
イオスキスに比べて高性能なカメラを買った結果、写真のサイズやデータ量も多くなった。
イオスキスの場合、画像サイズは大きくても横6,000ピクセルくらいなのですが、このカメラの場合、8,000ピクセル程度となります。
その分データを喰うわけです。
最近は、生意気にもRAWで撮影している私の場合、画像は1枚70メガくらいのサイズに・・。
画像サイズを小さく設定するとか、JPEGで撮影するとかの節約方法はありますが、小さな画像を引き延ばすのは美しくないし、リスクだ。
それに、せっかく大きなサイズで撮影できるカメラを買ったのに、そんな気にはなれない。
後で編集したり写真集にしたりと言うことを考えると、今更JPEG撮影にも戻れる気がしない・・。
今後気に入った写真を大きなものに印刷するかもしれないし、思い余って特大パネルとかにしちゃうかもしれないじゃん・・。
撮った写真は後から編集することも多い。
JPEGの画像は、編集を重ねると劣化する。
編集でできることや、情報量が多いまま元のデータを残す事を考えた場合、
やはりRAWで撮影して保存しておくのが上策だと思うし、やっぱり今更戻れないよ・・。
・・・、と言っても、ほんの1年くらい前までJPEGで撮影していたんですけどね。
因みに、6,000ピクセルのイオスキスの画像ですが、A3位のポスターや写真印刷なら、全然綺麗に仕上がります。
先日、A1サイズの半分にシマエナガを印刷したポスターを作成しましたが、全然綺麗だったので、A2サイズくらいまでなら余裕で大丈夫だと思いますよ。
そんな事で、イオスキスのJPEG撮影(Mサイズ。昔はブログにあげられればいいと思って、これくらいで撮影していた)なら、たった64GのSDカードでも5,000枚以上撮れる計算なのに、今は、高いSDカードの128Gを使って、常に残り枚数と睨めっこ状態。
これまたハラハラしながら使ってます。
※公式サイトでは、1枚47.6M計算として、325GのCF express Cardを使用した場合の記録可能枚数が載っていますが、この計算で行くと、128Gの場合は2,689枚が記録可能なはず。
しかし、情報量が多く補正の設定などを入れている写真の場合、128Gでは1,500枚くらいしか撮影できません。
特に、鳥とか自然とかだと、かなり容量を使うイメージ。
因みに、1,500枚なんて、あっという間に使い果たします。
もっと容量の大きいカードを用意するとなると、258ギガとか512ギガ??
1TのCF express Cardとかもう、ドレスが買える値段だよっ!
(安いのもあるけど、ネットで偽物情報なんかもあるから怖い)
実は・・、この作業が一番痺れる・・。連写映像の削除
そもそも、もっと連写ができるカメラが欲しいと思って購入したEOS R5 MarkIIですが、ちょっとシャッターを押すだけで、めちゃくちゃ連写される・・。
今の一瞬で300枚くらい撮っちゃった。
帰って画像を削除するのが大変だよ(うへへっ)。
などと言う会話を撮影スポットで聞くことがあるのですが、それを私は
(チッ、おっさん機材マウントかよ)
くらいに思ってましたが、冗談じゃなく、この作業が大変。
現場では、シャッターチャンスを逃すまいと連写。
結果、全く同じ写真が一瞬にして何十枚も生成されます。
メカシャッターの低速連写ならまだしも、電子シャッターの超高速を使うと、ほんの少し触れただけで、一瞬にして同じような写真が数十枚生成されます。
しかも、条件次第だが、押し続けると、なんと200枚〜700枚くらい、いっぺんにいっちゃうらしい・・。
しかし、こんなことをしていると、あっという間にカードの空きが埋まっちゃうから注意だ!
自宅に帰ってからの作業を減らすため、そして、カードの空き確保のため、撮影しながらも、出来を確認しながら適宜画像削除の作業が必要。
で、フィールドに出ている間、帰路に着く前の駐車場、一息ついてるカフェやベンチでの写真チェックで、目も体もどっと疲れる。
それなのに、ああそれなのに、更に家に帰ってからの写真チェックに画像の取捨選択。
これらに、相当な時間を費やさなければなりません。
これがね・・、かなり痺れる作業なんですよ・・。
ピンボケ写真やフレームアウトしちゃってる写真なら捨ててくだけだけど、捨てるには惜しいような写真もたくさんあるし、わずかな違いでも、表情が違うように写っている写真。
これらを、心を鬼にしながら削除していくのが・・・、とても疲れる・・。
機能を突き詰めると、最終的にPCの買い替えも視野に入れなければならない??
そんな感じで、ド素人がいいカメラを買っちゃったばかりに、専門的なレビューとは全く違う記事を書いていますが、このままいった場合、最終的に、PCの買い替えも考えていかなければならないかも・・。と言う段階に来ています。
と言うのも、下の画像をご覧ください。
EOS R5 MarkIIには、なんか、色々なコネクタが差せる色々なものがついてるし、カメラの内蔵機能も、色々ついています。
例えば、カメラ内で、RAWを現像する機能とか??
JPEG画像のアップスケーリングをカメラ内でできたりとか??
この辺は他のカメラでも出来るのかもしれませんが、今まで使っていたカメラには、なかった。
その辺はいいんですが、要するに、カメラと何かを繋げて、色々できることがあるんでしょう。
その点も含めての価格だとは思うのですが、これらの能力を駆使し、データの大きな動画や画像でアレコレするとなると、多分、PCの能力も上げなきゃならないって話ですよね・・・、多分。
私はそんなにアレコレしないんだけど、『なんかPCの処理とか立ち上がりが最近遅くなったな・・』と感じることが多くなった。
ひとつ高いものを買うと、それに合わせて色々揃えなければならなくなる。
そして、概してそれらのものは高い。
また、高いものは色々なことができるため、シンプル操作のものから買い換えると慣れるのが大変であるし、それを取り巻く環境も変わるので、写真に費やす撮影以外の時間が増える・・。
2回にわたって書いた記事をたった5行でまとめるとこんな所ですが、流石に、大変だけど後悔はしていないんだな。
というか、夫の手前後悔なんておくびにも出せないし、そんな自分は許せない。
何より後悔してる暇なんか無い。
だって、春の渡りは真っ盛りだし、夏鳥終われば冬が来る。
冬が来たらシマエナガのシーズンなんだもん。
なんのためにレンズ揃えてこのカメラ買ったと思ってんじゃ!!
さて、4年間愛用したイオスキスとレンズ。
これからどうなるのかと言うところですが、お下がりを息子が使ってくれるらしい。
操作しやすいカメラで軽いし、多くを求めなければ充分綺麗に撮れるから、胸を張って譲ることができます。
我が子の運動会や少年団の活動や発表会の撮影で使うなら、リーズナブルなのに高性能なイオスキスは、すんごいオススメです。
ただ、動画も撮るなら、キスではちょっと足りないかもなので、動画は専用のビデオカメラを買うことをオススメします。
余裕があればもっといいカメラの選択肢もあると思いますが、一過性のものなら、キスはすごくオススメです。
もし、野鳥撮影とか、馬その他、自分のディープな趣味にカメラを使うなら、買い換えること考えたら、最初からそこそこ良いものを購入する方が、結果的に支出が少なく済むと思います。
X10iは、X10より連写性能が高いらしいです↓
カメラに詳しい人から見ると、ただの素人記事で、他社カメラやこれまでのシリーズとの比較もありませんが、私のように形から入る人には、ちょっと参考になったかな?
買って後悔はしないけど、かかるお金に涙が出るので、どうぞ心のご準備を。
それではまた。
①の記事はこちらです