ゲームやアニメ、ドラマの曲にはバッハやハイドンも裸足で逃げ出すような名曲がありますが、ゲーム『モンスターハンター』も、雄大で心に響く曲が多数ある事で知られています。
ドラクエや映画音楽などの、フルオーケストラコンサートは多々ありますが、今回はモンハンフルオーケストラのコンサート、15周年記念と言う事で、初めて札幌に来てくれています!
と、いう事で、行ってきました。
今回は娘のリクエストで、娘接待なのだ。
気づけば東京も大阪もチケット完売。
札幌は、ハンター席以外なら何とか取れました。
北海道に住んでてよかった・・。
私のモンハンの歴史は、最後に3Gをやって、Wii Uのtry序盤で終わっております。
ブログとか始めて時間が無くなったのと、1人じゃ倒せないマンでソロじゃオンラインに入れないマンだからです。
なかなか1人でルームに入る勇気はなく、かといって1人じゃ雑魚しか狩れないの。
子供が巣立っていくと、こういう事も疎遠になって寂しいわ。
怖い人もいたけど、昔フレンドになってくれた方々は皆優しかった・・。
みんな元気かなぁ・・。
あの頃は、常に息子とインしてたから夫婦と間違われてたけど、本当は親子だったんだよ〜・・。
札幌芸術劇場「hitaru」に到着
てな訳で、「札幌芸術劇場」に到着。
新しくできたホールはとても素敵な所です!
「hitaru」は、以前あった大きめの古いホールの後継として、2018年10月にできたばっかり。
以前のホールは開場前に外で待たなきゃいけなかったし、飲食店もなかった。
でも、ここは中で待てるし、飲食店もちゃんとあるよ~!
オーケストラなんて、年に一回見るか見ないかだから嬉しいな。
今日のコンサートはグッズもあるのですが、コンサートに来られない人用に、早い時間からグッズのみ買う事が出来たようです。
私達は開場時間に到着しましたが、おお・・混雑しています。
なんだこれ・・。
グッズ列にすごい並んでいます・・。
元々クラッシックやバレエの公演などの事を考えて作られたホールなので、あまりこのようなイベント向けではありません。
窓口が少ないのは仕方ないでしょう・・。
でも、凄い人・・。
ハンター席の人達は、ハンターチケットに引換えて、専用のグッズを貰っています。
・・・、羨ましい・・。
グッズの見本はこちら。
私達が会計にたどり着いた時には、既にマフラータオルは売り切れてました・・。
Tシャツとプログラムを購入。
自分誕生日なのに、何故か娘に貢がされる私・・・。
フォトブースもあるよ
アイルーのフォトブース。
みなアイルーと一緒に写真を撮っていました。
窓が大きくて広くて明るくて、木の細工がとても素敵なホールです。
「Kitara」(札幌にあるもう一つのクラッシック専用ホール)と張るかも。
オブジェも明るい感じでちょっと前衛的。
この形は(多分)北海道を崩したもの。
北海道にはあまりクラッシック向けのホールが無かったので、「hitaru」の立派さに感動。
以前のホールにはクロークもなかったけれど、ここには多分ある(と思う)。
テレビ塔もよく見えます。
コンサート始まりました
コンサート中の撮影や録音は禁止なので、ここでスマホなどの電源を切ります。
地方公演はその場所の楽団が担当するとの事で、北海道はもちろん「札幌交響楽団」です。
マエストロは、栗田博文さん。
栗田さんは札響の専属ではなくて、事務所に所属されているフリーの指揮者。
現在国立音大の客員教授もなさってます。
ゲームミュージックなどのコンサートでは、モンハンの他にもFFやガルパン等も担当し、ご活躍のようですよ。
それで、このコンサートにはずっとついてらっしゃるようです。
私は全く詳しく無いんですが、なかなか派手な指揮を振る方で、娘も凄く印象に残ったようです。
「のだめカンタービレ」に出てくる『カタヒラ』さんみたいな感じ。
今回のコンサート、東京や大阪にはゲストがあったようですが、北海道は初という事で、企画モノは無しのスタンダードな進行でした。
だけど、やっぱりオーケストラはいい!
響く打楽器、伸びゆく管弦楽と、やっぱりオケで聴くと迫力が違います。
モンハンの曲は、ドラやパーカッションが激しいからワクワクするね。
奏者が楽しそうに見えたのは、気のせいかな?
少なくとも、コンマスから端の3人はノリノリに見えた。
舞台上のスクリーンにはモンハンの映像。
曲によって違う照明効果や演出と、ゲーム好きの心をくすぐります。
舞台構成
舞台構成は、前半40分程度に所々トーク。
途中休憩20分を挟み後半+アンコールで2時間という感じ。
ゲーム音楽は1曲1曲が短いので、あっという間に時間が過ぎてしまいます。
雄大な曲に勇ましい曲、優しい曲と色とりどり。
モンハンの音楽は、ゲームをしない人にもワクワクを与えてくれます。
途中のトークでは開発者の話も聞けますが、正直これは要るのかなと、私はちょっと疑問に思いました。
受けを狙っている面もあると思うのですが、う~ん・・、若干内輪受けの話が多く、音楽を楽しみたい人にはちょっと眠い時間でした。
さらに、無理な盛り上げと拍手の強要については『やり方がいただけないな・・。』と。
昨日の大阪は凄かったのにとか言われても『はぁ?』という感情しか湧かないし、今後に繋げるためにも盛り上がっていきましょうとか、まるで『盛り上がらないならもう北海道でやらない。』と言われているのと同じ。
いちいち拳振り上げて反応しなきゃいけないのか?
オケなのに?
感動すれば自然と盛り上がるのだから、わざわざそんな事を言わなくても。
今まで色々コンサートを見たけれど、「昨日の〇〇は凄かったのに」的な事言われたことなんてありません。
この手の話題が出た所々、オケの人々のちょっとピリッとした赤紫のオーラを感じたのは、私だけかしら??
盛り上げについては、トークの方々よりもマエストロの方が数段上だったし、コンサートがすごく良かった事は確かです。
ロックコンサートじゃないんだから、序盤静かに感動したい人もいるんだよ。
栗田博文さんや札響は素晴らしかった。
今回の選曲は、比較的新しいモノを?英雄の証は??
「モンハンフルオーケストラコンサート」のセットリストは事前に公開されていて、プログラムにも載っています。
9月に新作が出る関係で、新曲などのお披露目も兼ねているんだろうけど、どこをどう見ても、『英雄の証(モンハンの超有名曲)』がありません。
やらないんだろうか。
でも、そうしたらこのコンサート・・、というか、モンハンの価値があるのか??
とまで思っていましたが・・・。
演った・・、最後の最後のアンコールで!
曲は後半につれて力強さを増し、会場も盛り上がっていたんですが『英雄の証』のイントロが流れた所で、思わず泣いた・・・。
やっぱりあの曲は神曲。
オーケストラのコンサートって、アンコールは演奏しないで、何回か指揮者が出てきて楽団員と共に数回挨拶をするだけの時もあるので、『アンコールは演奏しないかも』という覚悟はありましたが、何と4曲くらい(覚えていない)演奏してくれました。
もう、感動!!
『英雄の証』を最後の最後に持ってくるなんて本当にもう・・・。
甲高い声でブラボー連呼していたのは、私ですよ。
祭り終わって・・・。
モンスターハンターオーケストラ、すごく良かったです。
もっと聞きたい気持ちもあるけど、時間もきっちり2時間と短めで、負担も少なく済みました。
もうずっとゲームもやってなかったけど、またモンハン引っ張り出してやろうかな??
それとも・・、新しいモンハン買っちゃおうかな??
なんていう気にもなっております。
モンハン買ったら、ゲーム実況でもやろうかな~??
なんてね。
それではまた。
読んでいただき有難うございます。