うみブログ

主に旅行記や、映画の感想などの雑記ブログ

【野付半島】トドワラ散策所要時間は? 網走~尾岱沼北海シマエビの旅④

🔸本サイトには、アフィリエイト広告が含まれます🔸 ※案件は一切ありません

こんにちは、かたせうみです。

昨日雨の中尾岱沼に到着し、今日は凄くいいお天気です。

これからチェックアウトをして、野付半島に向かいます。 

野付半島散策所要時間!

 

  野付半島は、じっくり見ていると結構時間を使います。

 

 車移動なら、半島入り口から行き止まりまで30分かかります。

  半島の全長は26キロメートルです。

 

 トドワラ散策に1時間強(トラクターバスを使わない場合)

  ネイチャーセンターからトドワラまで、結構歩きます。

 

 ネイチャーセンター見学で30分。

  ネイチャーセンターは見どころ満載。食事もできます。

 

 灯台より先に行くなら、プラス1時間です。

  野鳥観察ならこちら。

 

ゆっくり見学する場合は、もうあと1時間欲しいですね。

 

野付半島とトドワラ

 

f:id:kataseumi:20181104151246j:plain

 

野付半島は、砂嘴(さし)と呼ばれる、岸沿いに流れる海水によって運ばれた土砂が堆積してできる、海上に長く突き出た全長約26キロ半島というか、干潟というか、そんな感じです。

 

北海シマエビ漁は、この野付湾内で行われ、野鳥やアザラシも多くやってきます。

そこに、枯れゆく荒野「トドワラ」や「ナラワラ」があります。

 

 

“トドワラ”とは”トドマツの原っぱ”が語源。

 

野付半島内には江戸時代の中頃まで、トドマツ・エゾマツ・ハンノキ・カシワなどの樹種から成る原生林がありました。

 

しかし、半島周辺の地盤沈下により海水が浸入、立ち枯れの森となりました。

 

現在も浸食や風化が進み、残された立ち枯れは少なくなってきています。

 

別海町の観光スポット・体験 | 別海町観光協会

 

 

「ナラワラ」は、トドワラに比べてまだ現存している部分が多い、ミズナラの原生林です。

 

ナラワラの写真



「ナラワラ」は、近くの駐車場から眺めるだけで、散策は出来ません。

肉眼では遠目に確認できるだけですが、神秘的な雰囲気があります。

・・、白いワンピースの女の子がひっそり覗いていそうな雰囲気です(こわっ)。

 

野付半島へは、漁港から出ている観光船を利用するか、車で移動します。

観光船で移動すると、アザラシやオジロワシを見る事ができるようですよ。

 

野付半島ネイチャーセンターへ到着!

 

半島の細長い道を車で走ります。

北海シマエビの漁期という以外、観光シーズンを微妙に外れ、対向車も後続の車もいません。 

 

f:id:kataseumi:20181029013541j:plain

道のわきは、右も左も海・・・・。

f:id:kataseumi:20181029013603j:plain

あまりの人気のなさに、日曜なので船が出ていないだけなのか、置き去りなのか分かりません。

f:id:kataseumi:20181029013600j:plain

 

野付半島の灯台です。

灯台の先は、車では行けません。

この先へ行くには徒歩のみです。

 

野鳥の宝庫らしく、バードウォッチャーに人気のスポットです。

また、夏に潮干狩りが楽しめる「アラハマワンド」は、この先端部分にあります。

歩いていくか、漁港から観光船に乗るかどちらかでの移動となります。

 

所要時間は、徒歩で片道30分位との事です。

 

ここから、一旦引き返し、少し戻ったところにネイチャーセンターがあります。

 

トドワラへは、ネイチャーセンターから散策路が出ている

 

f:id:kataseumi:20181029013605j:plain

 

トドワラ散策には、こちらのネイチャーセンターから遊歩道が出ています。

ネイチャーセンターはとても面白いので、是非立ち寄ってください。

 

ネイチャーセンターの様子は、こちらの記事をご覧下さい。

【道の駅知床・らうす】【野付半島ネイチャーセンター】・道の駅で美味しいもの?道東道の駅紹介② - 人生半分過ぎたらしいので、色々やってみるブログ

 

f:id:kataseumi:20181029013551j:plain

 

おっと、可愛いアザラシにすごいメッセージ言わせてます・・。

向こうに見えるのは、国後島です。

 

f:id:kataseumi:20181029013620j:plain

 

トドワラ散策には、往復1時間はかかる。

 

ネイチャーセンターからトドワラまでは、歩いて片道30分弱です。

 

f:id:kataseumi:20181029013618j:plain
f:id:kataseumi:20181029013652j:plain

 

こちらのトラクターバスに乗れば、先端まで7分くらいなのですが、日曜日というのに、休業との事・・。

トホホ・・。

 

f:id:kataseumi:20181029013625j:plain

こういう道を、延々20分位歩いていきます。

f:id:kataseumi:20181029013614j:plain
f:id:kataseumi:20181029013630j:plain

 

右も左も海が近く、鳥の声がのどかに響きます。

 

f:id:kataseumi:20181029013623j:plain

f:id:kataseumi:20181029013629j:plain

花の盛りを過ぎて、枯れた荒野に赤色差すハマナスの実。

f:id:kataseumi:20181029013626j:plain

 

トドワラ到着! 

 

f:id:kataseumi:20181029013632j:plain

f:id:kataseumi:20181029013631j:plain

 

すげぇ・・・・、何もない・・・。

ここが、「この世の果て」と言われるトドワラですか・・・。

 

f:id:kataseumi:20181029013640j:plain

f:id:kataseumi:20181029013636j:plain

f:id:kataseumi:20181029013643j:plain

f:id:kataseumi:20181029013649j:plain

 

地盤沈下で立ち枯れしたトドワラは、もう今ではほとんど残っていません。

あるのは、広くて静かな野原と、すんだ透明な海。

 

半島の道もそうですが、うち捨てられたような、もの悲しい景色が広がります。

 

散策路は、途中から木道となり、さらにその先は船着き場となり、不思議な光景・・。

 

f:id:kataseumi:20181029013635j:plain

f:id:kataseumi:20181029013645j:plain

f:id:kataseumi:20181029013634j:plain

f:id:kataseumi:20181029013638j:plain

 

何とも言えない光景ですね。

家族旅行なのに、自分探しの旅に来てしまったようです。

 

今日は晴れていて気持ちがいいですが、曇り空で霧が出ていると、この世のものとは思えない景色になるそうですよ。

この世のものとは・・、というより、この世ではない景色の方が正しい表現かも知れませんね。

 

加工してみました、こんな感じ?



野付湾は、冬は結氷するよ

 

野付半島の見どころは、夏や秋だけではありません。

冬は一面氷の世界となり、知床岬を越えて流氷もやってきます。

 

また、野付湾は結氷し、海の上を歩くことが出来るようになります。

 

f:id:kataseumi:20181115002608p:plain

f:id:kataseumi:20181115011709p:plain

 

冬の海を歩く絶景ツアー「トドワラ・氷平線ウォークツアー」 | 別海町観光協会

 

こちらの写真は別海観光協会からの転載ですが、なかなか体験できないすごい写真ですよね。 

このウォークツアーは、一部に薄い氷もあり危険なため、ガイドツアーでのみ体験可能となっています。

 

体験してみたい方は、上記の「別海観光協会」経由でネイチャーセンターへ申し込むか、JALやクラブツーリズム、近畿日本ツーリスト等のパック旅行からの申し込みとなる様ですよ。

 

私も、冬は体験してないので興味あるな。

今住んでいる所とは、全く違う世界です。

以下は、旅行会社のサイトです。参考までに。

 

 

さて、トドワラとネイチャーセンターも堪能したし、5時の飛行機で帰るから、ぼちぼち北海シマエビのお土産を買って、帰路の途中にある「神の子池」によって帰りたいと思います。

 

神の子池は、素晴らしかった・・。

 

⑤へ続く。

読んでいただき、ありがとうございました。