こんにちは。
今日は、積丹にウニを食べに来ていま〜す!
積丹のウニは夏しか食べられない季節もので、その味はもう最高に美味しい。
しかし、人気店は朝7時から長蛇の列(開店は大体早くて8時。通常は、繁忙期で9時頃)・・。
いくら人気があるとは言っても、10年前はこんなじゃなかったよ。
やっぱり、ネットとスマホの普及で、情報が遠心分離機の様に偏り始めているのか・・。
ま、それは置いておいて、今日は積丹半島の帰りに寄った、小樽の24時間営業のスーパー銭湯。
フェリーターミナルに程近い「オスパ!」のレビューです!
ここ、ずっと気になってたんだよねー!
と言う事で、オスパに到着!
早朝から積丹でウニ丼を食べ、ついでに、と言っては何ですが、半島で探鳥をし、若干夫が不機嫌になった所で(夫はバードウォッチングに興味がない)、小樽で更に回転寿司を食し、体を休めるためにオスパへ来ました。
事前に調べた所、ここには岩盤浴もあるらしく、横になりつつ汗をかきながら身体を休める事ができるでしょうっつー事で、期待大です。
24時間営業なので、万が一体力がリカバらなかったら、ここで仮眠を取るという算段です。
因みに、本日猛暑と大混雑で大変疲れたので、小樽観光は無し。
さて、「オスパ」の入口はこんな感じで、『ちょっと大きめなスーパー銭湯』。
本当にここに泊まることができるのか?
複合施設だからか駐車場の車は満杯。
結構賑わってます。
じゃあ、張り切って行ってみよう。
券売機で入場券が買えますが、事前にクーポンサイトや前売り券のサイトで購入しておけば、100円から200円程度安く入れます。
たった200円と思う勿れ。
家族4人なら、800円も安くなるよ。
で、今回は、岩盤浴券も購入。
岩盤浴はオプション料金制で300円。
入り放題ではなく、90分一回制です。
付属品は岩盤浴着と、タオルの大小。
岩盤浴着は薄手のタオル生地で、肌触りが気持ちいい。
タオル最強。
90分制なので、岩盤浴に入る前に受付し、スペースを割り当ててもらうシステムとなっています。
さて、大浴場で身体を洗って温めたなら、岩盤浴に突入です。
なんと、ここの岩盤浴にはロッカールームがあり、男女別に分かれてる。
結局岩盤浴室では皆一緒になるんだけど、その前段階が男女別の部屋になっているのは珍しい。
超落ち着く。
ロッカーもあるし、もしかしたら、前は岩盤浴だけの受付をしていたのかもしれないな。
ちょっと丁寧な作りで好感度アップ。
で、岩盤浴室に入ります。
なんか、ヒノキのすごくいい匂い。
そして、温度と湿度のバランスが良く、そんなに辛くないのに、汗がすごい出て来ます。
更に、岩盤浴が別料金だからなのか、室内はほぼ貸切状態。
マジか。
静かだしいい香りだしで、すごい快適。
実は、北海道の民度が低いのか、入り放題の岩盤浴では、大きな声でおしゃべりする人とか、携帯の音を出す人とかが散見される。
私はこれが凄く嫌で、内心「チッ」と思ってたんですよ。
どこでもある話なのかもしれないけど、特に北海道では岩盤浴室でベラベラ喋る人が多くて、辟易してたんですよね。
喋るならロビーでいくらでも喋れよ。
サウナでしゃべってる人はいいんだけど、岩盤浴室ではほんと静かにして欲しい。
そんな感じで、岩盤浴の90分終了。
低温室や高温室などの種類はなくて、岩盤浴室は一種類のみだけど、浴室も清潔でいい香りだったし、ここはかなりの高得点かも・・。
しかし!
BGMが、昭和後期から、平成初期のポップス。
多分有線なんだろうけど、オーナーの趣味か??
これにはたまげた。
ヒーリングミュージック以外を流してる岩盤浴なんて初めてだよ。
もう、松田聖子から南野陽子、おニャン子クラブが流れたと思ったら、エポに山下久美子にTMネットワークで、身も心もタイムスリップで落ち着かず。
岩盤浴出た後、夫婦で落ち着かなかった話になったが、以降、暫く夫がずっとエポだの竹内まりあだのを聞いていて、若干ウザかった。
大浴場は、懐かしいような空間。セルフロウリュに気合を感じる
さてさて、不思議な空間の岩盤浴を終了し、肝心の大浴場。
(大浴場の写真はないので、HPで確認してね)
ここは数年前にリフォームしたらしく、今流行りのセルフロウリュが、専用の別ストーブにて設置されている。
アロマ水はなく、自分で桶に水を汲んでくる方式らしい。
サウナ室は程よい狭さ。
誰もいなくなったのを確認し、思いっきりセルフロウリュ。
あ、熱いーー!
蒸気がモロに指に当たったー!
恐るべしセルフロウリュ。
専用のストーブで温められたストーンは、まるで溶岩。
焼石に水とはまさにこの事。
そうか、私が今まで体験してたのは、なんちゃってセルフ(オート)ロウリュだったのか・・。
女湯には、ほとんど熱波師も来ないからなあ・・。
などと感動しつつも、身体を流して水風呂に突入・・。
セルフロウリュはかなり攻めていたが、反して水風呂は意外とマイルド。
なんかじっくり入ってられる。
シングルさんには絶対ぬるいと言われそうだが、これがまたいいのよ。
と、言いつつ、水風呂に長く入っていると、脳がバグを起こしてふわふわっと目の前がくるくる回る。
これ、結構あるから皆さんも気をつけて。
露天風呂は、広すぎず、狭すぎず。
リフォームした時に取り付けられたであろう木の板に温かみがあり、とてもいい感じです。
今日はクソ暑かったので、ぬる湯がないのは残念だけど、湯温としては入りやすい温度に管理されていると思いました。
客層は、ギャルからご年配まで。
地域の人に愛されている雰囲気をひしひしと感じましたが、夫が言うには、男湯には、バイカーの人たちや、多分、男一匹トレーラーの人と思わしき人もいたとのこと。
そう、ここはフェリーの港に近いので、旅の疲れを癒す人も多いのだった。
まぁ、私たちも旅の人の類に入ると思いますが、HPによると、数年前のリフォームで、お風呂場のロッカーを、フルフェイスのヘルメットも入れられるサイズにしたんだそうな。
さて、仮眠室はあるのか??因みに、女性専用室はないです
さて、地味ながらもとても良い雰囲気で、岩盤浴とお風呂も満足。
でも、どう見てもここは健康ランドではなく、スーパー銭湯。
24時間営業しているけど、HPでは仮眠室らしきものはなかったので、実際どうなのか、確認します。
階段を上がると2階。
ここには、大広間とレストランというか、軽食コーナーがあります。
うどんやお蕎麦を筆頭に、丼ものや定食などが食べられるようですね。
これで、お腹が空いても安心。
しかも、私の好きな「スプリングバレー」の樽もある。
大広間はこんな感じ。
で、くまなく見ても、仮眠ルームや、女性専用ルームはなく、深夜はここで寝るらしい・・。
22時以降に、500円で枕、マット、ブランケットの3点セットをフロントで借りて、雑魚寝のようです。
(深夜料金別途必要)。
・・・、おおう・・、まるでフェリーの2等客室・・。
ちょっとびっくりしたんですけど、この大広間の向かいに、簡単な身支度ができる洗面ルームがあるんですよ。
ハァ〜、ここはマジで不思議な空間・・。
フェリーターミナルに近いから、早朝や深夜に到着する便に乗ってた人には結構重宝するかもしれないと思いつつ、やっぱレディース専用ルームがなかったり、仮眠室とホールが別れていたりはしないので、治安は悪い方じゃないとは思うんだけど、女性の一人旅とかグループは、夜はホテルを取った方がいいかなと思いました。
あ、リラックスルームはちゃんとあるので、深夜でなければゆっくりしてください。
そんな訳で、北海道に越してきてからずぅ〜〜〜っと気になっていた、小樽温泉「オスパ」。
ご飯も食べられるしゆっくりできるので、観光に疲れたらオススメです。
最新式のものは何もないけど、旅気分を満喫できます。
それではまた。