おはようございます。
経営母体が変わった「定山渓ビューホテル」に宿泊した朝です。
チェックインの様子や、夕食のレビューはこちら⤵で書いておりますので、①から読んでくださる方は、こちら⤵をご覧ください。
朝食会場は大混雑!夕食と打って変わってご飯取るのに30分超!!
旅のひそかなお楽しみは、豪華な朝食。
ビューホテルの朝食会場は「グランシャリオ」でいただきます。
確か、グランシャリオは、以前は夕食会場だった気がするけど、まぁいいや。
しかし、カシオペアとグランシャリオ。
大きくて豪華な会場をいくつも抱えるビューホテル。
早く、団体客も気兼ねなく研修や旅行ができる状況になるといいですね。
朝食会場は、窓が大きくとってあり、朝日の入る気持ちの良い空間。
天井が高く、照明も豪華ですね。
安定のサラダ。
朝食メニューは、北海道定番の海鮮から、和食、洋食と、なかなかのラインナップ。
しかし、前日飲み過ぎた私は食欲がなく、お粥でごめんなさい・・。
そして、朝食会場は、異常なほど混雑をしていた・・。
混雑というより、導線整理ができていないのと、人数に対してビュッフェメニューのテーブルの数が少ない上、小さく、人が散らばらず列が全く動かない。
普通、ホテルの朝食会場は、メニュー如何に関わらず、混雑を防ぐため、いくつものテーブルがシマとなって並び、和と洋のコーナーや甘いもののコーナー、パンのコーナーや卵のコーナーがそれぞれ離れていたり分かれているので、会場の人数が多くても人が散り、そんなに並ばない事が多いです。
だけど、先述したように、少ないテーブルに一列の並び。
並んでいるから興味のないコーナーでも人を抜かすことも出来ず、列は大渋滞。
しかも、それを交通整理する人員もいない。
朝は時間勝負でもあるのに、これはあり得ない。
朝食取るのに、(選んでいる訳じゃないのに)純粋に30分以上かかったのって、初めてだよ。
メニューはそこそこ豊富であるのに、イライラマックスで取りに行く気にもならない。この導線一体だれが考えたんだ?
周囲のテーブルからも、かなりの苦言が聞こえてきました。
今回、ここが一番残念というか、ホテルとしてこれはないだろうという感想を持った部分です。
個人的にはあり得ないレベルの渋滞が発生していました。
夕食はあんなに頑張ってたんだから、朝食も頑張れよ。
というか、もうちょっと考えてくれ・・。
という訳で、30分以上かけて取ってきた、家族の朝食の写真です。
定山渓ビューホテルの大浴場!セルフロウリュとサウナは最高!だけど・・
さて、定山渓ビューホテルのレビューも、最後。
お風呂のレビューです。
さすがに写真は無いので、お風呂の雰囲気は、HPでご確認ください。
公式ページより引用したお風呂の写真はこんな感じだったのですが、お風呂は、全体的に老朽化が目立ち、「経費削減」を一切隠していない感じです。
温泉て、その成分により、配管とか施設のメンテナンスがすごく大変なのは分かっているのだけど、間引かれた照明、薄暗い浴室、禿げた塗装や止まっている滝、多分潰されたのであろう浴槽のあとなどが、言いようもない不景気感を醸し出しています。
元々、大きなホテルで浴場もそれなりの施設だから、維持管理にすごくお金がかかり、手が回らないんだろう・・という事は理解できます。
でも、照明間引くのって、個人的には一番の悪手だと思うんですよね。
元々大きな箱に、必要な分の照明で設計されているんだから、それを間引くとなると、お化けが出そうになるのも無理はなし。
①で、夕食のレビューに「期待してなかったけど」と書いたのは、お風呂の惨状を目の当たりにして、これは食事も期待できそうにないと思ったから。
(①を読んでいただければ分かりますが、実際は夕食はとても良かったです)
あ、でも、フォローすると、浴室は広くて温泉は気持ちいいし、昔のまま、あかすりとか化粧水関連は充実しています。
さてさて、この旅の実は一番楽しみにしているセルフロウリュのあるサウナ。
一体どんな感じなんでしょう?
整いコーナーにセルフロウリュ。サウナーには超おススメ
定山渓ビューホテルのサウナは、温泉ホテルでは珍しく、4段式の大型サウナを完備しています。
しかも、ホテルのサウナって、女湯の場合ほとんど人がいないんですよ。
そう、そして今日も、入っているのは私一人だけ・・。
何という贅沢。
そして、念願のセルフロウリュを!
セルフロウリュを行う場合、他の人に一礼したり加減を気をつけなきゃいけなかったりなんだけど、一人っきりだから、思う存分石にアロマ水をかけちゃうよ!!
ジャー!
・・しかし、サウナ室が広すぎて、ロウリュしても室温が上がった気がしない・・w。
やっぱ熱波師がいないとダメか・・。
熱波師カモーン!
アロマ水は柑橘系のいい香り。
ここは、思う存分広いスペースを堪能するとしよう。
テレビもついてるし、誰もいないから、横になっちゃうもんね。
因みに、水風呂は程よい冷たさで無理ない15度。
サウナの隣には、整いスペースがあり、リクライニングチェアーが3台ほど用意されています。
給水用のジャグも置いてあり、入っているのはレモン水。
極楽です。
ほんと、ホテルのサウナって、なんでいつもこんなに空いているのかしら?
天国すぎる。
コロナ禍以降の定山渓ビューホテル、総合的な感想
そんな訳で、定山渓ビューホテル宿泊記の最後。
相対的な感想。
正直、素敵な所と残念過ぎる所が混在していて、難しいなという感じですが、サウナとお部屋と夕食がよかった事と、昔の豪華な雰囲気そのままの調度品や空間が、不景気感を感じさせず、久しぶりに来て良かったなと思うし、コロナ禍直後(まだ終わってはいないけど)という事や、ここが出来て、全盛期以降にリーマンショックがあったり時代が変わった事を鑑みると、持ち直すためにすごく頑張っているという印象を受けます。
それは、夕食の事とか、手入れされている調度品や、景気がいい時そのままの雰囲気を残す内装などから十分伝わります。
ただ、やっぱり人員が補充できないだけなのか削減なのか分からないけど、北海道割で急に増えた需要に追い付いていない感じも同じくらいあります。
翌朝、皆北海道割についてくる当日限りのクーポンを使おうと、お土産屋さんも大盛況だったのですが、本来8個位あるレジのうち2つしか開いておらず会計に大行列だった事とか、朝食の導線悪すぎるとか。
ホスピタリティが無いとかではなく、どうしようもない部分での綻びが修復できていなくて、満足度が下がる感じです。
この状態で急に団体客が入ったら逆に壊滅状態となるんじゃないかとちょっと心配・・。
でも、こんな素人の心配をよそに、温泉地が華麗なる復活を遂げてくれることを願っています。
定山渓ビューホテル。
最近は、テレビCMも昔のままの音楽で復活し、宿泊プランも増えてきた。
道外の人は知らないと思うけど、あのCMを見ると、楽しかった事を思い出したり、いつもの生活に戻りつつあることを実感したりするんですよ。
プール付きの施設は、冬の長い北海道では子供を連れて行くのにとても人気。
家族の思い出としても残りやすいので、少しづつでもいいから、元通りになって欲しいなと切に思います。
それではまた。
①はこちら⤵