こんにちは、かたせうみです。
6月に蛹になった我が家のポルポさん(ノコギリクワガタ♂幼虫)ですが、その後無事羽化して休眠していました。
2カ月たっても全く出てくる様子はなく、『3回目の冬越すのか!!』という所ですが、掘り出しをして、再び休眠中です。
2年幼虫だっただけあって、ポルポさんは、立派な成虫になりました。
親のクワガタ(♂)と比べてみましょう。
写真ではぱっと見分かりませんが、大あごの形や胴体、足の長さを細かく見ていくと大きさの違いが分かると思います。
この写真だとメスの方が大きく見えますが、大きさは全く違います。
格段にオスの方が大きいです。
いやぁ~、ポルポさん、自然界にいたらモテモテだねこりゃ。
(親ばか)
クワガタ記事、記念すべき10記事目は、2年幼虫だったポルポさんの羽化後と、クワガタ飼育のまとめ記事です。
クワガタ記事は、これで最終回かな・・?
ノコギリクワガタをブリーディングしよう!
夏が始まると、夜店やホームセンターでクワガタやカブトムシの成虫が売り出されます。
個体が大きい輸入ものや幼虫は、ホームセンターの他、昆虫に強いペットショップで扱っています。
成虫を購入した場合は、これから飼育をするので、こんなものが必要になります。
★ 水槽などの飼育用ケース
(虫かごとかダメよ)
★ コバエよけシート
(水槽の蓋にかぶせておくと、コバエがこない)
★ 昆虫マット
(クワガタは、土に潜るので必要です。)
★ のぼり木
(なくてもいいけど、あると喜ぶ・・、気がする。転倒防止や避難場所にも使えるから、入れてあげよう。)
★ 昆虫ゼリー
★ 霧吹き
こちらの記事をどうぞ。
おれはクワガタ王国の神になる! - 人生半分過ぎたらしいので、色々やってみるブログ
この頃は、クワガタで1カテゴリーができるとは思っていなかった・・。
ブリーディングしないなら、オスとメスは別々に
成虫の飼育準備はできましたか?
飼育ケースに成虫を移したら、定期的に霧吹きでマットを湿らせてあげましょう。
びしゃびしゃにしてはダメですが、乾燥は大敵です。
成虫には、水をかけないように注意してね。
ここで注意点です。
クワガタをブリーディングしないなら、オスとメスは別々の飼育容器に入れて飼います。
一緒にすると、卵を産むので、雄雌とも寿命が短くなります。
クワガタを、成虫のまま少しでも長生きさせたい場合は、卵を産ませてはいけません。
自然の理で、オスメスともに、生殖活動をさせると早死にします。
また、1日くらい大丈夫だろうと思っても、オスとメスは一緒の容器に入れた瞬間交尾を始めることが多いので、卵を産ませない場合は、絶対に一緒の容器に入れてはいけません。
ブリーディングする場合は、家族の理解を
クワガタやカブトムシをブリーディングする場合は、家族の理解が必要です。
この記事を読んでいるあなたが、小学生の場合は特に家族の理解が必要です。
なぜなら、クワガタやカブトムシの幼虫が、大嫌いなお母さんが多いからです。
そして、これから経緯を説明しますが、クワガタの場合、幼虫期間が長いものもいて、飼育が長引く可能性もあるからです。
ノコギリクワガタは国内にいる種類なので、温度管理などは特に必要ありませんが、餌を数回換える必要があります。
その場合は、お庭やお部屋に昆虫マットを広げたり、幼虫を掘り出したりする作業が必要です。
また、幼虫を飼育するためのものをいくつか買う必要があります。
大げんかになる前に、しっかりと調べて家族の理解を得てください。
それでは、交尾後のクワガタが、どのようになるのか見ていきましょう。
こちらの記事でも書いています。
クワガタ狂想曲 - 人生半分過ぎたらしいので、色々やってみるブログ
クワガタ狂想曲② - 人生半分過ぎたらしいので、色々やってみるブログ
ノコギリクワガタを産卵させるには、専用のマットが必要です。
クワガタに産卵させるなら、普通の昆虫マットではいけません。
産卵もできるマットを購入しましょう。
写真は間違えて買ったカブトムシ用ですが、カブト用でも、産卵と孵化直後位までなら使えます。
カブトムシとクワガタは、好むエサが違うので、間違えて買った場合は封を開ける前に購入店で取り換えてもらいましょう。
簡単に書くと、カブトムシの幼虫は、「腐葉土」という土を食べて、ノコギリクワガタの幼虫の場合は、発酵度の低いクヌギやナラなどの木のくずを食べて成長します。
本来は、初めからこちらの方を購入するべきですね。
昆虫マットは、ネットでも買う事ができます。
産卵用は、発酵した産卵マットを使用します。
交尾を確認したら、オスとメスは分けて飼育しよう。
オスとメスの交尾が完了すると、すさまじい勢いで昆虫ゼリーが減ります。
ケンカなどでメスが傷ついたりしないよう、また、落ち着いて産卵できるよう、飼育ケースを分けます。
ブリーディングをしてもしなくても、クワガタの雌雄がいるなら、結局飼育ケースは2つ必要になります。
朽ち木。
クワガタの種類によっては、産卵用に専用の木が必要になる場合があります。
ノコギリクワガタの場合はマットに産卵するので必要ありませんが、なんとなく我が家は置いておいた。
ノコギリクワガタは、自然界では木の根元などに産卵したりするようなので、メスが落ち着いて産卵できるよう、朽木はあった方がいいと思います。
でも、ノコギリクワガタは、やっぱりマットの方に産卵していました。
これは、のぼり木です。
ある日かみ砕かれて、こんなになっていました。
のぼり木やくち木がこんなになっていたら、産卵の合図です。
オスとメスは別々にしてください。
秋の中ころには、幼虫を確認できます。
産卵を済ませたクワガタの成虫は、冬の訪れとともに、多くは寿命を迎えます。
天寿を全うしたら、埋めてあげましょう。
クワガタは、死んでしまう前にはほとんど動かなくなりますが、土の中にいたり、ひっくり返らないうちは、まだ生きていることが多いので早とちりしないようにしましょう。
昆虫の多くは、死んでしまうと背中を下に、ひっくり返って息絶えます。
何でかは、分かりません。
(水分バランスとか、脚力の低下とか言われている。)
ブリーディングをしなかった場合、成虫で冬を越す子もいるようなので、大事にしてあげてください。
昆虫ゼリーは、冬場は扱わない店もあり、探すのが大変です。
春先に羽化する幼虫もいるので、夏の間にゼリーを少し買いだめしておくと、焦らなくていいと思います。
近くのホームセンターやペットショップの扱いがなくなったら、頼れるものはそう、通販です。
クワガタのメスが卵を産むと、飼育ケースの下や脇などに、白い粒を見て取れることがあります。
それが、卵です。
自分のブログを確認してみたら、幼虫を見て取れたのが、10月中旬で、その頃1度割り出し(幼虫を1匹づつ分ける作業の事)をしています。
幼虫が少し大きくなったら、育成用の瓶や、市販の菌糸瓶に移し替えます。
クワガタの幼虫は共食いはしないようですが、同じ飼育ケースで育てるよりは1匹づつ分けた方が管理もしやすいのでおススメです。
【クワガタ飼育記】卵から成虫に~菌糸瓶と育成マットでの飼育方法 - 人生半分過ぎたらしいので、色々やってみるブログ
続く。
次回、幼虫の割り出しから育成瓶へ移し、羽化までです。
読んでいただきありがとうございました。