京都には、便利なレンタサイクルショップが沢山ありますが、今日は、「京都ecoとりっぷ」と、「KCTP(京都サイクリングツアープロジェクト)」で自転車を借りてみたので、レビューします。
※ KCTPについてはホテルでレンタルしてるので、借りた自転車のレビューとなります。
今回借りたのは8段変速付きシティサイクルですが、結果としては、どちらの店舗の自転車も、整備されていてすごくのりやすかったです。
昨今は、どこのサイクルショップでも電動アシスト付きの自転車を扱っていますが、私の感想としては、『すっごいロングサイクルとか、山を登らなければ、5段変速あたりで十分』という感じです。
市内観光であれば、8段ついていても3~4速までしか使用しません、多分。
中には貴船神社(すごい山奥)まで自転車で行っちゃう人とかいるみたいですが、そういう事をしなければ、値段の高い電動アシストを借りなくても十分行けるんじゃないかなと思います。
電動アシスト、実は乗ったことないのでその快適さを知らずに書いていますが、そんなに若くない私でも大丈夫だったので、市内観光程度なら、お手軽なシティサイクルをおススメします。
あ、数百円の違いなら、変速機能はつけましょう。
京都ecoとりっぷを利用した感想や金額など
「京都ecoとりっぷ」は、市内に4店舗を展開するレンタサイクル店です。
色々調べたのですが、「京都市認定サイクル店」という事と、京都駅から近い場所に店舗があった事、口コミの評価などから決めました。
上の写真は、京都駅八条口にある本店の写真です。
自転車屋のような外観を想像していましたが、なんと駐車場の一角にプレハブの店舗を構えていました。
自転車は、その奥に倉庫があり、そこに準備されています。
HPの予約フォームから予約しておく
当日自転車に空きがあれば予約なしでもレンタルできるようですが、HPでは予約をおススメされています。
自転車の種類は、変速なし(900円)から、電動長距離(2200円)や親子用(2500円)まで10種類。
宿泊先での返却や、到着してすぐ観光に出る方用に、荷物預かり、宿泊先へのお荷物配達などのオプションが用意されています。
駅から離れているレンタサイクルショップより値段は高め
ここのレンタルショップは、様々なオプションも用意されていて、駅からも近く便利なんですが、お値段がちょっと高めになります。
京都ecoとりっぷ3段変速シティサイクル写真。(写真はレンタサイクル京都ecoトリップ | 京都市認定レンタサイクル店より引用。
当日は、この形の自転車で、8段変速の自転車が貸し出されたと思います。
自転車は基本的に9:00~18:00の1日貸しとなります。
早朝から使用したかったり、夜間に返却したい時は、オプションとなり、別に料金がかかります。
ライトアップを見たり、お買い物を楽しんだりして返却が18時を過ぎることが予想される場合は、先にオプションを申し込んでおく必要があります。
夜間返却は1台につき+400円となるので、ちょっと高くつく感じですね。
京都ecoとりっぷのオリジナルマップはすごく優秀だった
こちらの机で手続き完了。
お店の方の対応や説明は分かりやすく、とてもよかったです。
英語が堪能な方もいて、グローバルシティ、京都を感じさせます。
もう、今や英語が話せる人がいないと商売にならないんだね・・。
そういえば、小樽の市場のおっちゃんも、カタコトの英語や中国語で接客していたっけ・・。
入り口にもこの様にマップが貼りだされていますが、自転車をレンタルしたお客さんには、この店オリジナルの京都マップがもらえます。
この地図がすごい優れものだった!!
(夫に捨てられ、写真無し・・・)
地図は一組に1冊しかもらえないのですが、市内の主要観光地に、駐輪場があるかないかの表示から、近くにある駐輪場の案内、金額、市営なのか民営なのかの表示まで網羅されています。
地図は1枚ものではなく、冊子となっていてすごく見やすい。
行きたい場所を伝えると、スラスラと道を説明してくれます。
それから、京都全体で力を入れている自転車のマナーや注意までも。
お店を見た時にはちょっとビビってしまったけれど、とてもいいお店でした。
今回、私達は夜間オプションをつけて家族3人で5100円と、決して安い値段ではなかったけれど、お店の対応も良かったし、マイペースな旅行も楽しめたので満足しています。
夜間の返却時は周囲は真っ暗でしたが、待っていたお店の方も嫌な顔一つせず、笑顔の接客で、自転車旅を楽しむことができました。
KCTPは、ホテルや旅館にも自転車を提供している
次は、ホテルで借りた、「KCTP」のレビューです。
KCTPは、京都に4か所ターミナルを持ち、ホテルや旅館のアクティビティとして、レンタサイクルを提供するサービスも行っています。
(※ ホテルや旅館のサイクルは、一部を除き、宿泊者専用サービスとなっています。)
KCTPレンタサイクル常設ホテル・旅館|KCTP|レンタサイクル&サイクリングツアー 京都サイクリングツアープロジェクト
私は今回宿泊したホテルで自転車を借りていますので、そのレビューとなります。
KCTPでは、自転車のレンタルだけではなく、ガイド付きのサイクリングツアーなども開催しているようで、「京都路地裏ツアー」や「金閣寺ツアー」、「伏見稲荷ツアー」「鴨川リバーサイドツアー」なんていうのもあるようです。
工場見学などでもそうですが、ガイドさんがついていると、色々な事を教えてくれたり謂れを説明してくれたりするので、とても面白いんですよね。
営業時間は9:00~18:00。
自転車は、変速無しの1日1000円~電動アシスト(2300円)親子用(2800円)と、ecoとりっぷとさほど値段は変わりません。
但し、ホテルなどで借りる場合は 自転車はシティサイクルのみとなり、電動アシストを選ぶ事はできない可能性があります。
実際、私が借りたホテルでの扱いは、8段変速のシティサイクルのみでした。
(それでも十分よかったですが)
対応などは、ホテルによる
KCTPの自転車をホテルで借りる場合は、委託となっているのでKCTPの社員がホテルに待機しているわけではありません。
なので、接客はそのホテルの対応という事にはなりますが、自転車は整備が行き届いており、しっかりとした保管もされていました。
メンテナンスなどは、KCTPの従業員が行っているようです。
また、本部の営業は18時までとなっていましたが、利用時間やサービスはホテルに委ねられる部分もあるようで、私達が宿泊した「ルビノ京都堀川」では、返却時間は19時となっていて、まぁ、少しくらい遅くなってもいいよと言うノリでした。
KCTPのオリジナル自転車は、ポールが高め
さてここで1点だけ。
KCTPで圧倒的に使われているシティサイクルは、オリジナルの自転車です。
画像は自転車の種類と料金|KCTP|レンタサイクル&サイクリングツアー 京都サイクリングツアープロジェクトより引用
どこをどう探しても写真が無かったので、HPより写真を引用しましたが、この様な形の自転車です。
変速機能もついて快適なんですが、この自転車、実際乗ってみるとポールが高めで、乗り降りがかなりきついんです。
前足を上げて自転車の乗り降りをする癖がついている人の場合、ポールに足が引っかかってちょっと危険な場合があります。
私はこの年でも結構足が上がると自負してますが、怖かったです。
この自転車、あれ、高校男子とかが、後ろ足蹴り上げてサドルにまたがる乗り方じゃないと乗れないんですよ。
ママチャリに慣れているとびっくりすると思うので、気を付けてくださいね。
走行中や信号待ちでは何の問題もありません。
一応、2枚の写真を比べてみましょう。
KCTPでも自転車を借りましたが、ポールが高めという事以外は不満もなく市内サイクリングを楽しめました。
京都の自転車散策は、事前に駐輪場のチェックをしておけばかなり快適。
新しい発見もあると思うので、ちょっと歩いたりバスを乗り継いだりするのが面倒なコース取りの時は検討してみてくださいね。
実際にコースを回ってみた感想などは、こちらの記事です。
それではまた。