エルトンジョンの映画を見てきました
こんにちは、かたせうみです。
久々に映画を見に行きました。
半年ぶり??
アベンジャーズですら行く気満々で見に行けなかった私ですが、『ロケットマン』は予告を見て、ちょっと楽しみにしていたんですよ。
とはいえ、昨年からの伝記的音楽映画が連続する市場という事もあり、『柳の下に、そう何匹もドジョウはいないと思うけど・・??』と、ちょっと意地悪な気持ちも働いております。
『ロケットマン』は、エルトン・ジョンの映画
『ロケットマン』は、世界的スーパースター、「エルトン・ジョン」の伝記映画で【PG12】作品となっております。
12歳未満禁止ではなくて、12歳未満は保護者同伴とか、適切な大人のアドバイスの元観賞可という感じです。
だから、別に見てもいいんだよ。
で、どれ位伝記なのかというと、エルトン本人が製作総指揮を担当しているくらい、伝記らしい伝記です。
エルトン・ジョンを演じるのは、映画「キングスマン」で、エグジー役を演じていたタロン・エガートン。
2018年に公開された「キングスマン/ゴールデンサークル」では、エルトン・ジョンと実は共演していました。
制作は「キングスマン」 のマシュー・ボーン。
監督はデクスター・フレッチャー。
彼は(最終的に)「ボヘミアンラプソディー」で監督を務めた方です。
そして、製作総指揮はエルトン・ジョンご本人です。
という所で、色々繋がってるんですが、いやぁ、タロン・エガートン頑張ったなぁという印象です。
パンフレットによると、タロン・エガートンは自身のGFと一緒に、エルトン・ジョンの家で数日過ごしたそうですよ。
エルトン・ジョンの事は、歌やライブ映像位しか知らない私ですが、「キングスマン」に出ていたエルトンを見る限り、『すっごい似てるなぁ~・・。』という感じです。
歌も、吹替かと思ったら、タロン・エガートンが全て歌っているとの事。
びっくりするから、あの歌声。
ロケットマン感想 ん~、ミュージカルなんだね。
さて、エルトン・ジョンの伝記だよ、面白そうだよという事以外またしても予備知識もないまま鑑賞しましたが、『う~ん、ミュージカルだったんだね。』という感じです。
上映時間132分ですが、わりと軽く楽しめる内容の映画です。
かなり古めかしい演出がありますが、1周どころか2周くらい回って、これは最近の流行りなのかな?と、理解するようにした。
エルトンがLAへ移る時、ハリウッドの有名な画像が出ますが、これまたオーセンティック中のオーセンティックな映像で、もうこれ、狙ってるとしか思えませんね。
内容としても難しい所はなく、意外と明るく進むなという印象を受けましたが、この手の映画はどうしても「ボヘミアンラプソディー」に似てしまう部分があるので、史実であっても「またか」といった場面が散見されます。
実際、『ほぼ同じだろこれ・・。』という所もあり、ラストにライブもって来られたら、私にとっての評価は著しく下がるところでした。
どうやっても、音楽映画はこんな構成になるんだろうなぁ・・・。
でも、なんかこう・・、もうちょっと・・、ねぇ・・。
PG12となった『ロケットマン』
エルトン・ジョンといえば、ドラッグ中毒でゲイだったという事は有名ですが、映画の中ではかなり露骨な表現で 描かれています。
ボヘミアンラプソディーもアメリカやイギリスではR指定だったそうですが、比べてみても、かなり直接的な表現で映像化されています。
故人の場合、色々と直接的な表現を用いるのが難しいのだと思いますが、今回は本人が総指揮をとっているという事もあるからか、ドラッグのシーンが凄く多いです。
性的な場面はそう多くはないけれど、なかなか衝撃的ではありますね。
なので、これはちょっと、子供にはあまりまだ見せたくはないかな・・?
と思う方は多いと思います。
『ほんと、音楽業界ただれてるな~・・。』という感想しか出ない。
エルトンの奇抜なファッション以外のファッションも見どころ
パンフレットもキラキラの映画「ロケットマン」ですが、エルトン・ジョンの奇抜で有名なステージ衣装や私服は、映画でも忠実に再現されています。
ここも映画の見所ですが、エルトンが子供時代の本人の服装や、母親のワンピース、ガウンなども、古い時代のイギリス風でとってもキュートでお洒落です。
あのお母さん、ちょっとダメな人だけど、あの人と再婚してよかったよほんと。
そして、早くからスーパースターで、今もスーパースターのエルトン・ジョンの豪邸も目の保養でなかなかいいですね~!
パーティー三昧、ドラッグ三昧なんですが、昼の明るい時間が多いので何となくイメージが違って見えますし、ビッグな人は違うわという気持ちにさせられます。
金持ち感覚が違うんですよ、日本のイメージと。
本人が元気だから、辛くても明るい兆し・・?
映画のジャンルが同じだったり、似ている部分が多かったりと、ボヘミアンラプソディーと比べてしまう作品ですが、まぁ・・、大体同じと言ってしまってもいいかもしれません。
ただ、作品のカラーはかなり違う印象を受けます。
ボヘミアンラプソディーが 、死に向かっていくイメージなのに対し、ロケットマンは本人も存命中だし、依存症を克服したという事実があるからでしょうか??
スーパースターの苦悩や裏切りといった、一通りの問題はありますが、あまり心のざわつきのようなものは感じず、最後まで見る事ができました。
思いがけずミュージカルだったことを除けば、作品としては平均点なんですが、個人としてはまぁまぁ楽しい映画でした。
公開間もないのであまり詳しく書けませんが、割とデートでもいけるかなと思いますよ。
ただ、エルトン・ジョンの事知らないと、辛いかな・・?
それではまた。