こんにちは、かたせうみです。
実は、先日父が亡くなりまして。
特に長患いしていたわけでもなく、ここ数日で急激に体力が衰え、気づいたら死んでいたみたいな感じで、家で亡くなったもんだから、警察とか来て大変だったらしいです。
私は同居してないし、遠い北の大地で暮らしているのでその場にはいなかったので分かりませんが、知らせを受けて実家に帰ったものの、遺体はまだ帰ってきてないし、葬儀の日程も決まらず兄弟には「まだ帰ってこなくて良かったのに」とまで言われる始末。
そんなん言われても、父が亡くなったとか言われて帰らんわけにいかないでしょうが。
帰らなかったら職場の人とかも変な気遣いするでしょう!
と言ったら、「言わなきゃいいじゃん」とか世間知らずの妹に言われましたが、言わないわけにもいかんでしょ、アホですか??
こういうの、後が面倒なんだよ、言わないと。
今時気にする人も少ないかもしれないけれど、忌引き取得確定なんだし、言わないのも面倒なんだよ。
自分が。
もう、面倒事はごめんだよ!
って感じで、早々に実家に帰ってきました。
実は、亡くなる直前のGW、私か実家に帰った時に、父は急に衰えて、救急車を呼ぶ事態も発生したんですが、生きているので一応私は北海道に戻ったんですね。
でも結局、私が自宅に戻って2週間位で父死去。
こういう事って、割とよく起きます。
なので、いつもと違うタイミングで連絡が取れたり連絡したり、偶然会ったりという時は、何となく気をつけるようにしています。
ご縁が復活するような、良いこともあるんですけどね。
そういう理由で、当時も「もう長くはないな」と思ってた。
私が帰省しているたった1週間で、目に見えて衰えたから。
もう、「人間、こんな数日で20歳も年取るか??」って感じ。
なので、GWに実家に帰ったのも、救急車を呼ぶ事態になったのも、虫のお知らせ的なサインだったと思うので、父が亡くなった知らせには特段驚きはしませんでした。
余談ですが、遺体も戻ってない状況なので、夫には、葬儀の日程が決まってから帰るようには言いました。
あちらは義理の関係なので、影響はないでしょう。
葬儀は速攻で「家族葬」に決める
そんな訳で、葬儀の相談。
うちの父は、年金逃げ切り世代よりももっと優遇されている世代なもんで、60歳以降働かず、楽隠居生活で母には超絶ウザがられていたのですが、まぁ、とにかく定年退職後、20年以上ずっと家にいた。
若かりし頃はそこそこ付き合いや趣味のあった父親ですが、年齢とともに釣りなどのアクティブな趣味からは遠ざかり、囲碁や読書も脳梗塞後は難しいようで、晩年は結構無趣味な感じで、典型的な「定年したら切れる」人間関係しか背負っていなかったので、今風にいうと(?)濡れ落ち葉的ぼっちな晩年を過ごしておりました。
・・、私も、実の娘とはいえ、酷い言いようっていうか、文章にすると酷いねこれまた・・。
で、父は一人っ子だったので、親戚もほとんどいないし、仲の良い友人達も既に旅立っていたりで
はっきり言って、もう誰に連絡すればいいのかも分からないし、母も数年前の脳腫瘍で大きなお葬式も辛そうだから、1日葬の家族葬でいいじゃん。
ということになり、お通夜もしない事となったが、母も全く異論なし。
父の親友はどうなんだと母に聞くも、「ある程度の人はみんな亡くなっちゃったし、あの人友達なんていないでしょ。」と一蹴。
ひ、ひどすぎる・・。
全く、母も酷い言いようで、女の恨みはキャッシュバックとはまさにこの事。
実はこの後、父が昔やらかした浮気の恨み言などが続いたが、それはまた別のお話だし、この話もう100回は聞いてる。
しかし、こんな事ならエンディングノートくらい書いておいて欲しかったよ全く。
ご近所さんは後日お線香をあげにきてくれたりなどしましたが、高齢者の葬儀の場合、その兄弟も高齢であることが多く、既に亡くなっていたり、遠い所に住んでいたりすると来られないことも多い。
そして、お付き合い程度の人達には、「家族葬なんで」と言えば、お互い気楽に済ませられるというものだ。
現役時代に亡くなっていたり、10年前の時代ならそんな訳にもいかないが、今はいい制度があるもんだ。
まぁ、家族葬は家族葬のデメリットみたいなこともあったのですが、これもまた別のお話じゃ。
葬儀屋と打ち合わせ。事前に友人から得た情報は無駄だった・・
そんな訳で、家族葬の専門業者と打ち合わせ。
料金プランなどは結構ドライな感じで、花や香典返し、お膳等を選ぶだけで、料金は一覧表になっているし、ポッキリ系。
各種オプションも良心的だ。
この前、「父が死にそう」なんて話を学生時代の友人達としていたら、若くして伴侶を亡くした友人が
夫が亡くなったときは、気も動転しているし、出来るだけ「してあげたい」という気持ちから、葬儀屋の言われるままに、あ、それも、あ、これも・・、じゃあそれでお願いします。
なんて感じで、言われるがままにバンバン料金が上乗せされたのよ。
で、見かねた義姉が、これからお金がかかるんだから、気を確かにねって止めてくれたの。
でね、これだけは要らなかったなっていうのがあって・・。
という話をしてくれたので、私は「湯灌(ゆかん)」だけはお勧めされても断るぞと思っていたが、この葬儀屋の家族葬のプランにはそんなもの一切入っていなかった。
また、別の友人からは
義母が亡くなった時は、エンゼルケアっていうか、化粧師さんと一緒に死化粧を施すオプションがあって、私とか娘とか、みんなでお化粧をしてあげて、義母も綺麗になったし、送ってあげるという気持ちになって、結構良かったよ。
とも教えてもらえたので、父の時はやらないが、母の時にはいいかもね・・、と思った。
が、そもそも家族葬には(この葬儀屋だけかもしれないけど)死化粧のオプションなんてものもなく、それをお勧めされることもなく、超絶ドライな商談で打ち合わせ終了。
料金は色々と込み込みであった。
うわ、小話で終わるつもりが長文に・・②へ続く。
一応、次回で終了予定・・。
「聞いてないよ〜!」な恥ずかしい話は次回に持ち越しです。
ところで、私もネット銀行やらネット証券などを使っているので、自分用にエンディングノートが欲しいんだけど、なかなかログインパスワードやIDなどに対応しているノートがないんですよね(3年前の記憶)。
「誰に連絡して欲しいか」も大事なんだけど、そんな事より、大事な財産没収される前に、家族がなんとかできるようにしておかないとですよね・・。
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