こんにちは、かたせうみです。
学生時代、被服縫製の成績がすっごく悪かったのに、頑張って手縫いでマスクを作っている第2回。
今日は、実際に作った感想などです。
これから作ろうと思っているけど自信のない方、立体マスクとプリーツマスク、普通の四角と悩んでいる方は、参考にしてみて下さいね。
前回記事は、こちらです。
立体マスクとプリーツマスク、どちらが楽に作れるか??


立体マスクにプリーツマスク。
立体マスクの事は、「ベトナムマスク」なんて呼ぶこともあるそうですね。
マスクも色々あるけれど、初めて作るのならどれが簡単にできるでしょう??
一番簡単なのは、アベノマスクみたいな四角いもの。
今回私は、プリーツマスクと立体マスクを作りましたが、結論から言うと『プリーツマスクは意外と簡単に作れた』という感じです。
立体マスクは一見難しそうですが、型紙さえあれば手順も楽だし、縫う場所もプリーツマスクよりは少ないので、見た目よりは遥かに楽に作れます。
対してプリーツマスクは如何にも難しそうですが、実は型紙も要らないし、まっすぐ縫うだけなので、手の込んだことをしなければ、初心者さんでも結構いけます。
ただ、プリーツにタックをつけたりステッチしたり、レースをあしらったりバイアステープをつけたりと、完成度やデザイン度を上げていくと、当たり前の事ですが、どんどん難しくなります。
意匠を凝らさず上の写真位のものであれば、家庭科2でもつくれます。
プリーツマスクは、プリーツ部分の折り込みにアイロンが必要だったり、折込のサイズを計ったりと、お裁縫が苦手なら難しそうですが、適当な感じに折り込んでアイロンで押さえてしまえば、わざわざサイズを計らなくても上手にプリーツをつける事ができます。
それから、元は四角い布なので、少し曲がったりしていても修正がききやすいです。
立体マスクの思わぬ落とし穴
一方、立体マスクは布が重なる部分も少なく、型紙を用意して切って縫うだけなので簡単です。
しかし、出来上がりは全体的に曲線が多く、四角いマスクよりも顔にフィットするので、サイズ選びが重要となります。
前回型紙通りに作ったのに、夫の顔のサイズでは、立体マスクは入りませんでした。
また、顔の正面で切り替えが入るため、布を切る時や縫う時に手を抜くと左右対称にならず、着用している時も違和感があったりします。
それと、大きな柄の時は気をつけないと、左右で大きくデザインがずれてしまう事もあり、見た目に問題が出てきてしまったりします。
手順を見ていると、立体マスクの方が全然簡単そうなのに、残念ながらごまかしがきき辛いのは立体マスクの方です。
簡単プリーツマスクは、やっぱりプリーツが広がりやすい・・
思ったより簡単にできて、エレガントな感じのするプリーツマスク。
一番大変だったのは、ゴムを通す部分を縫う時ですね。
織り込んだ部分ごとまっすぐ縫うのですが、布が幾重にも重なっているので、手縫いだと針を刺していくのが難儀でした。
ユビガイタイ・・・。
特に計ってもいないけれど、いい感じにプリーツをつける事ができましたが、やっぱりプリーツ部分をある程度固定できるように、タックをつけるとか、プリーツの部分にステッチを入れて行くとかしないと、着用中に布が伸びて、何となくシルエットがだらしなくなってしまいます。
着用中に、「びろーん」となってしまうのを防ぐためには、プリーツの山折り部分にしっかりステッチを入れるか、プリーツの両端から各4cmくらいづつ、タックを入れた方がよさそうです。
最後に、作ったマスクと買った記事の自慢をする!
さて、私でも作れたマスクの記事ですが、1枚作ると調子に乗って、どんどん作りたくなってしまいます。
手芸店では、今や手作りマスクのコーナーに人だかりができていますが、どんな模様の布を買えばいいのか悩んでいる人も多いと思います。
もう、好みなんですが、結構派手な布でもマスクは意外としっくりきます。
今日は最後に、買った布の紹介などをして、終わりにしたいと思います。
見て見て!
黒マスク。
仕事にはさすがに着けていけないが、評判の悪い黒マスクでも、柄が入ると意外とお洒落でシックな感じにキマります。
先日、黒地に赤い花柄の手作りマスクをつけた女性を見かけました。
マスクをしていると口元が見えないので、赤い花がルージュのようで引き立っていました。
いいなと思って探したけれど、今日行ったお店では、そういう感じのハギレがなかったので、ちょっとだけバブル臭のするこの布を購入。
立体マスクでもプリーツでも万能のインディゴブルー。
生地が分厚そうに見えますが、布地自体はとても薄いものを使っています。
この色はよっぽどのことが無い限り、職場でも大丈夫だと思います。
柄合わせも要らないし、すごいおススメ。
ガーゼどころかサラシも売ってないから、薄手のクリーム色の生地を購入。
仕事用。
面白みはないけれど、数枚はこれで作らないとな・・。
立体マスクにして、あごの部分に小さい刺繍やアップリケをつけて楽しんだりも、白地なら許容範囲でしょう。
また、同色のバイアステープで縁取れば、適当マスクも清潔感溢れる高級マスクに昇格します。
サーモンピンクのリバティ柄。
プリーツマスク用。
こういうのが、意外と違和感なくお洒落にフィットして、顔を明るく見せてくれます。色も優し気なので、相手に優しい印象を与える事も可能。
(印象操作)
個人の好みだけど。
ちょ~かわいい、レトロ猫柄!!
立体マスク用。
完全に個人の趣味!
仕事には着けていけないけれど、絶対可愛い猫柄。
私には完成図が見える!
マスクコーナーで、生成りの生地と抱き合わせで売っていたグリーンのギンガムチェック。
この手の柄は、手作りマスクしている人の最初の1枚として結構おススメされているよね。
男女問わず活躍しそうです。
奥のタータンチェックは、娘の希望。
ところで、今、ネット販売でもハギレのセットが買えるって知っていましたか?
普段お裁縫なんてしないので、ネットを見てびっくりしました。
中には、高級西陣織や友禅染の布もあり、とっても素敵でした。
シルクだから、お肌にもいいよねきっと。
特に、白無垢で使いそうな真っ白な地に、金糸や銀糸で鶴の刺繍がしてあるものを見た時には、思わずポチりそうになってしまいました。
でも、さすがに高いし、息もできなさそうなので諦めましたが、誰かこれでマスクを作ってみて下さい!
強そうな「鳥獣戯画」や「白虎」なんかもありましたよ。
マスク作成の様子はこちらの記事をどうぞ。
家庭科2でも大丈夫!マスクは作れるし、手縫いでもいける。 - 人生半分過ぎたらしいので、色々やってみるブログ
それではまた!