うみブログ

主に旅行記や、映画の感想などの雑記ブログ

第一烏柵舞(ウサクマイ)橋から千歳第4発電所まで、青い鳥を探して

🔸本サイトには、アフィリエイト広告が含まれます🔸 ※案件は一切ありません

こんにちは、かたせうみです。

 

本日は、千歳川の清流沿いにある「烏柵舞(うさくまい)園地」に来ています。

ここは、野鳥愛護会の人達も野鳥探索に訪れる、自然豊かな場所なのですが、先日、ウトナイ湖ネイチャーセンターの方とお話をしている時に、「オオルリを見たい。」とお話ししたら、ここを教えてくれました。

 

オオルリ(オス)の写真

オオルリ(オス)。メスは青くない

 

オオルリは、たまに公園などでも見かける事があるのですが、それは通過のほんのひと時で、繁殖期は崖地のような所に巣を作る為、公園などからは姿を消すのだそうだ。

 

ウトナイ湖も、自然は豊かだけれど、平地なので、オオルリはいないとの事。

う~ん、あたりまえだけど、鳥の生態を知らないで、闇雲に探しても、野鳥は見つからないもんだ。

 

という事で、場所を教えてもらったんだけど、千歳川沿いには、製紙会社の最大手「王子製紙」が、発電所をいくつか作っているんですね。

 

明治の頃に作られた「第一発電所」は最も上流にあり、建築遺産にも指定され、見学もできるようになっています。

 

で、今日は、もっと下流の「第四発電所・ダム」までの林道を、「第一烏柵舞橋」から散策します。

 

すごくいい所なんですが、この辺は山なので、真面目に熊の出没ポイント。

 

クマ出没注意看板の写真

クマ出没注意は、笑い事ではありません

 

こういう所であり、林道の入り口を教えてくれたおじさんにも「大丈夫だと思うけど、気を付けてね。」と言われたばかりで、ちょっと不安・・。

 

駐車場は、「烏柵舞」手前ちょっと下る

 

烏柵舞園地休憩所の写真

 

という事で、「烏柵舞園地」の駐車場に到着。

千歳川沿いにあるので、向こう側はもう川。

 

 

ザァーっと流れる川の音や鳥の声、木々の緑は最高に癒してくれます。

 

 

カヌーのエントリーポイントにもなっています

ここは、カヌーのエントリーポイントにもなっているので、大きなカヌーを積んだ車も多く止まっています。

芝の公園や散策路、トイレ、東屋なども整備されており、休日のリフレッシュに来る人達も見かけますが、千歳市には、この手前にファミリー向けの大きな公園が2つほどあるので、あまり混雑はしていません。

 

烏柵舞園地トイレの写真

トイレこんな感じですが、中はキレイでした。

 

千歳市街や千歳インターチェンジ方面から来る場合、支笏湖公園線に入り、バードウォッチングカフェを過ぎたあたりから「道南建設」の看板を目安に、ちょっとそれた道に入り「第一烏柵舞橋」の手前を左に降りると烏柵舞園地の駐車場があります。

 

札幌方面や苫小牧方面から支笏湖公園線を使って来る場合は、やはり道南建設の看板を目安に、公園線をおり切ったあたりから、入る形になります。

バードウォッチングカフェまで来たら、行きすぎです。

 

 

 

第一烏柵舞橋から、およそ1.7キロの散策路へ出発!

第一烏柵舞橋写真

第一烏柵舞橋から出発!

では、駐車場から、まずは第一烏柵舞橋へ向かいます。

 

 

あの橋が「第一烏柵舞橋」。

運がよければ、橋の上から、ヤマセミやカワセミを見る事ができるそうだ。

因みに、渓流沿いを、大きな翼で飛行する、迫力のあるサギを見ることも出来ますが、カメラが追い付かず、写真なし。

 

第一烏柵舞橋写真

烏柵舞橋に来たよ!

 

それと、余談なんだけど、カメラについてるレンズが望遠なので、近い所の景色が思ったように撮れないよ・・・、とほほ・・。

 

 

烏柵舞橋から上流を臨むと見られる景色はこんな感じ。

写真では分かり辛いけれど、千歳川の水は、とても綺麗で、鮭が遡上してくる事でも有名です。

釣りスポットでもあるので、春先からは川に入る釣り人も多く、カワセミとはなかなかお目にかかれません。

 

 

さて、暫くこんな感じの道を歩くと(右側はサイクリングロード。支笏湖まで行けます)ほどなくして、「サケマス孵化場」が見えてきます。

 

 

サケマス孵化場には、見学もできる「さけます情報館」もあるのですが、残念ながら、火曜日と、土日祝日は休館で、中には入れません。

 

この辺りにも、野鳥が来たりするらしいので、平日に行ける時があれば、立ち寄ってみるのもいいですね。

 

ハクセキレイの写真

さけます情報館の橋に、ちょこんと止まっていたハクセキレイ(と思われる)

 

 

さて、さけます情報館を右手に見ながら歩いていくと、ちょっと坂になっていて、こんな看板が見えてきます。

少し歩くと、林道の入り口となります。

 

林道に入らずこのまま歩くと、支笏湖公園線に出てしまうので注意。

 

林道入り口到着!ここは、グーグルマップやグーグルアースでも出てこない

千歳第四発電所までの林道入り口の写真

林道の入り口はここです

 

林道の入口に到着しました。

ホントに??

こっからはいるの??

という感じですが、ここから入ります。

ガードレールから下をのぞくと、確かに道がある。

こんな看板も建っているから、入る人はいるんだろう。

上流に、第4ダムがあるって書いてあるから、確かにここです。

 

実は、数日前にグーグルマップやグーグルアースでも確かめたのですが、この林道って、上からの写真では、木が邪魔して全く見えないし、マップにも認識もされていない。

 

でも、さっきおじさんに聞いたら、ここだって教えてくれたので、行ってみる事に・・。

熊だけはほんと勘弁してくださいよ・・。

 

 

林道へ入ると、山道ながらも、確かに頻繁に人が通っている形跡のある道がある。

あとで人に聞いたところによると、発電所の人が通る道らしいです。

渓流沿いなので、心が洗われるように眺めがいい。

北海道野鳥愛護会さんのHPによると、「今では珍しくなった、手つかずの自然河川」だそうです。

 

参考(北海道野鳥愛護会HP)☞千歳川

 

しかし・・

 

 

自然が豊か過ぎて、一人だと結構怖いです。

バードウォッチングの人と稀にすれ違う事もあるけれど、ほとんど人に会う事はありません。

穴場か??

で、近くでガサガサ音がしたりすると、心臓が凍る思い。

熊が出る可能性さえなければ、すごく癒される道なのに・・。

 

 

林道を、およそ1.2キロ進むと、間もなく終点、「千歳第四発電所」です。

 

 

 

千歳第四発電所到着。

大正9年に建てられています。

赤いレンガが、歴史を感じさせますね。

一応、関係者以外立ち入り禁止となっているので、奥には進まず。

 

先程、第一発電所は明治時代に建てられ、見学もできると書きましたが、遺されているのではなく、発電所は今も現役なんですよ。

 

千歳第四発電所ダムの写真



烏柵舞橋から第四発電所近辺で撮影できた野鳥

 

アカゲラ

という事で、烏柵舞園地の駐車場から片道およそ2キロ。

この周辺で撮影できた、野鳥の写真をご覧ください。

 

オオルリの写真

オオルリ(新しく買った、400㎜のレンズで撮影)

ネイチャーセンターのお兄さんが教えてくれた通り、オオルリに遭遇しました。

綺麗ですね!

コルリやルリビタキ、カワセミなんかも青い鳥ですが、青い鳥は、幸せを運んでくれそうで、何となくいつも探し求めています。

 

キビタキの写真

キビタキ


これは、第四発電所付近にいた「キビタキ」。

この写真は、まだ400㎜のレンズ購入前で、250㎜で撮影しています。

 

キビタキが来た!

 

林道に入ってすぐの所に、一か所、泉のようになっている場所があるのですが、そこでじっと枝になったつもりで待機(これが大事)していると、水浴びをする可愛い鳥達に遭遇する事があります。

 

 

キビタキの水浴び、可愛いですね。
☞この先、虫が出てきます。苦手な人は注意

 

移動しながらエサを物色するアカゲラを追っています。

アカゲラが飛んでいる写真

アカゲラに気づかれた・・。木にピントが合っている所が悲しい・・

 

センダイムシクイの写真

ウグイスにも似てるけど、多分、センダイムシクイ

いや~、自慢げに虫食ってるよ、可愛いね。

 

千歳第四発電所付近には、車が通行できる道があり、こんな感じになっています。

 

 

左右が崖地になっていて、道が谷になっています。

こういう所にオオルリがいるって教えてもらえましたが、確かに、ここでオオルリが囀っていました。

 

頑張って囀ってるって事は・・、まだ彼女がいない状態という事ですね・・。

と思うと、残念な感じも・・。

 

 

 

虫をくわえて、ガードレールに止まっていたキビタキ。

なんか、目の前に「シタッ!!!」と下りてきて、ガードレールに暫く止まってた。

感動しすぎて写真を撮りまくりましたが、キビタキちゃんのくわえている虫が、まだ・・、グリンとしていて・・、活きがいいですね。

 

キビタキ:見て♡ムシ

この辺から、落ち着いてシャッターを切れるようになってきた。

そして・・、エサとなった虫が・・、虫の息に・・・。

 

可愛すぎるキビタキの写真を連続であげましたが、最後に、トリミングしたドアップのキビタキをご覧ください

 


きゃ~~!

アオムシがダメな人、ごめんなさい!

それではまた。